以前見つけた記事です。
「スズメバチの性は、どうして決まるのか?」
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スズメバチやアシナガバチの女王蜂は、前年の秋にオスバチと交尾し、
精子を受精嚢に貯めた状態で越冬し、翌年、卵を産むときにこの精子を卵に付け受精させると
全てメスの働きバチになり、未授精の卵からはオスバチが産まれて来るのだそうです。
つまり、女王バチはオスとメスを産み分けられる!
オスバチは巣作りや餌集めなどにはまったく参加せず、
女王バチと交尾するためだけに誕生してきて、オスバチが出現するのは新女王バチが
羽化する少し前。
ただし、共同営巣期に女王バチが死亡した場合には、働きバチ(未交尾の雌バチ)が
産卵するとのことですが、この場合にはオスしか生まれない!
ハチの世界では、メスは母親と父親の地をそれぞれ50%、オスは母親の血を100%
受け継ぐことになる。
スズメバチはミツバチのように特別のエサを与えて新女王バチを育てることはなく、
新女王バチになるか働きバチになるかは卵を産んだ育房の大きさによって
決まるらしいのです。
大きな育房からは新女王バチが、小さな育房からは働きバチが誕生する。
そして、秋になると大きな育房が作られ、そこで新女王バチが育てられると
いうことです・・・凄い社会ですね。