TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

近隣の紅葉

2013-10-27 | 散策

きょうの歩数は15216歩、距離にすると9.88キロ、もっぱら近隣のみ。

一段高いところにある地区の公園は、紅葉がかなり進んでいる。

いつも近くの団地を抜けているが、ここでも色づいた木が見られる。

標高が300メートルを超える地域だけに、全体に色づきが早い。、

日一日と鮮やかさを増す木の葉が、

私の散歩の歩数をぐっと伸ばしてくれるに違いない。

 


大文字草のミニ盆栽

2013-10-26 | ブログ

この花の名前は「大文字草」、

見たまま“大”の字の格好をしている可愛いい花。

喫茶店のカウンターに座ると目の前に置いてあった。

あまり見かけないきれいな薄紅色だった。

もう30年以上も前、野草の会のメンバーの案内で、

兵庫の高峰・氷ノ山に入ったときに沢のそばで見かけた。

純白の清楚な姿にしばし見とれたことを憶えている。

こうした花の名前をテレビで表示するとき

カタカナで「ダイモンジソウ」と書くのが通常だが、

この花を見てからは「大文字草」と漢字を使った。

人字草・梅鉢草もしかり、

白鷺の舞う姿を想起させる鷺草もカタカナ表記は馴染まない。

山野草に付された名は、誰がつけたのか

日本語の美しさを誇示している。

 


和久傳のあっさり丼

2013-10-25 | グルメ

仲間の提案で、京都で昼食。

紫野和久傳の出店、京都駅ビルの『はしたて』。

いつもは長い列ができあきらめていたが、

きょうは台風接近と前線による雨のせいか

待ち時間はほんの少しだった。

注文したのは、2種類の丼の「はしたて丼」、

あっさりした味付けで、量も頃合いだった。

それにお値段のほうもお手頃、

どうして長い列ができるのか、よく分かった。

帰りには、お薦めの蓮根菓子を買った。

「和三盆の甘み、つるっと滑り込んでいくような喉越し」

栞の説明そのままでした。

 

 


誰に投票しようかな

2013-10-22 | ブログ

今月27日、わが町神戸の新しいかじ取り役がきまる。

届いた選挙公報によると、

▼現職の矢田神戸市長や井戸兵庫県知事らが応援する久元きぞう氏は

神戸を“安定した成長軌道”へ乗せていくと豪語している。

これに対し

▼前回7852票差で敗れた樫野たかひと氏は

「神戸の未来を創るのは、“役所の代表か、市民の代表か”」と

問いかけている。

▼「神戸に女性市長を」と訴える森下やすこ氏も同じ主張をしている。

▼共産党の女性候補・ぬきなゆうや氏も

「神戸市政を市民の手の取り戻そう」と訴えている。

 

今回の神戸市長選挙は、

“市長の椅子を助役(副市長)が引き継ぐ”という慣行が

大きな争点となっている。

知友の間ではこの慣行に批判的な人が多い。

私自身はそれほど大きな抵抗はないのだが、

候補者選びの大きな要素になることは間違いない。

さて誰に投票しようか。

選挙公報には目を通したが、いずれの候補も

この字面からは思いのたけが伝わってこない。

困ったなあ。 


ほんのり 嵯峨野

2013-10-21 | 散策

秋の京都といえば言わずもがな・・、

誰もが木々の色づきを待ち望んでいる。

なかでも嵯峨野の錦秋は艶やかで目映い。

きょうはこの界隈を散策した。

野ざらしの遺骸を埋葬したという化野の念仏寺、

俳人・去来ゆかりの落柿舎、

釈迦如来を祀る嵯峨釈迦堂、

大沢の池に面した門跡寺院・大覚寺など。

まだほんのりと恥ずかしげな色合いだが、

カエデの葉はようやく色づき始めている。

今年は紅葉の盛りに貴船に行こうと思っている。 


さんまの遊び場

2013-10-21 | 散策

 

奈良きた町の国宝・転害門。

これは東大寺の西門で、突き当たったところに

校倉造りの正倉院がある。

このあたりで宗教以外の分野でもっとも有名なのが

お笑いの明石家さんま。

彼が卒業した小学校がすぐそばにある。

転害門の見所は年季の入った黒っぽい柱、

このあたりで真剣に門を眺めていると

目の前の家の主が丁寧に分かりやすく解説してくれた。

まじめに見ているといいことがある。

 


欧州の家庭料理

2013-10-20 | グルメ

「お昼から飲めるダメな店」との触れ込みだが、

料理・酒ともになかなかのもの。

「夫婦2人のこじんまりとしたお店で、

「イタリア・スペインに住んでいたころに教えてもらった

郷土料理を振舞っている」という。

ビールもドイツ・イギリス・ベルギーなど40種以上揃えている。

JR三ノ宮駅の山側の一角、「ラ・ディアブリーナ」です。

昨夜は雨でしたが、

馴染みらしい客が次々と訪ねてきていた。


知る人ぞ・・子規の庭

2013-10-19 | 散策

俳人の正岡子規は、昭和28年秋無理を押して奈良に立ち寄った。

宿は老舗の「對山楼」。そこで詠んだのが

秋暮るる 奈良の旅籠や 柿の味

評価は様々だが、私は好きだ。

侘しさ募らせる晩秋のひと時、鮮やかに熟した名産の柿が振舞われた。

病苦をおしての旅だけに、温かいおもてなしは嬉しかったろう。

情景がくっきりと浮かび、身にしみる想いが伝わってくる。

柿くへえば 鐘が鳴るなり 

こちらはあまりにもよく知られている

いずれも奈良において詠まれた柿を題材にした名句だ。

柿と奈良はどうにも切り離せないようだ。

 

この子規ゆかりの地に、「子規の庭」が整備され、誰でも訪ねることができる。

青石の句碑が立てられ、柿の古木が実をつけていた。

若草山や大仏殿を借景にした庭で、

句の題材となる季節の花も咲いていた。

なお入り口は分かりにくいが、

日本料理「天平倶楽部」の奥まったところにある。