ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

新スタジアム独自調査~吹田スタジアム~

2016-10-09 | Weblog



9月10日にアウェーで行われたガンバ大阪戦。この試合を観に行ったのですが、少し遅くなりましたが試合会場となったガンバ大阪のスタジアム‘市立吹田サッカースタジアム(吹田スタジアム)’の魅力と感想を書いていきたいと思います。




万博記念公園内エキスポシティ側から歩いて向かっていき、しばらくすると見えてくるのが吹田スタジアム。このスタジアムは2013年冬に起工され、2015年秋に完成。今年(2016年)から全面開場されてG大阪が今シーズンからホームゲームで使用しています。大阪まで観戦に行くと決めた最大の要因がこのスタジアムを見ることだったので、高まる期待に胸躍らせながら歩いていきます。多少小走りになってたかも(笑)




ヴァンフォーレ寄りのバックスタンドの席を取っていたので、スタジアムの周りをぐるっと歩きます。




場内の喫煙スペースだと思うのですが、下から見上げるととても高く感じられますね。建物もとても大きいのが分かると思います。




スタジアムに入るためにはこのキツい傾斜の階段を上っていきます。ここらへんはあまり経費をかけてないかもね。






スタジアムコンコースの売店やグッズ売り場は大勢の人で賑わっていました。大阪ならではの食べ物が並んでいてバリエーション豊富でしたよ。




コンコースを歩くと片側は売店やグッズ売り場が並んでいましたが、もう一方は壁がないのでピッチを存分に見渡せる設計になっていましたね。ビジター近くはホームユニなどを着て通れませんが、基本コンコースを歩いて一周することができます。




スタジアムの上層階に行くこともできました。上層階でももちろん売店があります。





上層階の天井は配線や管がむき出しでした。配線むき出しは大丈夫かなぁと思ったのですが、こういうところで無駄な経費を抑えてコストカットしてるんだなぁって感じましたね。





上層階から見たピッチの眺め。急角度で若干怖さを感じたのですが、ピッチまでの距離はここにいてもとても近い。観客がたくさん入る構造なのにピッチが近く感じられることが最高の臨場感を生み出しているんだなぁ。




スタンドからピッチまでの距離は7m。国際Aマッチが開催できる日本のスタジアムの中で最短距離に設定されています。





屋根はすべての席の上にあり、強い雨風の場合ではない限りは濡れずに安心して観戦することができます。




客席は個別型のシートが上がるタイプ。ドリンクホルダーもついています。しかし席の幅は広くとられていないようで、両隣がいると少し窮屈に感じられました。ちなみに写真は監督&コーチ&選手たちが使うベンチ。スポーツカーのシートみたいですね。




ビジョンの画質もとても綺麗だった。





この下の空洞は芝の育成を助けるためのピッチに風を送る通気口のようです。




こちら側だけ屋根が透明になっているのは、日が出ている時間帯にピッチに太陽の光がたくさん当たるように計算されているもの。ピッチの芝が青々と育つような工夫がされているんですね。




水が捲かれるだけで絵になりますね♪




応援するヴァンフォーレゴール裏サポーター。屋根があるからよく応援が響いていましたよ。




以前にも紹介しましたが、こんな演出ができるのも新スタジアムならではのことですね。




将来的にはヴァンフォーレもこのような素晴らしい雰囲気の中で試合がしたいですね。今から新スタジアムの妄想が膨らみます(笑)



…では新しいスタジアムを観てきた自分なりの総括をしたいと思います。まずは場所ですが、万博記念公園内の広大なスペースを利用してスタジアムが建てられています。公園内は普通の住民もいないことから騒音や駐車場などご近所への迷惑のかかることはほとんどなさそう。また公園内にはモノレールなどの交通機関があり、エキスポシティのようなアミューズメント施設&大型複合商業施設も入っています。しかもゆっくりできるような緑いっぱいの庭園もあり、サッカー以外でも楽しめる要素がたくさん含まれています。

個人的に感じたスタジアムの第一印象は‘デカイ’。ピッチまでの距離が近く臨場感があると聞いていたのでコンパクトに作られているのかなと勝手にイメージしていたのですが、決してそうではありませんでした。お椀型に高くなるほど傾斜がつく設計の座席が360度続いており、その印象は壮大にして圧巻。売店の数もトイレなどの数も多く、さすが新スタジアムだなと思いました。写真でも挙げましたが、ところどころ配線や管が露出しているところや階段の質など経費を削減しているなと思われる箇所、スタジアムの外壁や柱の感じなど無機質な感じですが、サッカーをするためには余計な装飾で経費を浪費する必要はないと個人的には思います。

全体の建設費は140億円。新国立競技場の約3分の1と言われる建設費でこれだけ雰囲気のあるスタジアムが出来上がることはとても驚きましたね。しかも建設費は寄付によって賄われているので、全国で新スタジアム建設を考えているクラブのモデルケースになりそうですね。この吹田スタジアムは4万人が収容できるように作られていますが、ヴァンフォーレはここまで大きくなくて良いので、2万人規模のスタジアムを想定して吹田スタジアムをモデルケースとして実現を目指してほしいですね。この吹田スタジアムはヨーロッパでサッカーを観ているような雰囲気を味わえるとの噂でしたが、観戦してその気持ちを体感できました。山梨でもこのような雰囲気のスタジアムができるだけ早くできることを願っています。

観戦してみてほとんど良かったところでしたが、敢えてムムッと思ったところは‘スタジアムまでの道のり’。エキスポシティからこちらに進んでいけばスタジアムに到着しますという看板が立っていますが、気が滅入るような長い階段を上っていき公園内を遠回りするようにしばらく歩いた先にスタジアムがあります。写真で駐車場とスタジアムが一緒に写ったものがありましたが、そこからも駐車場をぐるりとまわるように移動していくのでかなりの距離があります。帰りも同じく自分はシャトルバスでの移動を選択したのですが、スタジアムから出てかなりの距離を歩かないと乗り場まで到着できません。まだ自分は若いから良かったものの、ご年配や子供連れの方などその長さにうんざりするレベルだと思います。これまで各地のスタジアムに行ってますが、歩いた時間は一番だった気がします。この試合は2万人届かない観客動員でしたが、もっと多いと混雑もして長蛇の列で時間かかって大変だろうなと思ってしまいました。ヴァンフォーレもこれから新スタジアムを考えていく上で、ハード面を考えるのはもちろん重要ですが、そちらばかりに気を取られてこのようなソフト面の問題をないがしろにしないように気をつけたいですね。




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