海外暮らしをする日本人の多くがストレスを感じるのが現地で入手する食品用ラップフィルムでしょう。
日本での正式名称は「食品包装用ラップフィルム」と呼ばれるこのラップフィルムが日本に初めて登場したのは1960年のことで、呉羽化学工業(現クレハ)がクレラップを、続いてダウケミカルと旭化成の合弁会社である旭ダウ(現在は旭化成と合併)がサランラップを販売しましたが、当時は冷蔵庫や電子レンジの普及率が低かったため、売り上げはいまひとつ伸びなかったそうです。
その後電子レンジの普及も伴って、料理を加熱する際の食器の蓋として利用されるようになって行きました。
冷蔵庫や冷凍庫で食品を冷やし、電子レンジで温める(解凍する)のが日常茶飯事となった現代では、このフィルムなしで過ごすのが困難になりつつあります。
海外で販売されているラップフィルムの多くは日本のラップフィルムと比べて切れ具合が悪かったり、ラップフィルム同志が絡んでしまったりして冒頭に書いた「ストレス」を感じてしまいます。
そんな中、日本のラップフィルムに勝るとも劣らない優れものラップフィルムを見付けました。
Rimpingスーパーで見つけた写真の<GLAD Cling Wrap>がその品で、サラっとした切れ味の良さが抜群で満足出来る商品です。
この<GLAD>ブランドはアメリカ製品ですが、日本へも輸出されているようでネット販売で購入出来ます。
商品名の<Cling Wrap>の<Cling>とは「ぴったりくっつく」と言う意味ですが、正に名前の通りの使い易さ抜群の食品用ラップフィルムです。
食品用の包装紙と言えば「竹の皮」を思い浮かべます。
昔は、肉屋さんの包み上紙として使われていましたね。また、「おにぎり」「羊羹」を包むのに使用すると高級感がアップします。
写真の<GLAD Cling Wrap>の数字(200)は、長さ200フィート(約61m)の意味と思います。商品に表示されている数値に対し、疑い深い私は、いつも疑問を抱いています。その点、ブランド商品は、長年の企業努力とお客様の信頼があり安心します。
もし、信用できない国、会社で生産された商品なら、「本当にそんな長さが、あるかな~」
GLADのラップフィルムに書かれた「200」は<200スクエアフィート>だそうです。
隣りにメートル表示もあって(60mx30.5cm)、つまり長さではなく広さの表示でした。