TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

同世代の逝去

2018-04-25 | 時事

広島カープの鉄人衣笠祥雄が逝ってしまった。

連続出場2215試合、500本超のホームラン、

数々の名投手の速球に向かっていく。

その闘士と気迫、自ずと死球も多い。

応援のチームではなかったが、

彼の野球に取り組む姿勢は真剣そのもので、

頭の下がる思いだった。大好きな選手だった。

”気魄”の発露に仕方は違ったが、

私がオモロイと思ったのは星野仙一。

闘志むき出しのプレー、

監督としては中日・阪神・楽天を優勝に導いた。

つねに話題を振りまく男だった。

たまたまだが先輩記者に連れられて

当時の後楽園球場で試合観戦したとき、

星野氏を紹介され、彼のリードで試合を追った。

飾り気のない好き気ままな裁断、

選手たちの心理を読み解き、

おもった通りにはプレーに結び付かないこと、

たとえば内角高めに投げようと思うも、

ボールは真ん中によってしまい

難なく打たれてしまう。読みの的中率は抜群。

衣笠と星野の両氏は私と同世代。

若者からすれば2人ともおじんといえるかもしれないが、

私からすれば輝く戦後世代、

今のプロ野球にとって最大級の貢献者だ。

その功績はいつまでも語り継がれるだろう。

同世代の死は実に寂しいが、遺したものほんとに大きい。

安らかに眠ってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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