ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

送別会

2011年08月10日 13時28分19秒 | 有り難う
 8月8日(月)夜、いくつか用事が重なりました。地域の平和運動家・故中村洋平さんの通夜、
北部春闘事務局会議、文京民商竹田さんの送別会とどれをとっても大事なことばかり。
 通夜は区労協代表で議長が、事務局長は告別式に出ることにしました。
 北部春闘事務局会議は秋の北部集会や総会の打ち合わせをして次回の会議で具体化することを決めました。
 送別会は19年間、民商事務局として業者運動や地域運動で尽力されてきた竹田さんをねぎらうため地域の専従書記の仲間で開いたもので10名が集まりました。
 気心の知れた仲間での飲み会とあって、遅れて参加しましたが、とても気が休まる良い集まりとなりました。
 しかも竹田さんは、この機会にCU文京に加入し31番目の組合員となり、この日、参加していた山田CU事務局長は大喜び。
 その勢いで二次会まで繰り出しました。翌日の反核69行動には中村洋平さんと
伊関秀雄さんの遺影を掲げてアピールすることになったので、お二人とも
天空で喜んでおられることと思います。
 とにかく、何事においてもやるべきことはやらなければならないということですね。
いずれにしても、竹田さん!これからもよろしくお願いします。

最後は

2011年08月09日 21時11分46秒 | 有り難う
 争議支援のつどいの文化行事の最後は、国鉄東京合唱団の皆さんです。
合唱団の皆さんとも20年のつきあいです。たたかうものにとって珠玉の曲が続きます。
 この日のビールの消費量は158本ですが、この時ばかりは舞台に釘付けです。
 いつも最後の最後で申し訳ないのですが、これでビシッと閉まるんですよね。
 

助け合い

2011年08月09日 13時57分17秒 | 有り難う
 文化団体アピールの最後は、わらび座の営業担当者の三上さん。
最近は、すっかり壺を心得てきて、ここ一番には、いつも登場します。

 この日は、来年2月東京特別公演が決まった東日本大震災復興支援作品として
故郷に誇りを取り戻そうとミュージカル「アテルイ」公演をアピール。
 2月23日(木)~26日(日)新宿文化センター

 青年劇場の星野クンは上から、前進座の営業の村嶋さんは下から
ポスターを支えてくれ、この助け合いこそが、日本の文化運動に求められています。
 歌舞伎をはじめ古典芸能を舞台で演出する「前進座」
 民俗芸能や現代ものをミュージカル化して表現する「わらび座」
 現在社会の様々な現象を舞台化し、意欲的に表現する「青年劇場」
この3劇団が、文京の地域でも定着しつつあります。
 ここ10年あまり、地域の様々な運動も文化団体と協力しあってこそ、
生きた運動の拡がりができるように実感しています。

 その意味では、劇団同士の助け合いと地域の労組との連携がとても大切ですね。
芝居は、一人で観るのもいいですが、団体で観ると倍楽しめるかもしれませんね。
団体割引はあるし、役者さんとも交流できますからね。

 これは、良い写真を撮ってくれました。
 カメラマンは、土建の好青年、品川クンですね。
「村嶋さんは腕だけなの?」「なに、そこが良いんだって。」「なるほど。」 

しかし、こうして日本の新しい文化が生まれていくんですね。

 

アピール

2011年08月09日 09時50分30秒 | 有り難う
 今回、争議支援のつどいで文化団体のアピールは、争議団紹介の後になりました。
 劇団青年劇場からは、お馴染み中堅女優の湯本弘美さんと若手俳優の星野勇二さんが参加し、9月公演のアピールは若手の星野さんに任せました。

 9月公演は、基地の街、沖縄・普天間を舞台に、“沖縄の心”にチャレンジする
劇作家、坂手洋二書き下ろしの野心作。演出は藤井ごう氏。
 星野さんは、昨年のビアパーティーに続いて2度目の参加。
「結の風ラプソディ」で初演し、このたび全国公演から戻ったばかり、
今後の活躍が期待されます。
 湯本さんは、この日は、大忙し。午前中から区労協に来て、買い出しから始まり
ゴーヤチャンプルを作ったり、そうめんを茹でたりと大奮闘でした。
 会場に着くと、故伊関さんに買ってもらった浴衣に着替え、盛りつけしたり
ピアノを弾いたり、CU文京支部紹介に出たりと今日一番忙しい人でした。
 女優としての仕事は舞台「博士の愛した数式」でシングルマザー役で
好評を博しました。文京とのかかわりは、もう20年もなるそうです。 

貝殻

2011年08月08日 17時26分57秒 | 有り難う
 4日の争議支援のつどいの文化行事のトップバッターは劇団前進座女優の西川かずこさんが着物姿で登場しご挨拶。
 西川さんは、山陰の温泉町を舞台にした「夢千代日記」でベテラン芸者(菊奴姐さん)役で出演中。
 その中で歌われている鳥取県の貝殻節をほのぼのと歌いあげて下さいました 
 三味線と太鼓が入れば、もっとよかったのですが即興のお願いにもかかわらず、
応えていただけるのですから有り難いですね。
 大工さんの棟梁であった故伊関秀雄さんには漁師の労働歌もいい供養になったと思います。
 前進座の10月公演は、「明治おばけ暦」(10/14~23前進座劇場、10/25、26浅草
 文京観劇日は、10月25日(火)18:00~浅草公会堂、良いお席で、
しかも特別料金でご覧いただけます。
 4月に文京の「やすらぎコンサート」に参加された上沢美咲さんがヒロインとして登場されるので、今から楽しみですね。

 それでは、鳥取県民謡の貝殻節を一曲、
>何の~因果(いんが)で貝殻(かいがら)漕(こ)ぎな~ろうた♪
カワイヤノーカワイヤノ
 色は 黒うな~る 身はやせる~
ヤサホーエヤ ホーエヤエー ヨイヤサノ 
サッサヤンサノエー ヨイヤサノサッサ

>戻る~舟路(ふなじ)にゃ櫓櫂(ろかい)が勇む~♪
カワイヤノーカワイヤノ
 いとし妻子(つまこ)が 待つほどに~
ヤサホーエヤ ホーエヤエー ヨイヤサノ 
サッサヤンサノエー ヨイヤサノ サッサ

 「いいですねぇ。」民謡というものは私たちの魂を揺さぶるものがありますね。
これを機会に、生まれ故郷の民謡を一曲は、おぼえてもらいたいものですね。
 「これからは、伊関さんに代わって俺が歌う」と高田会長が言って
おられました。
 運動も、民謡も、何事でもそうですが、必ず、歴史を作る誰かが次を
つないで下さるので人生というものは、面白いものですね。




縁の下の

2011年08月08日 11時49分32秒 | おくやみ
 若い人たちの結婚の知らせや新しい生命の誕生がある一方、訃報も続いています。
 地域の平和運動に長年にわたり関わり、縁の下の力持ちとしての役割を果たして来られた
文京平和委員会の中村洋平さん(享年78歳)が4日の争議支援の集いが行われた日に逝去されました。
 8月9日夕方、後楽園駅前で文京平和委員会・出版労連北部地協・区労協による第300回目の
反核69行動を行いますが、この運動に最初から先月まで参加して来られた数少ない一人です。
 ここに謹んで哀悼の意を表します。

 通夜は、8月8日(月)18時から、告別式は、8月9日(火)11時から。
 式場は、いずれも町屋斎場(荒川区町屋1-23-4) 喪主は中村暢子様。

 写真は先月6日、本郷三丁目駅前で行われた69行動に参加された時の中村さんです。
7月7日のブログで紹介がされています。写真もそのときのものです。

千の風になって

2011年08月06日 11時25分54秒 | おくやみ
 文京の争議支援ビアパーティーでは、10年以上にわたり過労死労災認定のたたかいも支援し
集いに参加していただいていましたが、それが解決した後は、
大気公害患者の皆さんにお声かけして参加していただいています。
 その運動の先頭にたってこられた伊関秀雄文京連絡会の前会長が7月18日に急逝されたので
この場を借りて伊関さんを偲んで、高田現会長の挨拶の後、連絡会と患者会で、
追悼の歌として、大気裁判の中で作られた「小さな願い」と「千の風になって」を歌わせて頂きました。
 ピアノは劇団青年劇場の女優湯本弘美さん、ギターは若手俳優星野勇二さん。

 あの大きな声で“怒鳴られ”ていた伊関さんのことを私たちは決して忘れないでしょう。

>あの~おお~きな そ~らを~ ふきわたって いま~す~♪

 合掌

 

目玉

2011年08月05日 17時47分05秒 | レポート
 今年の争議支援ビアパーティーの目玉は、冤罪布川事件で再審勝利判決を
勝ち取ったショウジとタカオこと桜井昌司さんと杉山卓男さんの勝利報告。
 そして、前日、都労委で日航の不当労働行為が認定されましたが、
パイロットとスッチーことJAL不当解雇撤回裁判原告団とJAL客乗不当解雇撤回裁判
原告団のみなさんが初めて来ていただいたことではないでしょうか。
 
 集いは、藤井副議長の司会で始まり、遠藤区労協議長が主催者を代表して挨拶。
続いて、勝利報告として布川事件守る会の中澤事務局長、桜井さん、杉山さんが
壇上で、支援の拡がりの中で無実が証明されたことや現在の心境などを語り、
会場からの大きな拍手に包まれました。
 また、区労協とCU東京文京支部で退職勧奨を受けた民間会社の元営業部長の
リストラ問題が、これまた前日解決したことが報告されました。
 米谷元区労協議長の発声で乾杯し、歓談にはいりました。
 第2部は、出版情報関連ユニオンの登尾さんと映演アニメユニオンの松本さんの
司会ではじまり、最初に、先月、永眠された大気あおぞら連絡会の伊関前会長を
偲び文京連絡会と公害患者会を代表して高田連絡会会長が挨拶。そのあと、
大気裁判のなかで生まれた歌などを合唱して哀悼の意を示しました。
 また、前進座女優の西川かずこさんが友情出演し、民謡好きだった伊関さんのために
夢千代日記で歌われた「貝殻節」を、しみじみと披露してくださいました。
 来賓挨拶は、出版労連大塚副委員長、全印総連東京地連是村新委員長、
全都一般印刷労組の佐藤代表委員があいさつ。
 文京民商の日高さんと国民救援会都本部が山崎さんが紹介されました。
 そのあとは、定番、地元の建設業者で作っている文京住宅センターからのアピール。
それに、組合員が31名に増えて勢いづくCU東京文京支部から山田事務局長のアピール。
 この日のメーンエベントである争議団紹介では、壇上に上がった争議団・争議組合
が、それぞれにアピールしていただきました。
 前進座・青年劇場・わらび座からのアピールのあと、国鉄東京合唱団の
力強いたたかいの歌でフィナーレを迎えました。
 閉会は小川区労協事務局次長の挨拶と団結ガンバローで締めました。
 9月からの新たなたたかいのスタートにふさわしい、すがすがしい集いとなりました。
 

とても

2011年08月05日 15時23分22秒 | 有り難う
 8月4日(木)夜、文京区民センターで夏恒例の争議支援ビアパーティーが開かれ、
150名が参加しました。
 地域の労働組合の私たちが催しものを呼びかける場合、どのくらいの方たちが
参加されるのか、いつも見当がつきません。
 今回は100名分の用意をし、争議団・争議組合のチラシは120枚持ち込んで
いただきましたが足りなくなってしまいました。
 しかし、今回は、とても良い争議支援の集いになったように思います。
 冤罪布川事件の桜井・杉山さんの勝利報告は、もちろんですが
なにより争議団・争議組合の皆さんのアピールの時間を十分、保障できたことです。
 いつもは、争議団紹介が一番最後になってしまい、時間がなくて名前だけの
紹介になることもあったのですが、今回は少し工夫して文化団体アピールを後に回し
最後は、国鉄合唱団のたたかいの歌で締めくくったため、やっと争議団支援のつどい
にふさわしい集まりになったと思います。
 20年も、毎年争議団支援の集いをやってきて、まだまだ争議団のみなさんを
大事にしていなかったことに気づきました。
 しかし、これだけ人が集まっていただけるということは、地域の労組はもちろんのこと
出版労連や全印総連など産別の組合が、地域の集まりを重視して、参加を呼び掛けて
いただいているからだと感謝しています。本当にありがたいことです。

 今回、参加していただいた争議団・争議組合は7月に和解が成立した
東和システム争議団はじめ、全洋労UIP映画争議、映画演劇アニメユニオン・
京阪商会不当配転貞中さん、出版労連C&S関連労組のみなさん、
廣川書店労組、出版情報関連ユニオン・中山書店分会、全印総連三晃印刷労組、
大日本印刷・DNP争議団、技報堂労組、東京シティーユニオン、明治乳業争議団、
そして初登場の日本航空不当解雇撤回裁判原告団・客乗裁判原告団のみなさんが
壇上にあがって、たたかいのアピールをしていただきました。
 この壇上でも、さわやかにたたかう女性の皆さんが多数いらっしゃることを
印象づけました。プライバシー保護のため全体をアップできないのが残念です。
 ややもすると男ばかりの集会が多いのですが、この日は、会場の中も、
全印総連女性部をはじめ多数の女性の皆さんの参加が目立ちました。
 世の中が確実に変動し、そのかじ取りは、女性に頼ったほうがいいのではないか
と私は実感しました。
 この集いの準備段階から、後かたずけまで女性の力は絶大ですね。
ありがとうございました。
 

副操縦士

2011年08月04日 09時57分24秒 | レポート
 昨日、3日の午前中、CU東京文京支部と区労協がかかわったリストラ問題が
自主交渉で双方の努力により合意書に捺印し解決しました。
 午後は、事務所で食事をしながら歌の練習をしていたら来客がありました。
 9月15日の東京地評争議支援総行動オルグ(支援要請行動)で4名が見えました。
その中に日本航空の副操縦士さんがいらっしゃいました。
 早速、4日の争議支援の集いへお誘い、来ていただくことになりました。
ついでに「写真を一枚撮らせて下さい。」と言うとタスキをかけて応じて下さいました。
 本来、飛行機を操縦しているはずの人が、文京の街に来て、一軒一軒組合を
回って歩くのも、つらいことではありますが、人生の中での貴重な体験として
職場復帰までがんばってもらいたいですね。
 3日の午前中は東京都労働委員会で、日本航空の不当労働行為を認定する
命令が出されました。日航は、この命令を受け止め、一日も早く不当解雇を
撤回すべきです。
 その一方で、今朝の新聞報道によると、日航の稲森会長と大西社長は
記者会見して、この4-6月期連結決算で171億円の営業利益がでたことを
発表しました。

 写真は、JAL不当解雇撤回裁判原告団の森本さん、客乗原告の斎藤さん、
社保庁不当解雇撤回全厚生闘争団、JMIU日本アイビーエム支部の皆さん。