TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

のんびり連休

2013-04-28 | 散策

大型連休2日目、お天気はすこぶる爽やか。

どこかへ車を走らせようかなと思ったが、

そのあたりをのんびり散歩することにした。

ふと気づいたのが我が家のスズラン、

株数は少ないが、いま純白の清楚な花をつけている。

ご近所の花壇も花盛り。


オシャレな生け花

2013-04-26 | 散策

 

この日泉涌寺を訪ねた。

寺域に入ると途端に、時計のゆっくり動くような錯覚に陥る。

お寺と言えば殆どが坂道を上がるのだが、

ここは広い坂道を下ると伽藍が広がる。

集合まで少し時間があったので、興味本位の寄り道をした。

参道の左側にある戒光寺、こちらの本尊は

のど元に血をにじませた丈六の釈迦如来、

身代わりになったと言われている。

撮影厳禁なので、お姿を紹介することはできない。

入り口に飾ってあったシャガとアジサイの生け花は

実にオシャレだった。

拝観料がいらないというのには驚き。

 

 

 

 

 


白毫寺の五色椿

2013-04-18 | 散策

 

奈良には珍しい三椿がある。岡部伊都子の『随想 花の大和路』から。

「二月堂近くの開山堂のそばにある“のりこぼし椿”と

伝香寺の“ちり椿”と白毫寺の“五色椿”とが奈良の三椿といわれてきた。

白毫寺は寺そのものがさびれているだけに、

ほったりとゆたかな大輪の椿を見て心うるおう日がある。

同じ幹から出たひとつの枝なのに、白ばかりの花、紅ばかりの花、

白と赤のぼかしぐあいがさまざまなものと、幾通りもの花が咲いている。

おおような名花の風格がある」。

 

高畑のバス停からなだらかな坂道を歩き、高円山にたどり着く。

眼下に奈良の町を見渡せる白毫寺、

盛りはすでに過ぎていたが、幸い“五色椿”を見ることができた。

寺名の由来になったともいわれる白毫寺椿もあった。

関西花の寺十八番札所であり、秋には萩が楽しめる。

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大和 地蔵十福

2013-04-12 | 散策

大和の地蔵霊場10か寺を回ると、寿命長遠・身命加護・女人泰産などの

十福を授かることができると言います。

奈良在住の俳人・倉橋みどり先生の案内で、このうち3か寺を訪ねました。

小糸枝垂れと磨崖仏の大野寺、女人高野の名で知られる室生寺、

それに巨大な石仏・子安延命地蔵がご本尊に聖林寺。

それぞれの由来などを聞いたが、私は特に表情に心をひかれた。

いずれも端正なお姿で、手の届きそうな身近な存在に見えた。

いずれも写真撮影は不可、そのお姿は目に焼き付けるしかなかった。

ひじょうに身近な存在に感じた。

 

 

 

 


遅ればせながら・・

2013-04-12 | 散策

白鳳9年(681)、役の行者の草創という大野寺。

境内には樹齢300年を超える2本の小糸枝垂桜がある。

昨日のことなど参考にならないと思うが、

ご覧のように花びらがはらはらと舞い散っていた。

“はかなさ”を象徴する光景だった。

花の向こうには磨崖仏、

この里の秘めた魅力をもっと探りたいと思った。