2010年シーズンに挑むヴァンフォーレ。このオフシーズン積極的に選手を補強して一見戦力の充実をみせていますが、ポジションをよく見ると実は不安と感じる箇所も結構あります。
そこで今回は、チームの長所よりも短所に注目して、あえて厳しい目でヴァンフォーレというチームを冷静に分析していきたいと思います。まずは第一に気になったポイントから。
それは試合でFWに誰を使うのかということですね。このポイントは以前から挙げていますが、新加入選手2人は即戦力候補で、プラス昨シーズンのスタメン2人(マラニョン&キム・シンヨン選手)がいます。その他にもFW登録で大西・片桐・小池選手がいて、FWのポジション争いは熾烈を極めています。
その中で何人かはMFにまわる人が出てくるとは思いますが、それでも1試合最大3人(3トップの場合)のFWの枠に何人もの選手が激しい定位置争いが繰り広げられることは必至な状況です。
今までやってきた実績のあるメンバーと期待を背負って加入してきた新メンバーとの融合が早期に実現できるかが鍵となりそうですが、そこで意見の食い違いや出場機会を求めて監督と対立する図が出来上がってしまうと、いつまで経っても連携がうまくいかないで前線の攻撃がチグハグする負のサイクルに陥ってしまう可能性があります。それは絶対に避けなければいけません。
今のメンバーを不満が出ないようにうまくやりくりしながら、高いモチベーションを維持し続ける工夫が必要になってくると思いますね。
あとは守備的な中盤の役割を誰が担当するのかも気になります。高いテクニックで魅了するスター選手ばかり集めていても試合には勝てません。黒子のように献身的に相手にプレッシャーをかけにいってボールを奪い、彼らにパスを送る役割の選手が必ずといって良いほど必要といえます。
しかし今のメンバーを見るとその守備を得意とするMFの役割をこなせる選手が見当たりません。チームのために黒子役に徹する役目を誰がこなすのかも今シーズン注目すべきポイントです。
そこで一つ提案します。もしもその役割をDFのダニエル選手がこなしたら面白いと思いますね。ダニエル選手は加入当初センターバックの他にもボランチのポジションもできるという‘売り’でした。
瞬時のスピードには難がありそうですが、空中戦に強くボールの軌道を読む能力とボール奪取能力は素晴らしいものがあり、昨シーズンの活躍で実証されています。時折みせる攻撃参加も意外性があってその効果を発揮し、センターバックからよりボランチの位置からの方がリスクも少なくて済みます。
なにより4バック時に居場所が無くなる秋本選手を飼い殺しにしておくのは勿体ないということが前提にあるのですが、ボランチにダニエル選手、センターバックに山本選手と秋本選手という昨シーズンと異なるバリエーションを試しても面白いと思いますね。
3つ目はサイドバック。レギュラーとして攻守に精力的に動き回り、チームの‘エンジン’となっていた杉山選手の退団はあまりにも影響が大きいと思います。
左サイドも昨シーズン序盤悩んだポジションの一つでした。しかしリーグ中盤から終盤にかけて吉田選手が台頭してきたのは好材料といえます。2010年シーズンは本職といえる右サイドバックにポジションチェンジしそうですが、左サイドを経験したことはチームにとってプラス要素となるでしょう。
両利きの新加入内山選手もいて4バックの場合は彼ら2人がレギュラーを務めることになりそうですが、この2人以外でサイドバックを本職としている選手は見つかりません。出来ることならもう1人ほどサイドバックの職人タイプの選手を補強してほしかったです。
…補強が完成し新体制が発表されたので、この時点での不安点をまとめてみました。もちろん個人的に感じた点なのでそこが絶対にウィークポイントとなるとは限りません。でもその点を乗り越えることができれば、さらにチーム力がアップして万全な状態に仕上げることができると思いますよ。
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そこで今回は、チームの長所よりも短所に注目して、あえて厳しい目でヴァンフォーレというチームを冷静に分析していきたいと思います。まずは第一に気になったポイントから。
それは試合でFWに誰を使うのかということですね。このポイントは以前から挙げていますが、新加入選手2人は即戦力候補で、プラス昨シーズンのスタメン2人(マラニョン&キム・シンヨン選手)がいます。その他にもFW登録で大西・片桐・小池選手がいて、FWのポジション争いは熾烈を極めています。
その中で何人かはMFにまわる人が出てくるとは思いますが、それでも1試合最大3人(3トップの場合)のFWの枠に何人もの選手が激しい定位置争いが繰り広げられることは必至な状況です。
今までやってきた実績のあるメンバーと期待を背負って加入してきた新メンバーとの融合が早期に実現できるかが鍵となりそうですが、そこで意見の食い違いや出場機会を求めて監督と対立する図が出来上がってしまうと、いつまで経っても連携がうまくいかないで前線の攻撃がチグハグする負のサイクルに陥ってしまう可能性があります。それは絶対に避けなければいけません。
今のメンバーを不満が出ないようにうまくやりくりしながら、高いモチベーションを維持し続ける工夫が必要になってくると思いますね。
あとは守備的な中盤の役割を誰が担当するのかも気になります。高いテクニックで魅了するスター選手ばかり集めていても試合には勝てません。黒子のように献身的に相手にプレッシャーをかけにいってボールを奪い、彼らにパスを送る役割の選手が必ずといって良いほど必要といえます。
しかし今のメンバーを見るとその守備を得意とするMFの役割をこなせる選手が見当たりません。チームのために黒子役に徹する役目を誰がこなすのかも今シーズン注目すべきポイントです。
そこで一つ提案します。もしもその役割をDFのダニエル選手がこなしたら面白いと思いますね。ダニエル選手は加入当初センターバックの他にもボランチのポジションもできるという‘売り’でした。
瞬時のスピードには難がありそうですが、空中戦に強くボールの軌道を読む能力とボール奪取能力は素晴らしいものがあり、昨シーズンの活躍で実証されています。時折みせる攻撃参加も意外性があってその効果を発揮し、センターバックからよりボランチの位置からの方がリスクも少なくて済みます。
なにより4バック時に居場所が無くなる秋本選手を飼い殺しにしておくのは勿体ないということが前提にあるのですが、ボランチにダニエル選手、センターバックに山本選手と秋本選手という昨シーズンと異なるバリエーションを試しても面白いと思いますね。
3つ目はサイドバック。レギュラーとして攻守に精力的に動き回り、チームの‘エンジン’となっていた杉山選手の退団はあまりにも影響が大きいと思います。
左サイドも昨シーズン序盤悩んだポジションの一つでした。しかしリーグ中盤から終盤にかけて吉田選手が台頭してきたのは好材料といえます。2010年シーズンは本職といえる右サイドバックにポジションチェンジしそうですが、左サイドを経験したことはチームにとってプラス要素となるでしょう。
両利きの新加入内山選手もいて4バックの場合は彼ら2人がレギュラーを務めることになりそうですが、この2人以外でサイドバックを本職としている選手は見つかりません。出来ることならもう1人ほどサイドバックの職人タイプの選手を補強してほしかったです。
…補強が完成し新体制が発表されたので、この時点での不安点をまとめてみました。もちろん個人的に感じた点なのでそこが絶対にウィークポイントとなるとは限りません。でもその点を乗り越えることができれば、さらにチーム力がアップして万全な状態に仕上げることができると思いますよ。
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