ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

納涼会

2011年08月19日 15時44分13秒 | レポート
 8月18日(木)夜、文京区民センターで大日本印刷の子会社DNPファインを解雇された
橋場さんの争議を「勝たせる会」の主催で納涼会が開かれ全印総連の仲間を中心に90名が参加しました。
 全印総連村田女性部長の司会で進められ、主催者を代表して東海林新聞労連委員長の挨拶の後、
菊池東京地評常任幹事の発声で乾杯し歓談に入りました。
 第二部は竪弁護士の弁護団報告から始まりました。そのあと、「ちれんず」のコーラス。
 その中で「本を作る街で」という区内の製本現場で過労死した金井さんの
労災認定を勝ち取るたたかいの中で作られた歌が、全印総連女性部のコーラス
グループによって歌い継がれていることには感動を覚えました。
 これは、青年劇場の福山啓子さん(「博士の愛した数式」演出)が作詞、
シンガーソングライターの橋本のぶよさんが作曲したものですね。

 >この街は本を~ 作る~ま~ち~  ♪
  きこえる 折機の音~ インクのにおい~
  フォクリフトの~うなり~ 小さな~会社が~
  肩寄せ合い一日~ 本を 作る街~
  この街で あなたと出会い~ あなたと暮らした~
  子どもたちが生まれ~ 幸せだったあの頃~

 10年ほど前まで文京区労協は、全印総連、出版労連のみなさんとともに
永井製本過労死・共同プロセス過労死・光文社過労死などの労災認定闘争を
産別・地域一体となって取り組み、いずれも労災認定を勝ち取りました。
 そういうたたかいの歴史と伝統を守り、今日まで付き合いが続いています。
 産別組合のテコ入れなくして地域の運動は大きく発展しないので
これからはCU東京の強化が日本の労働運動再生のカギを握っているような
気がします。それは、もっとも困難をともなう取り組みだからです。
 そこに、これから産別をになう若い幹部の皆さんが着眼して
いただければ、日本の労働運動も、まだまだ発展するような気もしますが…。
(これは、独り言)


 文京区労協からは遠藤議長が激励の挨拶を行いました。
 出版労連、全都一般印刷労組会議などからも挨拶がありました。
 争議団紹介の後、橋場さんの力強い決意表明を行い、争議に入って丸2年が経過。
さいたま地裁で裁判が続いています。
 「偽装請負」は犯罪として刑事告発も行い犯罪行為の断罪を強く求めました。

 最後は、全印総連の加藤委員長が閉会と団結ガンバローで締めました。

旅公演、出張と

2011年08月19日 11時51分05秒 | 有り難う
 5月の連休明けから「結い風」旅公演、出張と各地を飛び回っていた青年劇場の秋山さんが
「CU文京のために」と山形のお酒と石川県のかき餅を手土産に区労協事務所に4ヵ月ぶりに
顔を出してくれました。
 CU文京支部は、8月24日(水)夜、区労協事務所で幹事会を開催します。
その日の早朝は、駒込病院前未組織宣伝を朝7時から行います。
 26日(金)昼休みには白山上交差点で未組織宣伝を行います。
 CU文京の行動や会議には、関心のある方はどなたでも参加できます。
 劇団員にとっても入院給付金1日5000円は魅力的な共済制度と思いますので、
危険もともなう舞台現場で働いている役者さんにもお勧めします。
 現に何名かは加入していただいていますので、その魅力を大いに勧めてもらいたいですね。
 そのことが労働運動と文化運動の接点になり、労働者が団体観劇を楽しめるようになるかもしれませんね。
 文京区労協としては文化運動として下記の団体観劇を取り組みます。
 *9月16日(金)19:00青年劇場「普天間」公演(紀伊国屋ホール)
           チケット代 5000円のところ4500円 (特別席を確保)
 *10月25日(火)18:00前進座「明治おばけ暦」(浅草公会堂)
           チケット一等席7500円のところ6000円 (特別席を確保)
 *2月24日(金)夜(予定)わらび座「アテルイ」(新宿文化センター)
           料金等決まり次第一定数の特別席を確保します。
 今から、予定表に入れて、団体観劇を楽しみましょう。いずれも文化交流会を予定します。

帰省先から

2011年08月19日 11時00分05秒 | 有り難う
 お盆の帰省先から戻った元争議団のT君がお昼頃、手土産の生八ツ橋を持って
区労協事務所に顔を出してくれました。
 労働争議が終わって6年近く経っても、こうして立ち寄ってくれると嬉しいものですね。
 争議団の頃は大食漢だったT君も、最近は食事制限をしているのか、すっかりスマートになりました。
 首を切られた労働争議というものは経験上たいへんなことですが、
あきらめるか、闘うか以外に道はありません。
 闘うことを選んだ人たちが争議団となるわけです。
 そして勝利するまで、同じような仲間とともに闘うことになります。
 自分と家族の人生にとって、それがよかったのかどうかは、
人それぞれだと思いますが、怒りを持って闘いに立ち上がることは、
理屈でなく、生身の人間として大きく評価できると私は今も思います。
 首を切られた争議団の方は、お昼に文京区労協事務所に顔を出してもらえば
おかずが気にならなければ、ご飯だけは炊いてあります。
 貯蔵品の「そうめん」なら2~3分で茹であがります。
 闘うためには「食べる」ことが、まず第1であることは「戦争に勝つ。」常道でもあります。