畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

防災訓練「天災は忘れた頃に・・・・」

2015-07-07 04:31:37 | 暮らし

 日曜日は朝の八時のサイレンの音で防災訓練開始。
先ずは、村の中央鎮守様に集合です。



 集落全員の安否確認を済ませて、堤防の上を歩きます。
老若男女揃って歩き、目指すのは・・・・。



 そう、魚野川の本流からの逆流を防止するために設けられた「下島樋門」でした。
皆さんが、国道から見たことは有っても、実際に目にするのは初めてです。



 正操作員のスベルべが、樋門が作られた経緯や設置の意味を説明します。
続いて、もう一人の操作員が防災に付いてのお話し。彼は防災士の資格も取得しています。

 なかなかよい話でしたよ。災害からの避難は「先ずは自助、そして共助になります。」
そうですよね、東北大震災でも苦い思いをしましたが、先ずは自助「避難てってこ(自分勝手)」ですよ。



 参加者の全員に樋門操作室の内部も見学して頂きます。
皆さんが初めて見る樋門操作室の内部に感嘆しきりでしたよ。



 お、今気がつきましたが、後ろの堤防の低い部分には「土嚢(どのう)」が積まれていますよ。
最終仕上げ工事が終わっていないため、梅雨時期の洪水に備えて準備したのでしょうか。



 説明と、防災に付いての責任者の話しが終わって現地解散。
スベルべは残って三基ある樋門の一基は、操作して見学してもらったので残りの二基の作動試験をします。

 参加者の防災意識は十分に高まった意義ある訓練だったと自画自賛。
スベルべはその後、大急ぎでオープン二日目の「農天市場」に向かうのでした。
コメント (2)
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