急ぎ足で歩いていたら、目の前にアート風の花、
枯れ枝と清楚な花のコントラスト
弧を描くような枝振りの構成、
遊び心のある人が活けたのかなと思ったのだが・・
よく見ると積み石のすきまから突き出た枝、
そこから伸びようとする枝は何度も伐りとられたのだろうが
それでも若い枝は芽を出した。そして可愛い花をつけた。
自然の作り出した造形にしばし見とれた。
急ぎ足で歩いていたら、目の前にアート風の花、
枯れ枝と清楚な花のコントラスト
弧を描くような枝振りの構成、
遊び心のある人が活けたのかなと思ったのだが・・
よく見ると積み石のすきまから突き出た枝、
そこから伸びようとする枝は何度も伐りとられたのだろうが
それでも若い枝は芽を出した。そして可愛い花をつけた。
自然の作り出した造形にしばし見とれた。
橋下徹・大阪市長に絡む動向を伝える記事。
朝日新聞に絞って紹介しよう。
▼5月30日(木)朝刊
見出しは、“橋下市長の問責可決へ”“大阪市議会「猛省求める」”
「公明は、市議会で市長与党の維新の会と協調路線をとってきたが、
決議案に賛成する意向で、賛成多数により可決される見通し」
とする記事を掲載。
▼5月30日(木)夕刊
見出しは、“問責可決なら出直し選”“維新・松井氏 橋下市長巡り意向”
松井氏の「問責は不信任と同じ。民意を問うことになる」という発言、
同時に「橋下氏もおなじ考えを持っているという認識を示した」と紹介している。
ここ時点でも「問責決議案に・・公明も賛成する意向」であるとの見方を示している。
▼5月31日(金)朝刊
見出し、“橋下市長の問責否決”、“大阪市議会 公明反対に転じる”
公明が単独で「猛省と自覚を促す決議案」を出したことなど
態度を変えた経緯について紹介しているが、
大手メディアとして先が見通せなかったことを露呈した。
メディアの反応を読みつつ“自身に良かれ”という策を巡らす橋下維新に
してやられた格好となった。橋下氏は“誤報だ”とほくそ笑んでいるかもしれない。
すべて見たわけではないが、在阪民放も醜態をさらした。
橋下維新の術中にはまらないよう心してほしい。
“奈良きたまち”、中心の近鉄奈良駅から通りをわたった一画。
私は月に1度は奈良に通っているが、この地域に足を運ぶ回数が増えている。
行く度に新しい発見があるからだろう。
老舗の珈琲店やボリューム満点のランチ店などなど。
観光客が急増しているなら町もいいが、飾り気のないきたまちにも惹かれる。
「奈良時代から現在まで長い時間を重ね、
様々な歴史の足跡とともに人々が暮らす町」だという。
この“きたまち”をアカデミックにアピールする
「奈良きたまち学シンポジウム」が、この土曜日6月1日に開かれる。
主催は、NPO法人文化創造アルカ。
パネリストは▼奈良県立図書情報館の千田稔館長、
▼洋画家の絹谷幸二氏らそうそうたる顔ぶれ。
きっと内容の濃いものになるはず、面白そう。
孫の教育費に使うなら1500万円まで非課税となった。
朝日のきょうの投書欄に、批判的な意見がでている。
76歳の男性、「貯金を使わせる政策」と指摘し、
「金のことしか考えられぬ人々が考えた愚策」と斬り捨てている。
さらに「孫によい結果にならないばかりか、教育格差を拡大する」と指摘している。
この制度は、握った金を手離そうとしない
高年者の心理というか弱みに付け込んだものだ。
考え方があまりにも不純であり姑息である。
これは消費を促し景気浮揚を狙いとした策でしかない。
「子ども」「教育」はどこかへ行ってしまっている。
ある音楽家いわく、
「優秀な音楽家の育成には金がかかる。
小さいときから著名な演奏家について個人レッスンをする。
すべてとは言わないが、お嬢さん、お坊ちゃんの世界だ」。
英才教育が必要な特異なケースがないわけではない。
が、純粋無垢な可愛い孫を景気対策の“エサ”に使うのは好ましくない。
“今必要な”教育資金の贈与については、すでに認められている。
教育に名を借りた教育資金、教育を冒とくしているとしか言えない。
、
車の点検で少し時間があったので兵庫県立美術館の周辺を歩きました。
幸か不幸か、安藤忠雄の手になる建物の内部には入れなかったため、
いつもは行かないところに目を向けました。
▼これはヘンリー・ムーアの作のブロンズ『ゴスラーの戦士』。
私には、戦争など知らぬと言いたげで、ねそべっているようにも見えました。
▼オシップザッキンの『住み処』、
原題はわかりませんが、家庭とせず住処としている。
家族の絆のようにも見えるが、牢屋のようにも見える。
作者の意図はどうか、なんと解釈すればよいのか。
▼階段下のスペースでは若い女性が
誰に邪魔されることなくのんびり本を読んでいた。
お休みの美術館、捨てたものではないと思う。
今朝は少しコースを変えて歩いた。
できるだけ歩道を歩くようにしているのだが、
どうしたことが街路樹が歩く道を占領している。
完全に行く手をふさいでしまっている。
車道とは縁石で明確に区切られている。
どうしてこんなことになったのか、よくわからない。
ただ、ここは歩いていても車に出くわすことはなかった。
安全も大切だし、緑も必要。
どちらをとる方がいいのか、地域の人に任せるしかないか。
阪神地区には私的なコレクションが数々ある。
超セレブで知られる芦屋の六麓荘に接した西宮市苦楽園、
ここに実業家堀江光男氏の集めたオルゴールコレクションがある。
標高が高く少し分かりにくい所だが、それだけに眺めも良い。
見学は木~日で、事前の予約制。
見学の所要時間はほぼ50分、ゆっくりと楽しんでもらおうという配慮が見られる。
親しみやすい選曲で、説明もわかりやすい。
この日は滝廉太郎の曲などが紹介された。
印象に残ったのは、円盤タイプの2連の装置、
同じように円盤を焼いても、仕上がりは微妙にちがうようで、
ステレオ効果と言うか音に広がりが出るそうだ。
もうひとつの楽しみはお庭の見学、
芝生を敷いた中庭は洋風の造りだが、
傾斜を生かした回遊式の庭は、小川治兵衛が手がけたものだという。
配置された巨石と灯篭は、堂々と風格があり、
特に秋はアロハモミジやドウザンツツジが色づき、美しいそうだ。
秋の特別公開は見事だそうで、かなりの賑わいになると言う。
日本画家・山元春挙の別荘として建てられた蘆花浅水荘。
当時は琵琶湖岸に面していて、
何の障害物もなく近江富士・三上山を見通せたと言う。
いまは湖岸が埋め立てられ、
琵琶湖との間に国道が走っている。
それでも、木々に包まれたゆるやかな起伏は、
まさに癒やしの空間といえる。
しかし、カメラの角度を少し変えてみると
ご覧のように高層のマンションが写りこんでしまう。
気にしはじめると、確かに邪魔ではあるが、
座敷の縁に座り
湖面をわたってきた涼しい風に晒されていると
この場の不可思議な雰囲気に吸い込まれてしまう。
その場に寝転がると視野に入るのがこの天井、
贅を尽くした造りだがなんとも温かい。
前日までに予約をすれば、見学OKです。
旧東海道を歩くなら滋賀がおすすめ。
JR大津駅から琵琶湖の湖岸方向に歩くとすぐ、
今も営業を続けているいろんなお店がある。
生活臭というか、昔ながらの暮らしを窺うことができるようで
とても好きだ。
こんなに良いところ、見逃していませんか
お菓子屋や料理屋などの商家は、
色々理屈をつけやすく、入りやすい。
吹き抜けの土間など一度覗いてみては如何。
写真は、少し南の瓦ヶ浜で、このあたりは
道路が鍵のように曲がっているのが特徴。
従軍慰安婦を巡る橋下氏の発言は、連日大々的に報じられている。
橋下氏はアメリカなど諸外国の厳しい批判に対し、
「不適切だった」と認めはしたものの、
発言内容を撤回する考えはないようだ。
朝日が指摘するように、現在“四面楚歌”の状態だ。
さて、橋下氏の発言の真意はどこにあったのか。
またどういう立場での発言であったのか。
これは“本人のみぞ知る”ことであるが、
大阪の知事から、続いて市長を務める身であり、
さらに日本維新の会の共同代表であるという立場である。
言いかえれば、彼の発言は大阪市民を代表するものであり、
野党ではあるが日本の一政党の姿勢を示すものであるはずだ。
二重行政の打破など、橋下氏は確かに凄腕で人気も抜群だが、
今回の発言は市長としての彼の認識があまりにも低く、
弁護士でありながら“人権に疎い”ということを露呈した。
彼が無冠であるならまだしも、
今回の発言は許されるものではない。
きょうのスポーツ紙で紹介されていたが、
橋下氏と親しいデーブ・ベクスター氏は
「市長がいうべきことではない」とコメントしている。
橋下氏は“個人的な見解・主張”という意識かもしれないが、
それは許されることではない。
公人という立場をわきまえることができないのなら
いっそ職を辞したほうがいいのではないか。
大阪を代表する市長としての立場を認識してほしい。
存在感・注目度を意識するあまりの発言やもしれぬ。
「策士、策に溺れる」といったところか。