スポーツジム通いも徐々に慣れてきました。
何しろ自宅から100メーターしか離れていないのはありがたい。
ジムのコーチのお兄さんとも気楽に話ができるようになって、具体的なアドバイスも頂けるようになりました。
最初に軽いストレッチ、次に筋トレ、次に有酸素運動、そして、プールで水中歩行、それがが終わったらサウナへ、最後に冷水をかぶって露天風呂でゆっくりもいいでしょう。
しかし、現状ではどう頑張ってもプールまで辿り着けません。
有酸素運動で自転車を45分漕ぐと約10㌔程度の走行で200カロリー程度の消化です。腹筋の機械で40㌔にセットして10回ワンセットを5回繰り返すと最後には腹筋が痙攣してきます。ですから風呂場へ直行です。
それでも前のルームランナーに素晴らしいプロポーションの金髪の外人のお姉さんがピッチリとしたレオタードで走り始めると、目は一点に釘付け状態。
横の鏡を見ると金髪の素晴らしいプロポーションのお姉さんの後を、デブでお腹が出ているスケベ親父が自転車で懸命に追いかけているけれど少しも差が縮まらないといった光景です。ひたたる汗を拭きながら女の尻を追いかけるスケベ親父・・。
いやな光景ですねぇ~~~~、それが俺かよ・・、きっとスッキリした体型になってやる!!!!。
いまさら、女にもてようなんて不純な動機でダイエットしているわけじゃないけれどやたらと腹立たしくなってきます。健康第一、ゴルフの飛距離アップ、と考えての努力なのです。
きっと、近くのロシアかルーマニアパブのお姉さんだと思いますが、夜のショータイムに備えてのトレーニングなのかもしれません。
いつか店の名前でも聞いて同伴出勤でもしてみようかと考えながら自転車漕いでます。
これには、我ながら、さすがにガマの油状態です。
四方をガラスに包まれた筑波山のガマが、己の醜い姿を見て、タラーリ、タラリと脂汗を流します。それを三週間煮詰めたのがガマの油だそうで。
暇だから、ガマの油売りの口上を勉強して覚えながら自転車でも漕いでみましょうか・・・、「雪ん子」売るのに役立つかもしれません。
てな訳で、暇な人は無心になって一緒に「ガマの油売り」の口上でも覚えましょう。
忘年会でも使えるかも知れません。
『ガマの油売り』口上・・・本物です
サァーサァーお立会い(たちあい)、御用(ごよう)とお急ぎで無い方はゆっくりと聞いておいで、見ておいで、遠目山越し笠(とおめやまごしかさ)のうち 聞かざる時は物の出方善悪黒白(でかたぜんあくあいろ)がとんと判らない。
山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴るといえども、法師(ほうし)きたって 鐘に撞木(しゅもく)をあたえなければ、鐘が鳴るのか、撞木が鳴るのか、とんとその音色(ねいろ)が判らない。
サテ お立会い 手前ここに取りい出したる陣中膏(じんちゅうこう)は、これ「がまの油」、がまと言ったってそこにもいる・ここにもいると言う物とは物が違う。
「ハハァーン、がまかい がまなら俺んとこの縁の下や流し下(もと)にゾロゾロいるよ」と言うお方があるかもしれないが、あれはがまとは言わない、ただのヒキガエル・イボガエル。何の薬石効能(やくせきこうのう)はないよお立会い。
サテ お立会い、手前のはこれ「四六(しろく)のがま」四六五六(しろくごろく)はどこで見分ける。前足の指が四本(しほん)で、後ろ足の指が六本(ろっぽん)これを名付けて ヒキ面相(めんそう)は「四六のがま」だ。
サァーテ お立会い、このがま何処に住むかと言うと、ご当地より はるか北、北は常陸の国(ひたちのくに)に筑波の郡(こおり)、古事記、万葉の古(いにしえ)より関東の名山(めいざん)として詠われて(うたわれて)おりまする筑波山の麓(ふもと)、おんばこという露草・薬草を喰らって育ちます。
サテ お立会い、 このがまからこの油を取るには、山中(さんちゅう)深く分け入って捕らえ来ましたるこのがまをば、四面(しめん)鏡張りの箱の中にがまを放り込む。サァー がんま先生、己(おのれ)のみにくい姿が四方の鏡に映るからたまらない。
ハハァー 俺は何とみにくい奴なんだろうと、己のみにくい姿を見て、びっくり仰天、巨体より油汗をばタラーリ・タラリと流す。これを下の金網・鉄板に漉き取りまして、柳の小枝をもって 三七は二十一日の間、トローリトローリと煮たきしめ、赤い辰砂(しんしゃ)にヤシ油、テレメンテーナ、マンテイカ、かかる油をば ぐっと混ぜ合わせてこしらえたのが、お立会い、これ陣中膏はがまの油だ。
サテ お立会い、このがまの油の効能はと言うと、疾、がんがさ、よう梅毒、ひび、あかぎれ、しもやけの妙薬、まだある、前にまいれば陰金田虫(いんきんたむし)、後ろにまいれば脱肛(でじ)、痔核(いぼじ)、痔出血(はしりじ)、鶏冠痔(けいかんじ)の他、切り傷一切まだある。大の男が七転八倒、畳の上を ゴロン・ゴロンと転がって苦しむのがお立会い、これこの虫歯の痛み、だが、手前のこのがまの油をば、ぐっと丸めて歯の空ろ(うつろ)に詰めて、静かに口をむすんでいる時には、熱いよだれが、タラリ・タラリと出ると共に、歯の痛みはピタリと止まる。お立会い。まだまだあるよ。刃物の切れ味をも止める。
サテ お立会い、手前 ここに取りい出したるは、我が家に昔から伝わる家宝・正宗が暇にあかして鍛えたと言う代物である。実によく切れる。エイッ 抜けば玉散る氷の刃。
ここに、ちょうど一枚の紙があるから、切ってお目に掛けよう。一枚の紙が二枚、二枚の紙が四枚、四枚の紙が八枚、八枚が十と六枚、十六枚が三十と二枚、三十二枚が六十四枚、六十四枚が一束(いっそく)と二十八枚。ほれこの通り 細かくよく切れた。ふっと散らせば、比良(ひら)の慕雪(ぼせつ)か嵐山には落花の吹雪とござい お立会い。
サテお立会い、これ程よく切れる天下の名刀でも、一度(ひとたび)このがまの油をば付ける時、たちまち切れ味が止まる。差し裏・差し表に付けまする。サァーどうだ、たたいて切れない、押しても 引いても 切れやーしない。
サテお立会い、お立会いの中に、「お前のそのがまの油というやつは、切れる物を、ただ鈍ら(なまくら)にするだけだろう」と言うお方があるかも知れないが、手前、大道商人はしているが、金看板は天下御免のがまの油売り、そんなインチキはやり申さぬ。このように、きれいに拭き取る時には、元の切れ味になる。 ハイ この通りだ。 さわっただけでも、赤い血が、タラリ・タラリと出る。それでは、二の腕を切ってご覧に入れる。エイッ・・・・・。
サァーテ お立会い、お立会いの中に、それ程効き目あらたかなこのがまの油 いったい一貝いくらだろうと言うお方があるかも知れないが、本日は、はるばる( )まで出張っての大安売り、男は度胸、女は愛嬌、山で鳴くのはホーホケキョ、清水の舞台から〔筑波山の天辺から〕まっ逆さまに飛び降りたと思って一貝が二百文と言うところ、半額の百文ではどうだ。
サアーどうだ、このようにがまの油の効能が分かったら、遠慮は無用だ。分かったら、どしどし買ってきな、買ってきな。
てな毎日で・・・・ございます。
女房を上州弁で「おめぇ~」と呼んだら、怒られて、「そなた」と呼んだら笑われて返事をしてもらえません。
社員に対しても「オイ、おめぇ~」はないですね、言葉は改めましょう。
そこで、いつも「おめぇ」と呼んでいるTを今朝は「貴殿」と読んでみたら、彼は眼をパチクリしてました。
上州弁は昔の国定忠治の時代からのやくざ言葉なので困ったものです。
全国の「油売り」の皆様。
石油が儲からなければ、口上を覚えて「ガマの油」でも売ってみましょうか、
さあ、今日も夕方になったら、スポーツジムへ風呂に入りに行きましょう。
何しろ自宅から100メーターしか離れていないのはありがたい。
ジムのコーチのお兄さんとも気楽に話ができるようになって、具体的なアドバイスも頂けるようになりました。
最初に軽いストレッチ、次に筋トレ、次に有酸素運動、そして、プールで水中歩行、それがが終わったらサウナへ、最後に冷水をかぶって露天風呂でゆっくりもいいでしょう。
しかし、現状ではどう頑張ってもプールまで辿り着けません。
有酸素運動で自転車を45分漕ぐと約10㌔程度の走行で200カロリー程度の消化です。腹筋の機械で40㌔にセットして10回ワンセットを5回繰り返すと最後には腹筋が痙攣してきます。ですから風呂場へ直行です。
それでも前のルームランナーに素晴らしいプロポーションの金髪の外人のお姉さんがピッチリとしたレオタードで走り始めると、目は一点に釘付け状態。
横の鏡を見ると金髪の素晴らしいプロポーションのお姉さんの後を、デブでお腹が出ているスケベ親父が自転車で懸命に追いかけているけれど少しも差が縮まらないといった光景です。ひたたる汗を拭きながら女の尻を追いかけるスケベ親父・・。
いやな光景ですねぇ~~~~、それが俺かよ・・、きっとスッキリした体型になってやる!!!!。
いまさら、女にもてようなんて不純な動機でダイエットしているわけじゃないけれどやたらと腹立たしくなってきます。健康第一、ゴルフの飛距離アップ、と考えての努力なのです。
きっと、近くのロシアかルーマニアパブのお姉さんだと思いますが、夜のショータイムに備えてのトレーニングなのかもしれません。
いつか店の名前でも聞いて同伴出勤でもしてみようかと考えながら自転車漕いでます。
これには、我ながら、さすがにガマの油状態です。
四方をガラスに包まれた筑波山のガマが、己の醜い姿を見て、タラーリ、タラリと脂汗を流します。それを三週間煮詰めたのがガマの油だそうで。
暇だから、ガマの油売りの口上を勉強して覚えながら自転車でも漕いでみましょうか・・・、「雪ん子」売るのに役立つかもしれません。
てな訳で、暇な人は無心になって一緒に「ガマの油売り」の口上でも覚えましょう。
忘年会でも使えるかも知れません。
『ガマの油売り』口上・・・本物です
サァーサァーお立会い(たちあい)、御用(ごよう)とお急ぎで無い方はゆっくりと聞いておいで、見ておいで、遠目山越し笠(とおめやまごしかさ)のうち 聞かざる時は物の出方善悪黒白(でかたぜんあくあいろ)がとんと判らない。
山寺の鐘がゴーンゴーンと鳴るといえども、法師(ほうし)きたって 鐘に撞木(しゅもく)をあたえなければ、鐘が鳴るのか、撞木が鳴るのか、とんとその音色(ねいろ)が判らない。
サテ お立会い 手前ここに取りい出したる陣中膏(じんちゅうこう)は、これ「がまの油」、がまと言ったってそこにもいる・ここにもいると言う物とは物が違う。
「ハハァーン、がまかい がまなら俺んとこの縁の下や流し下(もと)にゾロゾロいるよ」と言うお方があるかもしれないが、あれはがまとは言わない、ただのヒキガエル・イボガエル。何の薬石効能(やくせきこうのう)はないよお立会い。
サテ お立会い、手前のはこれ「四六(しろく)のがま」四六五六(しろくごろく)はどこで見分ける。前足の指が四本(しほん)で、後ろ足の指が六本(ろっぽん)これを名付けて ヒキ面相(めんそう)は「四六のがま」だ。
サァーテ お立会い、このがま何処に住むかと言うと、ご当地より はるか北、北は常陸の国(ひたちのくに)に筑波の郡(こおり)、古事記、万葉の古(いにしえ)より関東の名山(めいざん)として詠われて(うたわれて)おりまする筑波山の麓(ふもと)、おんばこという露草・薬草を喰らって育ちます。
サテ お立会い、 このがまからこの油を取るには、山中(さんちゅう)深く分け入って捕らえ来ましたるこのがまをば、四面(しめん)鏡張りの箱の中にがまを放り込む。サァー がんま先生、己(おのれ)のみにくい姿が四方の鏡に映るからたまらない。
ハハァー 俺は何とみにくい奴なんだろうと、己のみにくい姿を見て、びっくり仰天、巨体より油汗をばタラーリ・タラリと流す。これを下の金網・鉄板に漉き取りまして、柳の小枝をもって 三七は二十一日の間、トローリトローリと煮たきしめ、赤い辰砂(しんしゃ)にヤシ油、テレメンテーナ、マンテイカ、かかる油をば ぐっと混ぜ合わせてこしらえたのが、お立会い、これ陣中膏はがまの油だ。
サテ お立会い、このがまの油の効能はと言うと、疾、がんがさ、よう梅毒、ひび、あかぎれ、しもやけの妙薬、まだある、前にまいれば陰金田虫(いんきんたむし)、後ろにまいれば脱肛(でじ)、痔核(いぼじ)、痔出血(はしりじ)、鶏冠痔(けいかんじ)の他、切り傷一切まだある。大の男が七転八倒、畳の上を ゴロン・ゴロンと転がって苦しむのがお立会い、これこの虫歯の痛み、だが、手前のこのがまの油をば、ぐっと丸めて歯の空ろ(うつろ)に詰めて、静かに口をむすんでいる時には、熱いよだれが、タラリ・タラリと出ると共に、歯の痛みはピタリと止まる。お立会い。まだまだあるよ。刃物の切れ味をも止める。
サテ お立会い、手前 ここに取りい出したるは、我が家に昔から伝わる家宝・正宗が暇にあかして鍛えたと言う代物である。実によく切れる。エイッ 抜けば玉散る氷の刃。
ここに、ちょうど一枚の紙があるから、切ってお目に掛けよう。一枚の紙が二枚、二枚の紙が四枚、四枚の紙が八枚、八枚が十と六枚、十六枚が三十と二枚、三十二枚が六十四枚、六十四枚が一束(いっそく)と二十八枚。ほれこの通り 細かくよく切れた。ふっと散らせば、比良(ひら)の慕雪(ぼせつ)か嵐山には落花の吹雪とござい お立会い。
サテお立会い、これ程よく切れる天下の名刀でも、一度(ひとたび)このがまの油をば付ける時、たちまち切れ味が止まる。差し裏・差し表に付けまする。サァーどうだ、たたいて切れない、押しても 引いても 切れやーしない。
サテお立会い、お立会いの中に、「お前のそのがまの油というやつは、切れる物を、ただ鈍ら(なまくら)にするだけだろう」と言うお方があるかも知れないが、手前、大道商人はしているが、金看板は天下御免のがまの油売り、そんなインチキはやり申さぬ。このように、きれいに拭き取る時には、元の切れ味になる。 ハイ この通りだ。 さわっただけでも、赤い血が、タラリ・タラリと出る。それでは、二の腕を切ってご覧に入れる。エイッ・・・・・。
サァーテ お立会い、お立会いの中に、それ程効き目あらたかなこのがまの油 いったい一貝いくらだろうと言うお方があるかも知れないが、本日は、はるばる( )まで出張っての大安売り、男は度胸、女は愛嬌、山で鳴くのはホーホケキョ、清水の舞台から〔筑波山の天辺から〕まっ逆さまに飛び降りたと思って一貝が二百文と言うところ、半額の百文ではどうだ。
サアーどうだ、このようにがまの油の効能が分かったら、遠慮は無用だ。分かったら、どしどし買ってきな、買ってきな。
てな毎日で・・・・ございます。
女房を上州弁で「おめぇ~」と呼んだら、怒られて、「そなた」と呼んだら笑われて返事をしてもらえません。
社員に対しても「オイ、おめぇ~」はないですね、言葉は改めましょう。
そこで、いつも「おめぇ」と呼んでいるTを今朝は「貴殿」と読んでみたら、彼は眼をパチクリしてました。
上州弁は昔の国定忠治の時代からのやくざ言葉なので困ったものです。
全国の「油売り」の皆様。
石油が儲からなければ、口上を覚えて「ガマの油」でも売ってみましょうか、
さあ、今日も夕方になったら、スポーツジムへ風呂に入りに行きましょう。
地元の山際公園に「養福寺」って言う寺があって縁日の日に “ズ~ッ” と講釈聞いてて子供心にも「変な親父!」なんて思って見てました。今思えば立派な大道芸だったんですね。