ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

本日清水エスパルス戦!見どころ紹介

2024-08-17 | Weblog


ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第27節アウェー静岡県静岡市清水区のIAIスタジアム日本平にて清水エスパルス戦です(18時半キックオフ)。



◇中継情報◇
DAZN
YBSラジオ

◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 8月17日 6:00発表
IAIスタジアム日本平(静岡県)
晴れ☀️(猛暑日)
最高気温:37℃(キックオフ時∶32℃) 最低気温:26℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:40%
18時~24時:10%


◇見どころ紹介◇
【清水エスパルス】
☆今シーズンの成績:18勝1分け7敗(勝ち点55) 1位
☆ここ最近5試合の試合結果
→○○○✕○
☆注目選手
住吉選手∶前回対決で終了直前に決勝点を決められたCB。今回も打点の高いヘディングに要注意。
乾選手∶絶大な存在感を放つ清水の司令塔で元日本代表。創造性あふれるプレーに注目。
吉田選手∶2008年から2011年まで在籍していた元ヴァンフォーレ選手。今回はベンチからのスタートが濃厚。

☆予想布陣:4-2-3-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:清水エスパルスvsザスパ群馬 明治安田J2リーグ 第26節 2024/8/10


【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績:8勝8分け10敗(勝ち点32) 14位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△✕△○○
☆注目選手
ピーター ウタカ選手∶清水は2015年に初来日を果たした古巣クラブ。そのクラブに対して今回恩返しゴールが奪えるか期待。
アダイウトン選手∶どんな強力な守備陣にも通用する力強い突破力を持つサイドアタッカー。
マクーラ選手∶苦しい状況を打開する潜在能力を持つヴァンフォーレの秘密兵器。清水相手に爆発する姿が見たい!

☆予想布陣:3-4-2-1
☆予想スタメン

※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。

☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vs藤枝MYFC 明治安田J2リーグ 第26節 2024/8/10


☆富士山ダービー
山梨県に本拠地を置くヴァンフォーレと静岡県に本拠地を置く清水エスパルス。お互い富士山を挟んだ関係性ということでこの対戦を『富士山ダービー』と呼び、試合当日は両者のサポーターで大いに盛り上がります。2006年にヴァンフォーレが初めてJ1の舞台に上がったときから今年4月の対戦までリーグ戦で合計17試合戦っており、その成績は清水の11勝4分け2敗。ヴァンフォーレは2勝4分け11敗と大きく負け越している結果となっています。ただし直近2年の成績では1勝1分け1敗、直近5試合ではいずれも1点差勝負と接戦で競い合っている状態と言えます。富士山ダービーに勝てないというイメージは2015年に終了しているので、今回も1点を争う白熱した好ゲームが期待できそうですね。

☆首位清水&乾選手
今回の対戦相手である清水エスパルス。チームを率いて2年目となる秋葉監督のもとで着実にチーム力がアップ。昨シーズンは惜しくも昇格を逃しましたが今シーズンは常に自動昇格圏を狙える位置で順位が推移しており、長崎や横浜FCが猛烈な勢いで迫ってくるなかで現在首位をキープ。戦力的にはチアゴ・サンタナ選手が浦和に移籍し白崎選手が町田に旅立ったものの、ヴァンフォーレでプレーしていた蓮川選手や中村選手を加えるなど手薄となるポジションの選手層を確実に厚くしてきています。新加入選手も気になりますがなんといっても在籍3年目となる乾選手の影響力は絶大。今年で36歳となった元日本代表は中盤の中央の位置で高いテクニック力を披露。フィニッシュに繋がるラストパスや好機にゴール前に入っていく巧みな動き出しなどで今シーズンこれまでの試合で4得点6アシストを記録。4月に行われたヴァンフォーレ戦ではコンディションの不調から後半22分の途中出場となりましたが、彼がピッチに入るとガラリと雰囲気が変わり押されていた展開が一気に清水ペースへと変わった効果がありました。前節の群馬戦でも乾選手は2アシストをマークするなど好調さをキープしていると思うので、ヴァンフォーレは真っ先に警戒しなければいけない存在だと思います。

☆復調大塚ヴァンフォーレ
ヴァンフォーレは篠田前監督時にリーグ戦で8試合白星なしという不調に喘いでいましたが、大塚コーチが指揮官に昇格してから初陣は敗れたもののその後は引き分け→勝ち→勝ちとなり、2勝1分け1敗とその不調な状態から徐々に持ち直しています。一時はJ3降格圏内となる18位クラブと勝ち点3差という時期もありましたが、現在では勝ち点8差がつくなどセーフティゾーンに入っています。前体制では試合中に間延びすることの多かった陣形も大塚監督体制では攻守両面でコンパクトな陣形が作れており、それが局面で複数人が絡める良い環境ができていると思います。現段階ではありますが監督交代でチーム状態の立て直しがうまくいった典型例と言っても過言ではなく、このままの好調さでシーズンを突き進みたいですね。

☆崩しのポイントはサイド
清水の基本フォーメーションは4-2-3-1。サイドハーフにはカルリーニョス・ジュニオ選手とルーカス・ブラガ選手という2人のブラジル人選手を並べており、高い攻撃能力を活かしたプレーで次々と相手ゴールに襲いかかります。もちろんこの2人の仕掛けには注意しなければいけませんが、今回ヴァンフォーレが清水の陣形を切り崩すポイントとして彼らの裏のスペースを徹底的に突くことだと個人的には思います。位置的にはサイドハーフとサイドバックの間&ボランチの両脇のスペース。サイドハーフのブラジル人選手2人は攻撃参加する割合が高いと思うので、必然的にそこのスペースが空きやすくなります。その場所にヴァンフォーレのシャドーのポジションの選手(アダイウトン選手&鳥海選手)が攻勢時に入り込むことが理想的。彼らが攻撃の起点になれば清水はサイドバックの選手が上がったりボランチの選手が横に移動して守備の対応をしなければいけない状況に陥ります。そうなればさらに上がってきたサイドバックの裏をウイングバックが突いたり、ボランチが寄ってきた分手薄となるバイタルエリアの中央でミドルシュートなりラストパスを狙うことができ仕掛けのバリエーションが多彩になっていくので、こちらが主導権を握りながら攻撃が仕掛けられると思います。またその攻撃に警戒し相手のサイドハーフの選手が守備対応に追われたらその分清水のサイド攻撃の脅威が半減するのでヴァンフォーレとしたら一石二鳥。効果的なタイミングでサイドハーフとサイドバックの間のスペースに潜り込み、そこを攻撃の起点として清水の守備の牙城を崩してほしいですね。

☆‘ジョーカー’ マクーラ選手
184cm・84kgという大柄な体格を活かして後方から飛んできたロングフィードに対して体を張ってボールキープでき、また前方のスペースに走り込み相手選手に囲まれた状態でもシュートを打つことができる逞しさを持っている7月新加入のブラジル人FWマクーラ選手。彼が登場してから尻すぼみになりがちだったチームの終盤の時間帯での攻撃が、狙いが分かるカウンター攻撃へと変わりました。追いかける試合展開のときのパワープレー要員としての存在感はもちろんのこと、リードしていて守り切りたいときにも彼が前線にいるだけで相手に怖さを与えることが可能となり、守備一辺倒の展開に陥らないメリットが生まれます。前節の藤枝戦ではマクーラ選手の突破から惜しいシュートが打てておりその可能性を感じたので、きっとこの清水戦でも魅力的なプレーをみせてくれることでしょう。今回も勝負どころの途中からピッチに入ってくることが濃厚なので、秘密兵器感が漂う彼の勇姿にも期待したいですね。

☆中村選手と蓮川選手
今シーズンから清水に在籍している中村選手と蓮川選手。昨年のACLの舞台も経験したヴァンフォーレにとって印象深い選手たちと言えますが、中村選手はリーグ戦中断期間明けから&蓮川選手は4月20日の第11節仙台戦から試合のメンバーに絡めていません。それがケガなのかチームの起用法なのかは分かりませんが、今回もメンバー外が濃厚となっています。彼らにピッチ上で会えないのは残念ですね。


…清水は現在J2で首位に立つとても強い相手で、長崎に次ぐ47得点を記録するなど攻撃的なチームと言えます。その首位クラブを相手にしかも敵地で試合を行うヴァンフォーレは非常に厳しい戦いが予想されるなかで、その前評判を覆すような集中した試合ができるか注目されます。夏休みで近隣アウェーということで大勢のサポーターが中部横断道を通って日本平に駆けつけると思いますが、選手たちへの後押しとなるような力強い応援をよろしくお願いします!そして『富士山ダービー』リーグ戦3勝目を目指しましょう!