ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

夏のヴァンフォーレカード企画2024 ②

2024-08-30 | ヴァンフォーレカード企画2024



8月21日に天皇杯鹿島戦の会場内で発売された『2024 ヴァンフォーレ甲府 オフィシャルトレーディングカード』。3パック購入した中から1枚ずつ紹介していき、直筆サインカードとなるスペシャルインサートカード獲得を目指すこのコーナー。8月29日から試合日以外毎日更新していきます(終了は9月16日予定)。

2枚目で排出されたカードはこちら!







VE13 中山陸
(14 MID FIELDER)


◇今シーズンの成績◇
10試合0得点1アシスト(2024年8月30日時点)

☆今シーズン途中大塚体制に代わって出場数が増加した攻撃的ボランチ。高いテクニック力を活かして動きながらパスを散らせるリズムメーカー。


※これまでのカード排出結果
【レギュラーカード】→2枚 ヘナトアウグスト、中山
【ゴールゲッターカード】→0枚
【スペシャルインサートカード】→0枚


…2枚目は中山陸選手。見慣れない表情と角度の写真ですね。


ラスト ‘10’ サバイバル

2024-08-30 | Weblog
現在シーズンも佳境に差し掛かり、残り10試合となった2024年のJ2リーグ。順位争いも熾烈を極めているなかで我らがヴァンフォーレは14位に位置しています。一時はチームの不調で指揮官が交代するなど混乱したチーム状態でしたが、大塚コーチが監督に昇格し問題点解消に取り組み、それにプラスして相次いでいたケガ人が続々と戦線復帰すると徐々に調子を取り戻すことができています。J3降格圏内となる18位栃木との勝ち点差も ‘10’ に広げることに成功しているので、残り試合で降格争いに巻き込まれる心配はほぼなくなったと言っても良いでしょう。そこで今からでもJ1昇格を目指すべく、6位以内に出場権が与えられるJ1昇格プレーオフの参加はできるのか、その可能性を考えてみたいと思います。

まずは2024年6月14日の記事でも載せましたが、これまでのJリーグは20チーム38試合制のケースが3例しかありませんのでほとんどデータが使えません。なので代わりに長年20チーム38試合制のリーグ戦を採用しているイングランドプレミアリーグの直近過去10シーズンの1位&2位&6位の順位のデータを紹介したいと思います。


【プレミアリーグ直近過去10シーズンの順位(1位・2位・6位)】
2023〜24
1位∶マンチェスター・シティ(91)
2位∶アーセナル(89)
6位∶チェルシー(60)

2022〜23
1位∶マンチェスター・シティ(89)
2位∶アーセナル(84)
6位∶ブライトン(61)

2021〜22
1位∶マンチェスター・シティ(93)
2位∶リバプール(92)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(58)

2020〜21
1位∶マンチェスター・シティ(86)
2位∶マンチェスター・ユナイテッド(74)
6位∶ウエストハム(65)

2019〜20
1位∶リバプール(99)
2位∶マンチェスター・シティ(81)
6位∶トッテナム(59)

2018〜19
1位∶マンチェスター・シティ(98)
2位∶リバプール(97)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(66)

2017〜18
1位∶マンチェスター・シティ(100)
2位∶マンチェスター・ユナイテッド(81)
6位∶アーセナル(63)

2016〜17
1位∶チェルシー(93)
2位∶トッテナム(86)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(69)

2015〜16
1位∶レスター(81)
2位∶アーセナル(71)
6位∶サウザンプトン(63)

2014〜15
1位∶チェルシー(87)
2位∶マンチェスター・シティ(79)
6位∶リバプール(62)
※()内は勝ち点。

10シーズンの平均勝ち点
1位∶91
2位∶84
6位∶62

現段階でヴァンフォーレが狙いを定める位置はJ1昇格プレーオフに参加できる6位以内。ということで6位に注目してみるとプレミアの平均勝ち点は ‘62’ となります。もちろん上位クラブと下位クラブの戦力差が激しいプレミアリーグと実力が拮抗しやすいJリーグの違いは存在し、Jリーグで過去に20チーム制を採用していた3例(2021年J1・6位勝ち点63、2011年J2・6位勝ち点58、2023年J3・6位勝ち点56)の差は確かにあるものの、今シーズン勝ち点62を超えることができれば昇格プレーオフ入りはかなり現実味を帯びてくると思います。なので今回は勝ち点62を基準として考えます。

現在のJ2順位表も見てみましょう。


◇現在のJ2順位表(6位〜14位)◇
6位∶岡山(45)
7位∶いわき(43)
8位∶千葉(40)
9位∶山形(39)
10位∶愛媛(38)
11位∶秋田(36)
12位∶徳島(36)
13位∶藤枝(36)
14位∶ヴァンフォーレ甲府(35)
※第28節終了時点、()内は勝ち点


6位岡山は勝ち点45なので、昇格プレーオフの出場権を得る6位と現在勝ち点10離れていることになります。一見するとすぐに追いつけそうな錯覚に陥りがちとなりますが、残り10試合でこの差を埋めていくことはそう簡単ではなく人並み外れた努力が求められます。そして勝ち点35のヴァンフォーレは6位の平均である勝ち点62に到達するためには残り10試合で ‘27’ の勝ち点上積みが必要。10試合で獲得できるMAX勝ち点は30なので白星数で言うなら9勝以上。10連勝か9勝1敗しかありません。8勝2分けでも勝ち点61までとなるので、平均勝ち点に近づくためには依然厳しい状況に置かれていることには変わりないと思っていた方が良いでしょうね。もちろん過去10シーズンの平均勝ち点で考えているので、多いときもあれば少なくて済んだシーズンもあります。今シーズンがその少ないシーズンになることを祈りたいですね。

最後にヴァンフォーレの残り10試合の日程を見てみましょう。

◇ヴァンフォーレ残り10試合日程◇
第29節 vs鹿児島(H)
第31節 vs横浜FC(A)
第32節 vs仙台(A)
第30節 vs熊本(H)
第33節 vs山形(H)
第34節 vs岡山(H)
第35節 vs千葉(A)
第36節 vs山口(A)
第37節 vs秋田(H)
第38節 vs水戸(H)
※ルヴァンカッププライムラウンド出場の影響により第30節は9月25日に開催

明日(31日)の鹿児島戦をこなすとルヴァンカップ2試合を挟んでリーグ戦はアウェー連戦となります。個人的に重要だなと思うのがこの期間。相手は横浜FCと仙台という昇格を争う強豪クラブと言えますが、ここでなんとか連勝で乗り切ればそこから熊本&山形&岡山戦とホームゲーム3連戦が待っています。熱い応援で選手たちを身近に力強く後押ししてくれる小瀬の力をうまく利用できれば、チームは実力以上のパワーをきっと発揮できるはずです。ここまでの6試合で戦う自信が生まれたらあとはその勢いのままシーズンを突っ走れば好成績を期待できる状況になることでしょう。究極の理想では6連勝→1敗→3連勝の9勝1敗で勝ち点62に到達してJ1昇格プレーオフに参加できるか天命を待ちたいですね。


…現時点では14位に位置していることもあり、J1昇格に厳しい状況というのは変わりません。しかしポイントとなる試合を乗り越えてホームゲーム3連戦で大きな自信がつけばひょっとしたらひょっとするかもしれません。できる限り勝ち点62に近づけて後は周りの状況を見守れる冷静な立場でいたいですね。チーム&選手&サポーターたちが一丸となって最後まで希望を持って駆け抜けましょう!