今回の参院選、自公連合軍の大勝は間違いないようだ。
一人区は、総ナメなのか。
各紙はもう候補者の強弱は伝えた。
投票日が明日に迫ったこの時点で、何をどう伝えればいいのか。
朝日の一面、見出しは“それでも選ぶ”、ついつい笑ってしまった。
私が久しぶりに書こうとしていたこの記事のタイトルと同じ発想、
“でも、一票を”と酷似している。
私も一応はメディア育ち、朝日との一致をどう考えればいいのか?
いずれにしろ、新鮮な展開といえそううにない。
読者の意向を探るこんなグラフをつけている。
投票するかしないか。政治に対し、言いたいことがあるのかないのか。
いろんな人たちの意見をつらつら紹介しているが、
グラフに示された結果に対する分析が全く見当たらない。
不親切極まりない。
きょう20日も投稿を受け付けますと告知しているので、
明日かもしくは選挙直後に分析を出すのだろうが、
私は投票日を明日に控えたいま知りたい。
このグラフを見ると、投稿数の873通のうち
80%強の723通が“政治に物申す、投票に行く”というグループ。
これだけを見ると、今回の選挙「きわめて関心が高い」。
なのに記事の書き出しは「投票率が低いわけを探ろうと・・」。
狙いとは真逆の結果であるのに一行も説明がない。
「社会調査のうそ」にせまる著作もあるが、
ここに反映されているのは投稿した人の意向のみで、
投稿しない人の考えは無視、盛り込まれていない。
あまりにもいびつな調査と言わざるを得ない。
“それでも選ぶ”、興味をそそる見出しだけに食いついたが、
読後感はゼロ、しらけてしまった。
それにしても候補者の顔が並ぶ掲示板、
候補者選びのひとつの材料にしたいのだが、
残念ながらヒントにならない。託せる人物が見当たらない。
不可解ながら、明日は所用があるのでいま投票を済ませてきた。
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