TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

サラ川 メディアが選ぶ秀句

2013-02-21 | ことば

 

第一生命が募集する恒例のサラリーマン川柳、

今年の応募は3万句を越えた。

私の手元にあった読売・朝日・日経の3紙と

NHKが紹介した川柳を拾ってみた。

それぞれ6~8句紹介している。

このうち重複して紹介されているのは5句。 

① 党名を 覚える前に 投票日 (後期高齢姿)

② 政治家も ビールに負けじと 第三に (箸持っとる)

③ 妻よりも しゃべってなでてる タブレット (マニュアル浜口)

④ 「辞めてやる!」  会社にいいね!と 返される (元課長)

⑤ 読みきれぬ 妻の心と 円と株 (ポチの父)

各メディアがどのような経緯でこれらの句を取り上げたのか。

現場の記者の書いた原稿がそのまま掲載されたものもあるだろうが、

デスクなどいろんな人物が関与したことも十分考えられる。

いわば、メディアお墨付きの作品といえる。

読者側にとっては、まず最初にふれた句がずい分印象に残る。

アナウンス効果といえばいいのだろう。

このコンクールは、入選作100句の中から

読者の投票で秀作が選ばれる。

巨大メディアが紹介したこれらの作品は

きっと上位にランクされることだろう。



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