TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

東洋大姫路 惜敗

2011-08-17 | メディア

東洋大姫路 準決勝進出ならず。

1回の攻撃ミスが尾を引き、結果1点差で敗れてしまった。

光星のエースは次第に調子をあげ、東洋大姫路の攻撃を封じた。

でも久々の東洋大姫路の活躍、テレビに釘付けになった。

よく頑張った。また甲子園に戻ってきてほしい。

 

 


海遊館 孫とのお盆

2011-08-16 | 散策

 

現在小学4年生の孫、今月3日が満10歳の誕生日、昨日やってきた。

どこへ行こうか、迷った挙句、大阪天保山の海遊館に決まった。

阪神高速の湾岸線を走ればほぼ一時間、渋滞というほどではなかったが、

当の海遊館は超満員、暑い中を待たされ、やっとのことで館内に入った。

大水槽のジンベイザメやペンギンの赤ちゃんなどなど、幸い孫は大喜びだった。

これほど賑わっているのは、幅広い層の興味をうまく誘っているからだろう。

ベビーカーに乗った幼い子、若い2人連れ、3世代も多い。

生き物は癒やしの生き物なのだろう。誰もが表情をほころばせていた。

私も今日ばかりは、人並みにおじいちゃんをした。

夜は孫の大好きなカレー、楽しい一日だった。

 

 

 


東洋大姫路 ベスト8一番乗り!

2011-08-15 | メディア

エース原樹里くん、よく頑張った。

途中力が入ったのか、やや球がうわずり1点を失ったが、8回には落ち着きを取り戻した。

打線もこれに応えるように9回に集中打、新港を突き放しベスト8に一番乗りをした。

一戦々々頑張ってほしい。

 

 

 

書写山円教寺の麓にある東洋大姫路には取材でよく通った。

当時の田中部長や梅谷監督さんには随分お世話になった。

この2人の選手を掌握する力は抜群で、報徳・育英といった強豪を抑えて度々甲子園に出場した。

念願の全国優勝も果たし、多くの選手をプロの世界に送り込んだ。

阪神の山川猛、阪急(現オリックス)の弓岡敬二郎、松本正志、ヤクルトの宮本賢治、

大リーグに行った長谷川滋利ら、これらの東洋大姫路出身の選手に親しみを感じ応援をしてきた。

エース原樹里くんもきっとプロの誘いを受けるだろう。楽しみがまたひとつ増えた。


被災松も読者も振り回された

2011-08-14 | メディア

まずはお詫び、昨日の記事「揺れた五山の送り火」は引っ込めたい思いだ。

12日(金)の朝日新聞の朝刊をもとに、「被災松は大文字でも」燃やされ、

「五山そろって被災地の薪をもらすことで決着した」ものと信じ込んでいた。

 

ところが、13日(土)の朝刊を見てびっくり。

一面トップで“被災松 送り火使用中止”と大見出しを打ち、

「薪から放射性セシウムが検出されること自体、そもそも不思議ではなかった」と指摘している。

さらに「目安を持たず、“燃やす”“燃やさない”と方針を二転三転させたことが問題だ」と

他人事のように解説している。

 

放射性セシウムの検出が読めているのなら、どうして前日の12日に“決着”という表現を使ったのか。

また、京都市が検査をしていることも知っていた。

どう対応するのかを質しておけば、こんな取り留めのない記事にはならなかっただろう。

専門家の三様の見方を並べてお茶を濁そうというのは、あまりのも姑息である。

前日の寂聴さんの怒りは提供情報の不足によるミスリードとしか言いようがない。

 

社会面には“振り回された被災松”という見出しが踊っているが、

余計な波を立てるのは程々にしてもらいたい。

 

 


揺れた五山の送り火

2011-08-13 | メディア

夏の京都は厳しい暑さに見舞われる。今月9日、カンカン照りで水銀柱は急上昇、37度近くまで上がった。

 

にもかかわらず六道珍皇寺から西福寺周辺は、精霊を迎えに行く人たちで大賑わい、

 

私もこの珍しい伝統の行事に足を運んだ。あの世と往き来する井戸や地獄絵などを見て回った。

この期間に先祖の霊は各々旧の棲みかに戻ったが、今年はどうも居心地が悪い。

 

お盆の間はゆっくりくつろぎ、五山の送り火であの世に送り返してもらえるはずなのだが・・。

 

妙なところで火柱が上がった

東日本大震災の被災地・岩手の薪を燃やすと“放射能が心配”という声があり、

 

スンナリあの世に戻してもらえるかどうか危うい。

 

幸い11日(木)にこの問題は決着したが、東北との縁が強い瀬戸内寂聴さんは怒りが収まらない。

 

朝日新聞によると「今回のことは京都の恥。送り火は亡くなった人の魂を慰めるもの。

 

ましてや今回は東日本大震災という大惨事で亡くなった人の魂に対してです。

 

私は怒っています。恥ずかしいです。悔しいです」と怒りを露わにした。

 

私は、ある意味“京都らしさ”を露呈した騒ぎだと思う。これを機に謙虚に反省をしてほしい。

 

お盆のこの時期、お精霊さんには余計な心配をかけず、のんびりさせてあげて下さい。


ミスターグリコ 加藤譲

2011-08-12 | メディア

NHKスペシャル 未解決事件『file。01 グリコ・森永事件』

7月29・30日の2日にわたり、3部構成で放送した。

中心人物は、”ミスターグリコ”

当時の読売新聞・大阪府警1課担当キャップの加藤譲記者。

毒物をばら撒き国民の目をひきつけた劇場犯罪

媒体としてのメディアを巧みに操る

メディアは特ダネ争いに走り

警察という巨大組織は軋みを見せる

彼の目で見た事件の全貌を、詳細に描いた。

彼とは初任地の姫路でともに事件取材に当たっていた。

同じ釜の飯を食ったというか、その後も付き合いは続いており、

過日、この番組をネタに数人で労をねぎらった。

YTVの『ミヤネ屋』でキャスターを務めたこともあり

TVには慣れていたはずだが

NHKの執拗な取材にはかなり面食らったようだ。

内容については、再放送があるだろうから

そこでご覧いただきたい。

ただ、彼の言いたいことは

日本評論社の『阪神大震災・グリコ森永VSジャーナリスト』で

簡潔に書かれている。

興味のある方は一読を。

ちなみにこの著作には私の拙稿も掲載されています。

 

 

 

 

 


元興寺

2011-08-12 | 散策

古都・奈良は暑かった。世界遺産の元興寺極楽坊から塔跡、さらに身代り申を見て回った。

元興寺は飛鳥にあった法興寺(今の飛鳥寺)がその前身で、1300年前の平城遷都にともなって

この新都に移されたという。当時は、東大寺や興福寺に並ぶ大寺院だったということだが、

今は人家の中にひっそりとたたずんでいる。しかし国宝の本堂は威風堂々としており、

咲き乱れる桔梗に幾分のさわやかさを与えられた。

故郷の飛鳥はあれどあをによし 平城の明日香を見らくし好しも

(古都の飛鳥も新都の平城もいずれも素晴らしい)

隠れた一品を紹介しよう。かわいい鹿のクリップ、一個50円。

あちこちで売っているようだが、これを見つけるのは一苦労。

案内所や土産物店など、地元の人に聞けばわかるはず。