TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

奥行きある紅白のセット

2012-12-31 | メディア

大晦日のNHK紅白、ありきたりだが”豪華”という表現がぴったり。

制作費3億という説もあるが、これは私も知りたいところ。

かといって一年に一回の大イベント、多くの視聴者が

楽しみにしていることを考えれば、

「無駄使い」と文句をつける気にはなれない。

感心した点をは、全体に歌手の存在感が強いこと。

とりわけ露出度の高いのはAKB48、矢沢さん、美輪明宏さん。

ことしの大型ジェット機の機内を想起させるようなセットは、

遠近感を強調し、多彩なカメラワークを引き出している。

なんでもないようだが、よく考えている。

ナミビ砂漠からの生中継も主張のある画像で見応えがあった。

ただ、出演者紹介の舞台袖のポジションの映像は、

繰り返し紹介されることは分かっているので少し工夫がほしかった。

今年はオリンピックイヤーで、その活躍ぶりを強調したことは

すがすがしさが満ち溢れ時宜を得た選択だったと思う。

まもなく幕を下ろすが、高い点数をもらえると思う。

追補:やっぱり白組が勝ったか。

 


お年玉 キンドル届く

2012-12-30 | ブログ

 

色々ありましたが、今年もあとわずか。

年賀状もすべて出したし、後は正月を迎えるばかり。

さて何をするか、例年通り本を読むことに違いはないが、

紙の本ではなく、電子ブック。

昨夜遅く、端末のキンドルが届きました。

有料の本はやや高い気がするが、無料の本も色々ある。

早速与謝野晶子の『源氏物語』から読み始めている。

夏目漱石・宮沢賢治・魯山人などは種類も豊富。

すぐに元は取れそう。

文庫本の感覚で読めるのでありがたい。

 

 


往時の盛況は何処へ

2012-12-22 | ブログ

新幹線新神戸駅前にある現クラウンプラザ、

旧新神戸オリエンタルのショッピング棟、過日立ち寄った。

5年ぶりくらいかなと思う。

グルメ外に足を踏み入れて、私の気持ちは一気に沈みこんだ。

誰もと言っては、言い過ぎかもしれないが、

ゴーストタウンに踏み込んだのかなと錯覚した。

店に入ってもほかに客はいない。

店員も、どうにもならないともらす。

私は立ち上げに関わっただけに、寂しい。

ちょうど平静に入った頃だったと思う。

24時間シティとしてあんなに賑わっていたのに。


江ノ島 空白の有効活用

2012-12-15 | 散策

 

過日、、神奈川を訪ねた。

色々スケジュールの調整が難しく、

ぽっかり3時間ほど空白ができた。

強風が吹きつけるなか、先輩の案内で、初めて江ノ島に渡った。

エスカレーターを乗り継ぎ、展望台に直行した。

真下の海岸には高い波が押し寄せていたが、

若者たちはセーリングを楽しんでいた。

左方向に富士山が浮かび、正面に藤沢の町がひろがる眺望、

この地域の位置関係がよく分かり、

新春の大学駅伝の選手たちの足音が聞こえてくるようだった。

往きはヨイヨイだが、帰りはすべて歩き、

ほどらいの運動になった。

遅い昼食は、名物のしらす丼だったが

われわれが入った店はやや塩っぽい味付けで、

これなら神戸で食べたほうがよほど美味しい。

江ノ電は観光客が多いが、生活臭もあり快適だった。

またゆっくりと訪ねてみたいところだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


逞しい後輩 つゆき順一

2012-12-11 | 時事

小田原駅前のポケットパーク、

選挙の演説スポットとしては最適の場所のようで、

候補者が次々と姿を見せる。

9日の日曜日、私とともにさまざまな事件を取材してきた

つゆき順一くんが熱弁をふるった。

私は知事選に続いて、今回も冷やかしでしかないが

彼の戦いぶりを見るために足を運んだ。

彼は一皮もふた皮もむけたようで

終始笑顔で聴衆に訴えかけていた。

記者時代の彼は非常に逞しく寝食を忘れて働いた。

グリコ事件や豊田商事事件等数え上げればきりがない。

ジャーナリストとしての使命感が相手に伝わるのだろう。

政治部でも東奔西走政治家によく食い込んだ。本当にいい仕事をした。

彼が中央政界で頑張る姿を見たい。

 

 


ルミナリエ

2012-12-07 | 散策

あの大震災からまもなく19年、今年のテーマは“光の絆”。

2日目の今夜もジグザグの長蛇の列、やっとの思いで

まばゆく灯されたイルミネーションの真下にたどり着いた。

一帯で感嘆の歓声が上がる。

色とりどりの20万個の電球が灯された街路は全長270メートル、

埋め尽くした人々の想いはそれぞれだろうが、

私には「鎮魂」の2文字が想起された。

クリスマスの頃まで続けてほしいが、

資金調達が難しいからだろう、17日をもって終了。

わずかだけど、今年も募金をさせてもらった。