みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

いなり寿司の日?に寄せる結婚記念日

2018-02-11 19:58:43 | 日記

2月11日は『いなり寿司の日』なんですか?!

昨日、テレビで観て「えーっ!」と」思いましたが、

この日を記念してセブンイレブンではいろいろないなり寿司を販売するというのです。

定番の閉じるもののほか、オープンで上に鶏そぼろをのせたり、炒り卵をのせたり・・

楽しそうなのです。

その話を夫にしたら「いなり寿司は好きだよ」と言うので

「明日のお昼はいなり寿司だよね」と言いました。

ところが、今日、ファミマに行っても近所のスーパーでも、全然売っていないのです。

セブンイレブンに行ったら売っているのかもしれない、と思いましたが

わざわざ行くこともない、今日はいなり寿司を作ろう!と思い、

二人分を作りました。今日のお昼ご飯です。

 

そして、今日2月11日は私たちの結婚記念日です。

セブンイレブンにのせられた『いなり寿司の日』が私たちの結婚記念日として

これから定着するのでしょうか。

結婚してウン十年、ずいぶん長く一緒に居たもんだと思います。

アツアツの年月ではありませんでした。

趣味も違う、私が大事にしている”情感”も全然持ち合わせていない人と

これだけ長く居たということに驚きを禁じません。

 

ただ、ひとつ忘れられないことがあります。

転勤で関西に住んだ時、娘が幼稚園に入りました。

慣れない土地で、私はクラス委員にされました。

集まった委員の中で、保護者会会長に任じられたのです。

12人の委員をまとめるのは難しいことでしたが、私なりに頑張りました。

ところが、あるとき、私にはたった二人しか支持者がいないことがわかりました。

よくみてみると、ほとんどの人が副会長の側に付いていたのです。

私と副会長が対立していたわけではないのに、私の意見は無視される・・・

面と向かって私を批判する人もいました。

副会長は私に対してにこやかな態度でしたが、「気に入らない」と

思っていたのでしょうか。

私は自分の非を認める事実の覚えがなく、どうしてよいかわからない日々が続きました。

ある日、夫に「この頃どうしたの?ボヤーっとしているよ。何かあったの?」と言われ、

私は自分に起こっている出来事を話しました。

夫は「営利団体ではない人間は始末におけないんだよな。

小狡くて世渡りが上手な人間がいるんだ。でも、恐れずに自分が信じることをすればいい」

と言いました。

そして「玄関を開けて外に出てごらん。目の前に六甲山が見えるだろ。

深呼吸をして頑張ってごらん」と言ったのです。

それから私は自分の信念で行動するようにしました。

みんながどんな評価をしたのか知りませんが、前をだけを見て任期を終えました。

 

このときの「六甲山をみて深呼吸してごらん」の言葉を忘れたことはありません。

その後、夫に対して怒りを感じることがあっても、この言葉を思い出すと

不思議に怒りが消えます。

考えたら、何が違っても、価値観だけは同じです。

そんな年月の結婚生活だったと思います。

これは”おのろけ”ではありませんよ。

 

結婚記念日の夕食

ステーキとお酒はお気に入りスペインのスパークリングワインCAVA

果物の盛り合わせ、ドライフルーツとチョコレートの盛り合わせ

野菜サラダ、カッテージチーズのせクラッカー、ブルーチーズ

 

2月4日、私の誕生日にジム友・あきこちゃんが贈ってくれた花束(チラッと左にKUUが見えます)

 

「おめでとう!」とKUUが

 

 

 


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとう! (茉那)
2018-02-11 22:34:29
あらら、ごちそう様!

素敵なご主人ですね。平素はともかく肝心な時に適切な言葉をかけてくれ、それとなく励ましてくれる伴侶は最高ですよ。

初午の日に稲荷ずしを食べるのですってね。
いつからこんなこと始まったのでしょうか?わたくしも今年初めてTVで見てびっくりでした。
恵方巻にあやかってコンビニかお豆腐屋さんが始めたのかな?

初午祭はお稲荷さんのお祭りのようですからうまいこと考えたものです。
「午(うま)」と「狐」の取り合わせってよく分からなかったのですけれど稲荷大神が初めて稲荷山にご鎮座されたのが初午の日だったと聞いてなるほどとすこし解ったような気がしました。
神様のことはわたくしの理解の外です。
返信する
結婚記念日は紀元節! (RIN)
2018-02-12 01:04:04
ご主人は ゆるぎのない方ですね!立派な方です、

おいなりさんでビール!

お花の左手のKUUちゃん、しばらくさがしましたよ、あの模様が保護色になることを知りました、
KUUちゃん「ステーキ! わたしは常温かブルーにしてね」
返信する
茉那さま (みっく・じゃが)
2018-02-12 11:18:23
ありがとうございます。
素敵と言うほどではありませんが、常に私の立場で
物事を考えてくれる人のようです。

初午だったんでしょうか。
2月の最初の午の日にお稲荷さんを食べるのは
京都の伏見稲荷大社の神が降りた日が午の日であったところから
伏見稲荷のお狐さまの油揚げ、ということなんでしょうね。
これを商魂に使うんですから、ある意味感心します。
でも、他では売っていなかったので定着しませんね。
返信する
RINさま (みっく・じゃが)
2018-02-12 11:43:41
紀元節!
この言葉、一回で変換できませんでした。
紀元節を『建国記念日』にするときは、揉めましたよね。
この日に結婚するとき、お互いに
「この先記念日になるとき、忘れないように」と
言い合ったのを覚えています。
祝日ですからね。


左横にKUUが写っている写真は、
お花の横の藍糸の敷物がKUUのテーブルの
お席なんです。
そこに食い散らかしたお皿が残っています。
すでに鶏ささみのオリーブ焼きを食べた跡です。
自分が食べた後は、寄り付かないというお行儀の良さです。
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おめでとうございます。 (よう)
2018-02-12 19:28:24
結婚記念日を祝ったことのない私たちです…笑
結婚って つくづく不思議ですよね。
恋愛であれ 見合いであれ 何か よほどの見えない縁があって
結婚するのですよね。
考えや趣味や情感があうから 長く結婚生活が続くというわけでもない。
いろいろありながらも 長く続いて 振り返ってみると 
あの一言があったから という言葉が 私にもひとつだけ あります。
それは 幸せなことですね。
返信する
ようちゃん (みっく・じゃが)
2018-02-13 22:04:26
仰るとおりです。
結婚願望が全然なかったので
どんな結婚をしたい、とか
理想の人も考えたことがなかったので
今になっても結婚したことが不思議です。
それでも こうやって年月を重ねてきたことだけが
真実です。

ようちゃんにも『あの一言』があったんですね。
それは”幸せ”つながりますね。
返信する
おめでとうございます (ゆり)
2018-02-14 09:30:26
またまた遅くなってすみませんが
ご結婚記念日おめでとうございます‼
これからも末長くお幸せに(*´▽`*)

私たち夫婦もほんとに趣味は合わないですが、確かに価値観は同じです。
やっぱり大切なことですよね。

わたしは、主人と結婚して人生が激変しました。今思うと、ちょっとした主人の言葉の積み重ねで、少しずつ自分を肯定的に見られるようになり、親からの心理的抑圧から解放されていったのだと思います。本当によかったです…。
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ゆりさま (みっく・じゃが)
2018-02-14 14:30:59
ありがとうございます。

また、いろいろ聞かせてくださいね。
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おめでとうございます。 (やっほ)
2018-02-14 18:00:11
結婚記念日の夕食がお洒落で美味しそう!
色合いもキレイ。
出張シェフさんが作られたのでしょうか?
セレブで優雅な食事風景が浮かびます。

どのような会話をしながらお召し上がりなさるのでしょう。興味深々。
心に残る素敵な言葉を年一度結婚記念日にされてるとか・・・
素敵ですね(^^

これからもお二人仲良く末永くね。♪
返信する
やっほさま (みっく・じゃが)
2018-02-15 23:33:49
ありがとうございます。

出張シェフの体験をしてみたいです。
もう、お上手なんだからぁ。
残念ながら”在宅調理者”です。
切ったり焼いたり簡単です。

会話も平凡です。
お互いの年齢を嘆いたりとか、今日のKUUの仕草のかわいらしさとか・・
バカバカしいお話でして。。。
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