神戸の中心三宮、21年前の阪神大震災で壊れ
中途半端な改修がなされた神戸阪急のビル、
ようやく都心の顔にふさわしい高層ビルに
建てかえられることになった。
神戸新聞によると、地上29階で
今夏着工し、5年後の完成を目指す。
このビルには昔しょっちゅう映画を見に行っていたので、
非常に親しみ深い。
外観が残されるというのは嬉しい。
神戸新開地の地下街で昔の光景を描いた絵が
飾られ手いたので紹介しよう。
昭和43年に開通した祝神戸高速鉄道の看板が見えるが、
ここにダイハツのミゼットが描かれている。それに市電も走っている。
時代考証、これでいいのだろうか・・
東京五輪の公式エンブレムに
日本の伝統的な文様の「市松模様」が選ばれた。
市松は歌舞伎役者の佐野川市松が
この模様の袴を着けて舞台に立ったことから
その名がついたそうだが、
私にとって印象深く残っているのは
東福寺のお庭と桂離宮の襖。
碁盤目の単純な模様だが強く訴えかけてくる。
外国人にも感想を聞きたいが
直感的に「ニッポン」を意識してくれるのではないだろうか。
我が家の庭もいまは花盛り。
パンジー・ドウザンツツジ・トルコキキョウなど色々あるが、
この時期はランが綺麗だ。
白いスズラン、紫のシラン
ほぼ例年並みに花をつけている。
六甲山系の西端にある神戸市立森林植物園、
今は新緑とシャクナゲ・ツツジ散策のイベントが開かれている。
1時間の園内散策やいろんなイベントが組まれている。
私なんかは独りのんびりと回るのが好きなので
カメラを手に園内を回った。
展示館の前はメタセコイアの並木、
これは裏葉色というのだろうか、清涼感いっぱい。
ここからツツジ・シャクナゲ縁へと入っていく。
盛りの見頃には少し早かったが、
ミツバツツジなど結構楽しめた。
高年層の夫婦連れも多かったが、
独りで愉しんでいる人も結構目立った。
次にシャクナゲ縁へと進む。
こちらもまだ盛りとはいえないが、
清楚なピンクなど綺麗な花が多かった。
ドウザンツツジの群落もみごるはまだ少し先のようだ。
人がすれ違うのも難しい狭く急な斜面が多いが、
その分他に邪魔されずに花を楽しむことができる。
この日はここから再度公園まで往復した。
帰り際に食べたソフトクリームは農耕で美味しかった。
今週末は連休で人も多いだろうが、
まさに花爛漫できっと見応え十分だろう。
北区には茅葺屋根の家が多い。
そこに乗り込んできたのが高層マンション。
見る人によってはアンバランスかもしれないが、
この界隈では見慣れた光景。
何の違和感もない。
古いお社もあちこちにある。
これは、小部大歳神社。
こんもりとした森に包まれている。
神戸北区は緑が多い。
爽やかな季節、、新葉が次々と芽をふき新緑が目映い。
こんなときは歩くに限る。
幹線道沿いの並木、公園にあるこんもりとした遊歩道、
歴史街道として知られる徳川道。
どこも緑に包まれているが、その色合いや濃淡は、
樹の種類や芽の吹き具合によってもずい分違いがある。
時間や陽のあたり具合によっても大きく変化する。
同じ道を歩いてもその後継は微妙にちがう。
初々しい新葉、透き通るような若葉、
艶やかな萌黄、まぶしげな青葉
みどりといっても、緑・碧・翠・・
いったい何色くらいあるのだろうか、
みどりのグラデーションは奥が深い。
まだ当分楽しめそうだ。
目に青葉 山ほととぎす 初がつお