TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

明石の遊郭

2014-03-22 | 近代化遺産

明石港近くにある建物。

この地域はマンションが林立し、低層の建物は殆ど見えないが、

見事な装飾を施した威風堂々の建物が遺されている。

現在ここに住んでいる所有者に聞くと、遊郭だったという。

玄関は千鳥破風で艶やかさを醸しだしている。

表の格子も極めて頑丈で、賊も手を出せない造りだ。

当時の風俗を知る生き証人であり、大切に保存してほしい。

 

 


明石のラヂオ塔

2014-03-22 | 近代化遺産

知友があちこち歩き回って調べている。

まだラジオの受信装置がない時代に、

NHKの放送を近隣の人たちに伝えたまさに記念碑的な存在。

明石市役所の目の前の公園にある。

私はまだ小学校時代に近くの電気屋さんで

黒山の人盛りの中でテレビを見たことは鮮明におぼえているが

さすがにラジオについては知らない。

貴重な遺産として大切に保存してほしい。

 

 


仏光院の閻魔堂

2014-03-15 | 散策

閻魔堂といっても居酒屋さん。

町家を改造したようで、迷路のような造り。

地下鉄の事情から東に入ってすぐのところ。

メニューは色々あるし、根はお手頃。

写真は店の奥にあるお庭。

“斜石の庭”とでも呼べばいいのだろうか、

奥行きを出す工夫なのだろうか?

 

 

 


お水取り

2014-03-15 | 散策

東大寺二月堂のお水取りはこの日が最終日、ただでさえ賑わうのに、

今年は土曜日と重なったためか、凄まじい人出だった。

お松明が登場する午後6時半までまだ1時間もあるのに、

二月堂の舞台の下に入るなど論外、

隣の法華堂の前まで拝観者で埋め尽くされた。

まったく身動きが取れずまさに棒立ちの状態で写真を撮った。

光のページェントはテレビで紹介されている通り。

漆黒の闇を照らす松明の光、

その大松明をぐるぐる回し火の粉が滝のように流れ落ちる。

感動の拍手が巻き起こった。

1250年を超えて途切れることなく受け継がれている。

古都奈良の伝統行事、いつまでもいつまでも守り続けてほしい。