ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

水野選手がいわてグルージャ盛岡に期限付き移籍

2024-08-16 | Weblog

ヴァンフォーレ甲府はチームに所属している水野選手がJ3いわてグルージャ盛岡に期限付き移籍することを8月7日に発表しました。契約中はヴァンフォーレ甲府と対戦するすべての公式戦で出場ができません。


◇水野 颯太(みずの はやた)選手◇

ここからが過去記事

水野選手は静岡県出身2000年6月30日生まれの現在21歳。静岡県の常葉大学附属橘高校時代には1年次に国体選抜、3年次には静岡県U-18選抜に選ばれるなど絶対的なエースとして活躍し、2019年に神奈川県の桐蔭横浜大学に進学。2021年の関東大学サッカーリーグ1部では背番号10を纏い、20試合に出場し4得点2アシストを記録。今年のリーグ戦には4月8日時点で2試合に出場し1得点1アシストを記録しています。また今年3月に福島県で行われたデンソーチャレンジカップサッカーには関東大学選抜Aに選出され試合出場するなど、全国規模の大会でも経験を積んでいる期待の選手と言えます。

水野選手は175cm・69kgで利き足は右足。ポジションはFW。プレーの特長は抜群のスピードと切れ味鋭いドリブル突破でサイドを切り裂くアタッカータイプ。また両足から供給されるクロスボールやシュートは正確で多少の当たりには怯まない身体の強さも備えており、密集地からでもスピードで縦勝負ができるようですね。今年の1月下旬から2月上旬にかけて行われたヴァンフォーレの宮崎2次キャンプにも同じ桐蔭横浜大学でプレーしている山田新選手などとともに練習参加。そこで自身の特長を大いにアピールし高評価を得たようですね。また常葉大学附属橘高校の監督は当時「右も左もドリブルで抜けていけるし両足でシュートが打てる。それに速い。しかも守備が良くなってきた影響でボールが奪える。アタッカーだけではなくサイドバックをやらせても十分にこなせるので選手として幅が出てきた」と水野選手の特長を語っており、もしかしたら水野選手の可能性を見込んでヴァンフォーレOBの橋爪選手のようにプロに入ってからのウイングバック転向もあるかもしれませんね。

来年に正式加入ということで、今年は特別指定選手に登録されてプレーする可能性もあります。そのときはチームのトレーニングに参加してプロのサッカーの速さや強さを知ることができたり、チャンスがあれば試合出場もできると思うので、プロに入る前の心構えをこの約8ヶ月間で習得して万全な準備を行い、来年加入したときにはポジション争いで一気にスタートダッシュを決めてほしいと思います。水野選手加入内定おめでとうございます!これからよろしくお願いします。そして出身が静岡県なので、静岡と甲府は中部横断道で約1時間ちょっとと簡単にアクセスできます。家族や友人など出場試合に招待できるかもしれませんね。

2022年4月13日過去記事


水野選手は静岡県出身2000年生まれの現在23歳。桐蔭横浜大学で名を挙げて今シーズンヴァンフォーレに加入すると、いきなり開幕前のFUJIFILM SUPER CUPで先発に抜擢され左サイドハーフのポジションで公式戦デビュー。サイドバックの三浦選手とともに将来性のある大卒ルーキーコンビの左サイドがテレビでも注目されました。それから1週間後のJ2開幕戦でも引き続き先発出場。しかし相手の山形に自身のサイドを狙われて失点を許すと前半のみで交代。第2節は後半33分から途中出場しますがこれといったインパクトを残せないでいると、その後の試合はメンバー外に。第11節の町田戦と第16節の秋田戦に途中から出番を得るものの、その5月17日の試合が今シーズンのラストゲームとなりました。4試合出場で出場時間が80分のみ&ACLと天皇杯でも出番がないなど、水野選手にとってプロの洗礼を受けるルーキーシーズンになったと思います。

もちろん大学での活躍やシーズン前のアピールなどで前評判が異様に高かったために彼にかかる期待度が過度に上がっていたこともあったかもしれませんが、その状態で篠田監督から信頼を得られなくなったタイミングは自分でも認識していると思います。それが守備の貢献度の問題なのか攻撃時のリスクのかけ方なのかそれとも性格的な問題なのかは分かりませんが、その篠田監督が課題だと思う点をキャンプで徹底的に修正しなければ未来は見えないと思います。逆にそれを修正できさえすれば備えている攻撃能力はチーム内でも素晴らしい素質を持っていると思うので、高確率で ‘化ける’ 選手に成長することは間違いなさそう。水野選手は縦の突破が一番の武器で、それをプレーの軸にできたら中央にカットインして右足でシュートを狙っていく動きもさらに活きてくるのでプレーの幅が広がっていくと思います。

この今シーズンの出番の少なさを悔しさに変えて、契約更新した来シーズンは左サイドハーフに水野選手ありという姿をピッチ上で存分にみせてほしいですね。リーグ戦だけではなくルヴァンカップや天皇杯の舞台でも大暴れしてくれることを期待しています!頑張ってください!

2023年12月20日過去記事





ヴァンフォーレ在籍2年目となった水野選手。今シーズン(2024年)こそは飛躍の年にしたかったのですが、篠田監督からの信頼を掴めずにベンチ外の日々が続き苦しみます。ようやく出番が巡ってきたのは4月27日の第12節愛媛FC戦。1対2と1点ビハインドの後半32分からアダイウトン選手に代わり途中出場するとボールを持つ機会は少なかったものの、チームの攻撃の迫力を出す組織形成に一役貢献します。この試合をきっかけにして篠田監督の目に止まり、大分&秋田戦とゴールデンウィークの期間中3試合連続で途中出場を果たすものの、これといったインパクトのある活躍が残せずに再びベンチ外生活となってしまいました。次に出場機会を掴んだのは天皇杯2回戦のHonda FC戦。当時はすでに3バックの3-4-2-1にフォーメーションを変更しており、水野選手は左のウイングバックとして先発出場の座を掴みます。得意の攻撃的な仕掛けだけではなく守備への参加も積極的に行い、左サイドのエリアを精力的に上下動する献身性を発揮。後半14分に退くまでチームプレーに徹していました。続く天皇杯3回戦のセレッソ大阪戦にも1対1で迎えた延長戦のスタートから途中出場。目立った活躍は見られませんでしたが、延長後半の鳥海選手の決勝弾&ヴァンフォーレ勝利の瞬間をピッチで迎えることができました。水野選手はさらなる出場機会を窺ってきましたが、指揮官が篠田監督から大塚監督に代わっても出番が増える見込みが感じられなかったことで他クラブへの期限付き移籍を模索。この度J3岩手へのレンタルでの加入が決まりました。今シーズンのJ2リーグ戦の成績は3試合(39分間)出場0得点0アシスト。

先ほどの過去記事でも言ったように、水野選手は仕掛ける縦への突破力は魅力的なものがあると思います。あとはオフザボールの動きだったりサボらないポジショニング&そしてチームバランスを考えたプレーなど現時点で足りないなと思うポイントを岩手で修正しながら、自身のストロングポイントをもっと伸ばしていってほしいですね。そして期限付き移籍なので来シーズンヴァンフォーレに合流する際にはワンランク&ツーランク逞しくなった姿をサポーターにみせてほしいと思います。今シーズンJ3リーグの残りの試合で活躍し岩手をJ3残留に導き、そしてゴールとアシストを量産して胸を張ってヴァンフォーレに帰ってきてほしいと思います!水野選手頑張ってきてください!