神戸市の最北部・道場町、といってもかなり広い。
周辺は開発の波が押し寄せているが、
ここでは自然の豊かさを存分に味わうことができる。
日曜日には市民農園で農作業をする人や、
里山歩きを楽しむ人たちを引き寄せている。
きょうは春めいて暖かかったので鎌倉峡付近まで足を延ばした。
のどかな田んぼの畦道を歩いた。
誰かが植えたのだろうがまっ黄色の水仙や
クリスマスローズが今を盛りと花をつけていた。
農家のからは香しい梅の香りが漂ってきた。
心が洗われ、気持ちの安らぐひと時を過ごすことができた。
ただ、心配なことがひとつ。
この地を貫くように「夢の新名神」が建設されることだ。
尾根付近は緑をはぐように掘削され、鉄骨の桁が清流をまたぐ。
新名神という動脈は“時間距離”を大幅に短縮することは間違いないが、
この道場町にとってどういうメリットがあるのだろうか。
大切なものを壊すだけになりはしないのだろうか。
是非、連絡をいただきたいのです。
このコメントで、私の連絡先は自動的にわかりますか?