TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

でも、一票を

2013-07-20 | メディア

 

今回の参院選、自公連合軍の大勝は間違いないようだ。

一人区は、総ナメなのか。

各紙はもう候補者の強弱は伝えた。

投票日が明日に迫ったこの時点で、何をどう伝えればいいのか。

朝日の一面、見出しは“それでも選ぶ”、ついつい笑ってしまった。

私が久しぶりに書こうとしていたこの記事のタイトルと同じ発想、

“でも、一票を”と酷似している。

私も一応はメディア育ち、朝日との一致をどう考えればいいのか?

いずれにしろ、新鮮な展開といえそううにない。

 

読者の意向を探るこんなグラフをつけている。

投票するかしないか。政治に対し、言いたいことがあるのかないのか。

いろんな人たちの意見をつらつら紹介しているが、

グラフに示された結果に対する分析が全く見当たらない。

不親切極まりない。

きょう20日も投稿を受け付けますと告知しているので、

明日かもしくは選挙直後に分析を出すのだろうが、

私は投票日を明日に控えたいま知りたい。

このグラフを見ると、投稿数の873通のうち

80%強の723通が“政治に物申す、投票に行く”というグループ。

これだけを見ると、今回の選挙「きわめて関心が高い」。

なのに記事の書き出しは「投票率が低いわけを探ろうと・・」。

狙いとは真逆の結果であるのに一行も説明がない。

「社会調査のうそ」にせまる著作もあるが、

ここに反映されているのは投稿した人の意向のみで、

投稿しない人の考えは無視、盛り込まれていない。

あまりにもいびつな調査と言わざるを得ない。

“それでも選ぶ”、興味をそそる見出しだけに食いついたが、

読後感はゼロ、しらけてしまった。

 

それにしても候補者の顔が並ぶ掲示板、

候補者選びのひとつの材料にしたいのだが、

残念ながらヒントにならない。託せる人物が見当たらない。

不可解ながら、明日は所用があるのでいま投票を済ませてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それでも、行きました。 (しょうじ)
2013-07-23 15:54:31
筆者と同じ意見ではあるが、それでも投票行きました。メディアが伝えた通りの結果であったが…何かしないと何も変わらないのでしょうU+203C
返信する

コメントを投稿