ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● 美しいアオスジアオリンガ 春型 ・ コブガ科

2018-04-16 |     ガ
〈 アオスジアオリンガ 〉

開帳 34~40 ミリ 出現期 3~9 月

おそらく羽化したばかりなのでしょう。とても美しいです!

フイールド木道脇の杭の上にいました。
パッと見ではオオミズアオとそっくりな色・・・でも、違う。

難しい見方は出来ないのでネットや図鑑に載っている画像との絵合わせなのですが
アオスジアオリンガ春型♀ らしいことに落ち着きました。














● 早春の虫・・・撮影の舞台

2018-04-16 | 〈虫〉その他
最近になってようやく、出没の虫が増えててきましたが
3月始めから今までは、もっぱらこういう手すりが撮影の舞台でした。

よ~~く見ると、小さな虫がいっぱいいます。
フニュフニュ、エッチラオッチラとナナフシの幼虫があるいている、そして色とりどりのシャクガの幼虫も。

小さな小さなゾウムシ、少し前からはコブヒゲカスミカメの♀などが手すりや杭に・・・・・。







● ナナフシ幼虫 ・ ナナフシ科

2018-04-15 |     ナナフシ
〈 ナナフシ 〉  別名 ナナフシモドキ

体長 70~100ミリ  出現期 6~11 月  分布 本州、四国、九州

枝ナナフシに似ているけれど、ナナフシは触角が短い。

今は、幼虫があちらこちらに…と言っても
手っとり早く見つけるには手すりやロープを見ると良いと思います。

幼虫の今、体長は15ミリ位で、身体を右に、左に長い脚を揺すっては一歩前進する。
単為生殖するため、♂は見られず見かけるのはお嬢様ばかりということです。

☆ エッチラ、オッチラ・・・。




☆ 頭の大きさは2ミリ位?


☆ 今まで、優雅に歩いていたのに突然ひっくり返り停止状態に!
  ピンと来て触ってみたら動き出しました。身を守るための死んだ振りだったようです。






☆ 成虫


☆ 死んだ振りの成虫




● ツリバナ ・ ニシキギ科

2018-04-14 | 〈花木、樹木〉
〈 ツリバナ 〉 分布 北海道、本州、四国、九州

そろそろ花が咲いているかと思い行って見ると、可愛い花が下がっていました。
なんとも、可愛い!

すぐ近くにもう一本
たくさんの蕾を持っている木があるので、行って見たら大変なことになっていました。
葉っぱはミノウスバの幼虫に食害されてしまい、すでに遅し!
ガッカリするも、どうしょうも・・・ミノウスバも生きるため・・・妙に納得!









☆ 9月になると赤い実が成ります。
   私事、子供の頃、この実を「お猿のてんまり」と呼んでいました・・・お猿さんが居ないところでしたが!





● ヨツモンクロツツハムシ ・ ハムシ科

2018-04-12 |     ハムシ、ダマシ
☆ ヨツモンクロツツハムシ

体長 5~6 ミリ 出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州

食樹はコナラ、ウワミズザクラ。
草や手摺上にいる時しか撮っていませんがこういう、長四角の虫には
(筒・ツツ)という名前が付いていますね!

( 4月27日)


(下記、画像倉庫より 4~5月 )








● 身近にいるのに見過ごされているハエ ・ チョウバエ科

2018-04-12 |     ハエ
☆ オオチョウバエ

体長 約4ミリ  4~11月  北海道、hpん州、四国、九州、沖縄

見るからにチョウのような、ハエのようなこの虫!
実は、人間のとても身近にいるのです。

戸建てなどの地面に近い風呂場などに現れます。
窓が閉まっていても配水管から入ってくるような気がしますが・・・。

我が家はマンションの9階なのでここで見ることはありませんが
皆さん、風呂場に出没されると気味悪く、潰したりお湯をかけたりしているようです・・・可哀想!
刺したりすることもなく無害です!

私の願い・・・窓を開けて、そっと逃がして欲しいのですガ!


● ハナイバナ 〈葉内花〉 ・ ムラサキ科

2018-04-11 | 〈野草〉
花期 3~11月  分布 日本全土

葉っぱと葉っぱの間(内)に花が付く・・・葉・内・花。
花の直径は2~3ミリ、高さ10~15センチの1~2年草。

ハナイバナはキュウリグサと共に小さいけれど美しい、私のお気に入りです。










● キュウリグサ 〈胡瓜草〉 ・ ムラサキ科

2018-04-10 | 〈野草〉
☆ キュウリグサ  別名 タビラコ

花期 3~5月  分布 日本全土

葉を揉むとキュウリの匂いがすることから付いた名。
高さ15~30センチの2年草で、花の直径は2ミリ程。

小さくて美しく、ハナイバナによく似ている!




















● 可愛いクワキヨコバイの幼虫 ・ ヨコバイ科

2018-04-09 |     ヨコバイ
☆ クワキヨコバイ

成虫・・・体長 8~10 ミリ  出現期 7~10 月  分布 本州

クワの木やイネ科植物のなどの汁を吸う。
ヨコバイはすぐに横に這う!

幼虫が可愛すぎる!
腰振りダンスというか、ストレッチというか左右に身体を揺らす。

可愛い幼虫









以下は成虫







● キアゲハ ・ アゲハチョウ科

2018-04-08 |     チョウ
☆ キアゲハ

前翅長 36~70ミリ 出現期 3~11 月 分布 北海道、本州、四国、九州

この日は少し寒かったからか動きが鈍かったようです。
地面に降りてから暫くじっとしていました。

キアゲハはこの日、一頭しか見ませんでした。
チョウがあちこちで飛び廻るようになってこそ本当の春ですね!















● 初見 シダヨコバイ ・ ヨコバイ科

2018-04-08 |     ヨコバイ
☆ シダヨコバイ  

体長 5~5.3 ミリ  出現期 4~6 月  分布 北海道、本州、四国、九州

手すりを見ながら歩いていると一瞬、小さな何かが動いた!
急いでカメラを合わせたら、今まで見たことがなかったヨコバイ。

小さくて黒い、そして風強く曇っている夕時、これしかない画像です。

シダが食草と思ったら、キク科などの植物上に居ることか多いとか・・・。

最後に、慎重に同定しましたが間違いの可能性もあります。
更にしっかりご確認をお願い致します!







● 卵を金色のケースに収める ムナキルリハムシ ・ ハムシ科

2018-04-07 |     ハムシ、ダマシ
☆ ムナキルリハムシ  別名 ムナキナガツツハムシ

体長 5.2~6 ミリ  出現期 4~8 ミリ

この虫とは初対面です。下駄のように四角い・・・というのが一瞬の感想。
体色的には似ている種類を数種撮っていると思うのですがやはり姿形が違うのです!

カンバ、ヤナギなどが植樹。
この虫は卵を産むと、後ろ脚を使って糞で包むのだそうです。
幼虫は糞のシェルターに守られて育つという記事が載っていましたが詳しくは分りません。

・・・そして、詳しいことを知りたくて探してみましたら素晴らしい生態が載っていました。
私一人で見ているのはもったいない画像です。
ご一緒にご覧ください、感動します!

   ムシをデザインしたのはダレ? ムナキルリハムシ  https://baba-insects.blogspot.jp/2012/05/blog-post_02.html











● ツマキチョウ♂♀ ・ シロチョウ科

2018-04-06 |     チョウ
☆ ツマキチョウ  

前翅長20~30ミリ  出現期3~5月

今日は強風で、チョウも飛ばされながら飛んでいました。
きっと、一緒に飛んでいたのでしょう!
ほんの少し離れたところに止まってくれました・・・が、一瞬!

出現期は5月までなので早い内にしっかり撮りたいところですが
風のない時にまた、探しに行くことに。

〈 ♂ 〉




〈 ♀ 〉

● 住宅街のワカケホンセイインコ ・ オーム科

2018-04-05 | 〈野鳥〉
☆ ワカケホンセイインコ

〈 輪掛本青鸚哥 〉体長40センチ  体重 約120グラム

毎年、冬季になると札幌の妹が都内の娘の所にやって来る!
数日前の事、その妹から・・・緑色の大きな鳥がここに飛んでいるけれどこの鳥はなあに?・・・と聞いてきた。
それはすぐにピンときた!
ず~~っと前から撮りたかったワカケホンセイインコだったのでした。

一泊して、朝を楽しみに寝た。

朝6時、済んだ空気の中、大きな声が窓の外に響いた!
ベランダから覗くと数羽のワカケホンセイインコが目の前の電線に止まったり飛んだりしている。
嘘のような現実!!

あいにく、朝から曇天の空、この辺りを調べ撮影に行く目的地があったのでしたが出かけるのはやめて
姪の住むマンションの自宅ベランダから撮ることにした・・・。
住宅街でカメラを向けることなどやってはいけない行為なのですが
幸いにしてベランダの前は、この一角だけ高い樹木が鬱蒼と茂る森になっているのです。

カメラを手に持ちベランダで待つ・・・。
その数、10羽ほど。次々と飛び廻ってくれるのです!
オスの首には輪のように見える模様が見えます。
南国の鳥が目前、頭上を行ったり来たりしている・・・夢のような楽しい時間でした。

原産地はインド、スリランカなど。
何と、寿命は25年~30年だそうです・・・ということは繁殖していく過程で個体数が増えていくのかと!

今年は終わりましたが来年こそは桜がらみで撮りたいと思っています!































● 巣を作るセグロアシナガバチ ・ スズメバチ科

2018-04-03 |     ハチ、ネジレバネ
体長 16~26 ミリ  出現期 4~10 月

地面に近い草の枯れた茎に巣を作っていました。
針がないのを確かめて、接近して撮りましたが帰宅して調べたら
アシナガバチ3種(セグロアシナガバチ、フタモンアシナガバチ、キアシナガバチ)の中で
この種は最も攻撃性が強いとのこと!

早速、大きくならない内に巣を取り去ることにしました。
巣を離れた新女王が洗濯物や布団に潜り込み被害が及ぶことがあるそうです!