TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

世界禁煙デー

2012-05-31 | ことば

 

5月31日は世界禁煙デー。私は27年前にタバコをやめたが、

愛煙家の居場所は年々なくなってきている。

喫煙者を採用しない企業もあるそうな。

きょうのテレビ、新聞は、

「家族のために吸わないで」と訴える人たちを映し出していた。

朝日は生活面で“禁煙鎖国ニッポン”と題し、

世界各国の喫煙防止の取り組みを紹介していた。

 

私が気になるのは“歩きたばこ”という言葉。

近所の歩道橋にも横断幕が貼り出されていた。

歩きながらタバコを吸う姿をさしてのことらしい、

一時は歩行禁煙と言ったりもしていた。

しかし、私は昔からある“くわえタバコ”という表現を支持したい。

狭義なら「タバコを口にくわえたまま」の状態かもしれないが、

歩きながらタバコをすっている姿をさして

“くわえタバコ”といても私にはなんら抵抗はない。

“歩きタバコ”はどうも役所の造語のような匂いがする。

 

 

 

 

 

 


間抜けな話に決着

2012-05-26 | メディア

NHK経営委員長の数土文夫氏の兼職問題。

朝日新聞5月25日の見出しを並べる。

1面、「NHK経営委員長辞任」「数土氏、東電に専念」。

3面、「急転NHKより東電」「高まる批判  兼職断念」「“私がいなくても”」

さらに作家吉岡忍氏の談話「放送倫理 甘い認識」。

この問題の経緯は省くが、朝日が執拗に追ったことは評価したい。

私が思うに、NHKは国民負担の受信料を基盤にしており、

放送ガイドラインでまず第一に“自主・自立の堅持”を挙げている。

経営委員会は経営の効率化など採算面よりも

“公共メディアであるNHKのありよう”をどう維持するかを

考える組織でなければならない。

そのトップである経営委員長の“兼職”を見過ごすことはできない。

吉岡氏の言うように、「報道機関としてのNHKが

民主主義にかかわる重要な役割を担っている」ことを

もっともっとシビアに認識すべきではないかと思う。

本人は「私がいなくても・・」とうそぶいているようだが、

“いてはいけない人物”である。

NHKに向けられる国民の目線が見えなかったとしか思えない。


ナビの悪戯!?

2012-05-26 | グルメ

NHK24日の『あさイチ』、神戸北区が紹介された。

六甲山地の西端にある弓削牧場、

近くなのでときどき覗きカマンベールなどを購入しているが、

今回は番組で紹介された生チーズの「フロマージュ」を買った。

チーズというよりは何かふわふわしてさわやかな感じ。

お薦めということで家に持ち帰って

ブルーベリーのソースをかけていただいたが、

チーズというイメージを抱きすぎていたせいか物足りない。

どのようにして食べたらいいのか

この次は現地ののどかな雰囲気の中で食してみようと思う。

独特の臭みが苦手でチーズを避けていた人にとっては

歓迎ということになるだろう。

ただ、この牧場に行くには少し心得が必要。

ナビ頼りで行こうとすると大変なことになるかもしれない。

とにかくナビの指示に従って走った。

有馬街道の交差点から森林植物園の方に連れていかれる。

牧場のゲートらしきものがあるが、こちらからは入れない。

牧場のホームページでく紹介されているように

まず「広陵中学校」を目的地に設定してそこまで行き、

ここで近隣の人に聞くのが一番だろう。

すぐ近くまで行っていても目印らしきものはなく

牧場の入り口にたどり着けないかもしれない。

私は牧場入口の看板付近をナビ登録している。

これならスンナリいける。

ある程度土地勘のあるところならいいが

ナビのミスリードには泣かされることもしばしば。

 

 

 


兵庫県庁脇のバラ園

2012-05-24 | 散策

懐かしい友から留守電が入っていた。

これといった用件ではなかったが、久しぶりなのでちょっと会いに行った。

兵庫県庁のすぐ東、山手幹線の一角に造られたバラの花壇、

ご覧のように赤や黄色など鮮やかな色合いのとりどりのバラが

見事な花を咲かせていた。

最近はこの辺り高層マンションなどが増え様相を変えているが、

バラとのコントラストは目をひきつける光景だった。

一本の電話で随分得をしたように思った。

 

 

 


金環日食!我が家の庭で観測

2012-05-21 | 時事

 

282年ぶりという兵庫での金環日食。

うっかり寝過ごすところだったが、なんとか間に合った。

というのも、我が家の庭からばっちり、

ほとんど雲もなく、次第に月が太陽に重なっていった。

もっと大きく豪快なものかなと思っていたが、

予想に反してかなり小さいものだった。

何か金の指輪のような感じだった。

でも大満足、金環日食を見るのは

私の人生で、これが最後だろうから・・。

 


四季の舞い!青岸寺 

2012-05-21 | 散策

米原の青岸寺を訪ねた際頂いたのがお庭を撮ったこの写真。

水に沈む苔の美しさについてはすでに触れたが、

必ず雪に見舞われる冬も様相を一変するという。

水の部分が砂よりももっと白い雪で覆われるという。

写真のように趣をまったく異にするそうな。

秋の紅葉も実にまばゆい。

 


いったい どっち? 米原??

2012-05-20 | ことば

湖北の町・米原、「まいばら」とも、濁らず「まいはら」とも言われる。

どちらが正しいのかといっても、容易には決められない。

ただはっきりいえるのは、

平成の合併前の米原町は濁らず「まいはら」だった。

それにあわせたのが当時の道路公団、

表示の案内が“maibara”と“maihara”の2本立て

これをきちっと“まいはら”に一本化した。

ところが、2005年の合併で新しく米原市(まいばらし)が誕生した。

合併協議の内容が分からないのではっきりしたことはいえないが

地元の人たちの間で通用していた「まいばら」で決着したのではないかと思う。

「まいばら」で通していた警察やJRの駅などはしてやったり。

小・中学校を「まいはら」、米原高校は「まいばら」こんなねじれも解消した。

ありきたりかもしれないが、こんな話も。

面影は余りないが、米原宿は「旧中山道」の宿場町、

あるアナウンサー氏はどうしたことか「旧中山道」を「1日中山道」と分解し

「いちにちじゅう・やまみち」と読んだそうな。

写真は宿場町のすぐそばに残る「旧米原尋常高等小学校」の校舎。

 

 

 

 

 

 

 

 


緑のグラデーション

2012-05-19 | 散策

 

湖国近江には見るべき庭は多い。

この時期JRからお得な「関西1dayキップ」が売りだれているので

これを利用して滋賀の米原まで足を延ばした。

ねらいは名勝指定の青岸寺のお庭。

裏山を借景にした枯山水の庭園で

立石を巧みに配置し遠近感を出している。

また本来は白砂などであらわす水の部分に

緑のコケを敷き詰めている非常に珍しい。

新緑のこの季節、、

庭に覆いかぶさるように延びた楓の葉先が透けるように青く

また苔の青さも目映い。

次第の深みを増す青さとの緑のグラデーションがみごと。

寺の栞によると

「梅雨時水底に沈む苔の緑が一層美しい」そうだ。

ここでは精進料理を頂くこともできる。

 

 

 


長谷寺の彩り!!

2012-05-17 | 散策

ボタン祭の終わった奈良の長谷寺。

舞台から見下ろす新緑は格別、

5月末までは特別拝観で、

ご本尊の十一面観世音菩薩のお御足に触れることができた。

あの黒光りを見るときっといいことがあると予感する。

きょうの驚きは3つ。

たて16メートル余ご本尊様の実寸大の大画軸、

威圧感あふれる閻魔像

鮮やかな青と白の大ぶりのテッセン。

この時期は参拝者もまばらで、境内をゆっくりと周り

初瀬の空気を存分に吸うことができた。

芍薬はまだきれいな花をつけていた。

 


健康ウオークの勧め!

2012-05-15 | 散策

 

私が義務として毎日1万歩を歩くようになってかれこれ4年半が経つ。

きっかけは糖尿病対策の健康維持だが、楽しみも色々ある。

まずは歩き方の種別。

☆1万歩に満たないときに追加的に歩くのが「健康ウオーク」、

ほとんどが帰宅・夕食後の夜、

ひたすら1万歩の到達を目指して歩く。

周囲の景色も余り見えない。風雨の強い日などは最悪だ。

ただ、クリスマス前のイルミネーションの季節はつい歩数が増える。

☆通勤の際歩数を稼ぐために歩くのが「ひと駅ウオーク」

雨のときはやや鬱陶しいがこれを勤勉にこなせば

1万歩は容易に達成できる。

私は出勤の際少し早めに家を出て1駅分歩いている。

これでほぼ5000歩稼ぐ。運賃もかなりの節約になる。

☆休日自宅周辺を歩くのは「休日ウオーク」

できるときは3回に分けて歩いている。

午前中は途中喫茶店などの休憩を含め6000歩

午後は3500歩、夜に3000歩

できるだけコースを変えて歩いている。

花のきれいなこの時期は住宅地のお庭めぐり等々。

☆「散策」と呼び、いろんなところに足を運んでいる。

新緑の時期は近くの徳川道や平家道をたどる。

目当ての地まで車で行きその周辺を歩くことも。

古い町並みや寺社を訪ねる歴史散歩も。

歩くことの楽しみは盛りだくさん。