同名のデンマーク映画のハリウッド・リメイクですが、シンプルな映画ながら、
こちらのほうが色々作り込んでいます。
なんと言ってもジェイク・ギレンホールさんの演技が秀逸です。
【あらすじ】
ロスアンジェルスの緊急通報センターに勤務するジョーはもともと他の部署に居たようですが、
何らかのことでそこに配置されているようです。
そこに女性から通報があり、どうも彼女は誰かにさらわれて車に乗って移動中のようです。
さらに、その相手は武器を持っているようで、彼女は自分の子どもに電話をしている様に装って
ジョーと会話しています。
ジョーは少しずつ話を聞き出しながら、彼女を助けようとします。
【感想】
緊急通報センターの大型モニターで山火事の起きている郊外を映しながら
話が展開してゆきますので、終末世界的な感覚があります。
電話の音声で解ることは少ないですが、交通警察などの様々な部署につないだり、
通話相手のことなどをデータベースから色々と調べられますが、
最初に想像した方向に考えて調べてしまいます。
通話相手の声や仲間の警察官の声は聞こえても、そこに行ったり見たり出来ない
もどかしさが、強調される展開になっています。
暴力や格差などの、現代社会の問題を色々と考えさせる内容でした。
ほぼ全編、ジェイク・ギレンホールさん一人の出演の映画ですが、とても見ごたえのある映画でした。
ジェイク・ギレンホール主演『THE GUILTY/ギルティ』予告編 - Netflix
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