ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

何か良い商売はないモノでしょうか・・・

2009年09月15日 14時57分24秒 | Weblog
景気の二番底の話題があちこちで聞こえてきます。
民主党政権になったから、とかおっしゃる方もいらっしゃるようですが、
これ以上不景気になったのではたまりません。

全国を巡回していると公共事業の減少で、軽油などの減販を懸念する声も聞こえてきます。

「心は満タンに・・、だけど、財布はカラッポ」
なんて苦笑しながら嘆いている業者の方も多くなりました。

元売りによる特約店の「販社化」なども全国で進んでいます。
冗談ではありませんね。

「何か良い商売はないモノでしょうか・・・」が、
挨拶のような決まり文句のようでは困るのですが・・・・、

昨日は、東北地区の石油業界の計算センターの方と酒を飲みながら石油業界ビジネス談義。

後方電算関連の石油システム業界も厳しい状況は変わらなくて、脱石油ビジネスの方向で進んでいるようです。

ある元売り系計算センターなどでは、
次の時代のビジネスモデルとして「民間刑務所」でのデータ入力作業の受注業務、
java系プログラマーの育成講座まであるようです。
時間給が安いので、外国などとの競争にも負けないだろうなんて話です。

これからの時代は、何をするにしても、頭を切り替えないといけません。

民間刑務所とは、民間企業が経営する刑務所らしいですが、
設備が整っていて、カロリーによる健康管理もいいらしい。
体重は落ちるし、健康になって出所する囚人が多いとのこと。
さりとて、いくらダイエットでも刑務所暮らしはしたくないですね。

そんな事を話していると、
「石油ビジネス」に特にこだわる必要は全くなくて、いっそのこと
もっとフリーランスな立場で自由闊達に意見交換ができるような異業種交流が必要だという意見も出てきます。

これからは、色々な業界の知識も吸収しながら、ガソリンスタンドビジネスとのシナジー効果を発揮できる「何か・」を創り上げてみたいものですね。

どうせ新たなビジネスフォームを模索するなら、
今迄の常識や概念にこだわらず、もっともっと斬新な感性で臨まなくてはいけません。
なんて、夜のクラブで酒を飲みながら深夜までまじめに話し込んでしまいました。

最近、原稿を読んだ方から、色々なご意見やご質問なども頂戴します。
どうも、石油業界のセミナーはサブ店などには関係ないグローバルな話題で聞いてから聴講料がもったいないと思う方が多いようです。

特に、「新仕切り体系」などの話題が、中小業者やサブ店レベルで国際会計基準などとどうリンクするのか、
在庫の評価基準が決算に影響するほどの大きな金額でもないし、
なんて、声が聞こえてきます。

もっと判り易く、具体的に、「利益が出せる方法はないものでしょうか」というわけです。

TKCという税理士会計の会計ソフトのキャッチコピーが
「企業の黒字決算をサポートする」という事です。
TKCの「会計ソフト」で企業の収益力や、赤字が黒字に変われば訳はない話です。
よく考えてみると変なコマーシャルですね。