サツマイモの畝作りにかかわらず、仕事は人数が倍になると効率は3倍にもなる。
しかし、いつも手伝いをお願いするわけに行かず、この日は一人作業。畝建ての目印は引いてある。
畝建てで頼りになるのがこの管理機、通称「畝建てポチ」です。
「鉈爪(なたづめ)」と呼ばれる、木の葉状の刃が土をもくもくと掻き上げます。
しかし、畝の上を覆って成形するトラクターのような能力は無い。
そこで、仕上げには平鍬を使って整形。整形とは言っても畝の天辺を押しつぶすだけですが。
ここからが一人では難作業です。
110センチ幅の黒マルチの端をしっかりと土に埋め踏みつけて固定する。
マルチを両手で抱えて反対側に到着するとそこもしっかりと固定する。
畝をまたいで、所々手で土を掛けて固定し、今まで作った畝側は手で土を掛けます。
この手で掛ける分の土は新規に立てた畝側の土を平鍬でたっぷりと掻き上げる。
このたっぷりの土が次の畝のマルチを埋め戻す材料の土ともなるのです。
今回は初回の発注として、これだけの苗を苗屋さんに発注しました。
今年は苗の産地も低温で、苗がいつ来るか分からない、月末か6月に入るかと言う。
でも、20日の夕方「シルクスイートを600本が入荷しました」と着電し翌朝受け取りに。
畝だけは先行して出来ていたので、近所のオジサンの手助けを得て日曜日の午前中に植え終えました。
サツマイモの苗が1750本!それを掘ると思えば気が遠くなりそうです。私は毎年たったの4本ですからー。機械でかなりな作業ができる時代ですが細かい手作業があるんですよね。プロの農家さんは大変ですー。
昨日から雨模様で畑仕事を休み、ゆっくりしていましたが雨が上がったら畝作りにもう一鞭です。
本日、「魚沼の畑万歳、野菜万歳、暮らし万歳」を発送させて頂きます。