ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
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世界一クリスマスが長い国

2012年12月25日 | 海外ロングステイ

「世界一クリスマスが長い」と言われる国、それがフィリピンです。
フィリピンでは毎年9月から2月まで、実に半年近くもクリスマスシーズンが続きます。
ダバオでも毎年9月に入るとクリスマス・モードに入って、デパートでは早々と「クリスマス・ツリー」などのデコレーションの販売が始まります。
数日前にTBS系列の番組「世界不思議発見」でも世界一クリスマスが長い国としてフィリピンにスポットが当てられました。
フィリピンは国民の10人に一人、およそ820万人以上が海外で働いています。
海外で働く誰もが12月のクリスマスシーズンに帰国出来るとは限りません。
その為シーズンを長くして、海外で働いている者が家族と一緒にクリスマスが祝えるようにしたことが、世界一クリスマスが長い国になった理由だそうです。
フィリピンのクリスマス・デコレーションの中に「パロル」があります。

         

パロルは元々は「竹」や「紙」で作られていたそうですが、今はプラスチックなどでカラフルに作られています。
パロルは聖書の中で救い主イエス・キリストの誕生を東方の3人の博士に知らせ、その生誕の場所に導いてキリストに光を照らした「ベツレヘムの星」を象徴するもので、16世紀にスペイン人がフィリピンにキリスト教を伝えた時にこのパロルが伝えられたと言われています。
クリスマス・イブには家族揃って「ノーチェ・ブエナ」(聖餐)でイエスキリストの生誕を祝います。
ノーチェ・ブエナに付きもののご馳走が「Queso de Bola」(ケソ・デ・ボラ/チーズボール)と「Jamon de Bola」(ハモン・デ・ボラ/ハムボール)です。(写真下)