大騒ぎのオリンピックエンブレム、これが採用ですね。
藍を表しているそうで、染色家としては喜ぶべきかもしれませんが、
私個人の趣味から言えば、C案の『風神 雷神』が好きだったです。
発表の場に、王貞治氏がいて、決まった作品の図柄を持たせられている姿に
何だか、この作品に決まった責任を負わせているように感じてしまいました。
この穏やかな人格者を利用しないでもらいたいな。ふと そう思うTVのニュースでした。
2020年のオリンピックが東京に決まり、そのとたんに、決まっていた個展のギャラリーが
代々木に近いために再開発で建て替えすることになり、個展ができなくなりました。
慌ててギャラリーを探し、個展を終えたのが昨年９月。
2015年個展作品の絵織り『シチリアへ』
昨日、その東京オリンピックのエンブレムが決定・発表、明けて本日は来年の個展のギャラリーを
探しに出かけました。
昨年「最後の個展」と決めていたのですが、シチリア島を題材にしての個展を終えてから、
「まだ、南イタリアが残っているじゃないか」の想いが湧き上がり、
しかも、今春は北イタリアへ旅し、「『イタリア』をまとめたものを発表したい」と思っています。
「君の個展に来るたびに、また会えた という想いがある。できる限り続けてほしい」
とは、毎回招待する大学時代の男友達たちの言葉です。
みんな歳を重ねて、大なり小なり病気をしながら生きています。
こんな機会でもなければ会うこともないということでしょうか。
でも、”できる限り”は続けません。
私は元気で染めも織りも続けるでしょうが、個展という大きなエネルギーを使うことは
次回、来年 秋の個展で終わりにしようと思っています。今度こそ本当です。
何軒かギャラリーをまわり、5月中には決めたいと思っているのです。
決定しましたね。 ↑絵織りの真ん中の 煙たなびく山は
エトナ山ですね。光あふれる南イタリアの白い家並みなど
これを見るとシチリアへ行きたいと思いますもの。
個展を開くのは色々と大変なのですね。会場を探しもちろん
作品を何点も作りとエネルギーが要るのですね。
学生時代の友などあなたの個展を待っている人がたくさん
いますよ 頑張ってくださいね。
だからこそ 個展がすばらしいものになるのでしょうけど 終わった後の燃え尽きた感じ
年とともに こたえるでしょう。
ひとから「いつまでも…できる限り…」といわれても ご自分できっぱり
「そうもいかない！これを限りにしようと思っている」という きっぱりされたところが
みっく・じゃがさんらしいと思います。
でも 北イタリアをテーマとした個展をされることで さらに高みを経験されると
お気持ちに変化があったら それを生かす ゆとりを楽しまれるといいですね。
シチリアからイタリア本島・ソレントの海に向かう海は綺麗でした。
この写真の絵織りは買ってくださる方がいて、もう手元にないのですが、
エトナ山のゆったりとたなびく煙・・・
またこんなふうに絵織りを織って発表したいな、という気持ちになります。
再び がんばりましょう！
と言われますが、自分でボーダーを引かなければならないこともあるんではないか、とも思います。
新しいギャラリーで経験したことが、新しい私を作ってくれるかもしれません。
まずは、来年に向けて
でも決まったのですから、良しとしましょう。
来年の個展、決心されたのですね。
分かります。物凄いエネルギーが必要ですよね。
私はいまだに決心出来ずにいます。
体調の良い時にはやりたい気持ちになりますが、
少し疲れると、その気持ちが揺らぎます。
私もどちらかというと、熊谷では無く、東京方面でしてみたいと思っています。
でもいつになるやらですが。。
来年もまた楽しみにしています。
「えっ？またやるんじゃないか！」と不信感を持たれそう。うふふ
夫は「止めちゃダメ」なんて言いますが、正直疲れました。
あと1回！ 満足して止めたいの想いが。。。
昨年はイロイロ納得できずに終わってしまったのです。
なので、すべての個展の代表先品（残っているのもですが）も
展示して終わりにしようかと思っています。