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HP「広島ぶらり散歩」編集&更新の履歴ブログです。
広島市は“平和都市”のほか“水の都ひろしま”も推進しています。

中区:被爆遺構展示館

2022年04月26日 09時22分28秒 | 平和記念公園
中区中島町の平和記念公園(旧中島地区天神町の部分)に建てられた「被爆遺構展示館」です。
※鉄骨造平屋、床面積:約81㎡。遺構展示は3.2m×3.2mと小さな展示館です。
※ことし3月26日(土)開館しました。入館は無料です。

広島市は、この(旧中島地区)被爆遺構館を次のようにいっています。
『被爆遺構展示館は、被爆の実相を直接見て肌で感じていただけるよう、原子爆弾による被害の痕跡が残る住居跡やアスファルト舗装された道路跡などを露出展示しています。
被爆当時の町並みの遺構を通じ、平和記念公園を訪れる人々に、「この地」にはかつて多くの人が暮らす町があったこと、そして「この地」に暮らしていた人々の日常がたった一発の原子爆弾により一瞬にして失われてしまったこと、そして被爆後の先人たちのたゆまぬ努力により「この地」が平和の象徴としての公園として整備され、平和で美しい町として復興を遂げたことをご覧いただけます。』と。

住居跡:焼落ちた土壁・天井など、炭化材〔炭化畳、炭化板材はレプリカ〕
天神町筋:アスファルトや側溝


この施設を建てた広島市に対して、言葉は汚く拙いとは思いますが“これっぽち”の展示で、被爆の実相を感じてくれと押し付けるように云っているように思えてならないのです。わたしのような感性が鈍い人間には、展示規模はまだまだ大きくなくてはならないと云いたいのです。
以前、見学した、阪神・淡路大震災の“生きた教材”ともいえる「野島断層保存館」は、延床面積:4,047㎡もあるのです。
この保存館を見学した時、この断層があの阪神・淡路大震災のおおもとかと(わたしは)実感したからなのです。

まだまだコロナ禍であることから見学者が押し寄せることはないのが現状でしょうが、
わたしが編集した頁では、わたしの屁理屈を述べていますが、
完成したからには少しでも被爆遺構展示館の宣伝をしたいという気持ちは忘れてはいないつもりなので、ブログでも紹介し、HPの頁も編集しました。
(裕編集の)被爆遺構展示館

4月26日(安芸区のわが家付近)天候:くもり→午後⇒本降りあめ


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2 コメント

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Unknown (ガーベラ)
2022-04-26 14:37:53
こんにちは 裕さん。

広島が一面焦土と化した光景が脳裏にありますので
ほんの一部分を切り取って生活の遺構として展示されていることに
こんなものでは無いと仰る気持ちよく分かります。
広島を長い間見続けて来られた裕さんの言葉は重いです。
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小規模すぎます ()
2022-04-26 16:59:06
こんにちは、ガーベラさん。

通称・原爆資料館耐震工事前の発掘調査などで出土した被爆の品々や被爆遺構を展示したらという被爆者団体の要望に(予算的に担当者段階で)応えたというのがこの規模の展示施設だったとわたしは思っています。
数億円単位の規模の施設なら議会承認が必要になるからではと思っているのです。
編集頁からは削除しましたが、
“安物買いの銭失い”の施設になるのではと心配しているので、宣伝をとしなくてはと思ってはいますが。
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