京都の三大祭のひとつ・葵祭を見に行った。
行列が始まる半時間ほど前だったが、
ベストスポットはすでに人盛りで足の踏み場もない。
やむなく下鴨本通を北上して、見学場所を確保した。
平安期から続く賀茂社(上賀茂・下鴨)の祭りで、
当時の衣装に身を包み、葵の飾りをつけた都人が
街路を練り歩く。
牛車を曳いたり、花笠ささげたり、確かにみやびではあるが
この日は真夏のような蒸し暑さで、汗が目に入るほど、
大変だったと思う。
それにしても外人さんが多い。
行列を見守る沿道ではいろんな国の言葉が飛び交っていた。
行列見学の後は、名物のみたらし団子を食べた。
お店の由来所によると、みたらし団子は
「祭りの斎王代が禊をする池に湧き出した
水玉をかたどったもの」だそうで、
この地がみたらし団子発祥の地であると説明している。