幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

くせになりそう「カスべ」の唐揚げ

2022-08-31 | グルメ

ここ一両日気温が下がってきた。

昨晩、久しぶりに「日本酒」を一杯やりたくなり出掛けた。

 

お通しは「つる紫と蛸のごま和え」。

ちょっとぬめりのあるつる紫と蛸の歯ごたえを味わう。

 

逸品が「カスべの唐揚げ」。

カスべとは見たことはもちろん食べたことも無かったが、口にしてみて「魚」であることは判った。

おそらくヒレの部分であろう、骨が多いのだが、その骨は決して細いものではなく結構太い骨である。

太い部分は、つま楊枝の太さぐらいはありそうだ。

ところが骨(軟骨)は、硬くはなくて抵抗なく嚙めるのだ。

身の間の骨がコリコリとしてなんとも言えず、あの唐揚げには、その骨の食感が無いと物足りないと思えるほどである。

 

唐揚げとしての料理の他、どんな料理法があるのかイメージ出来ない。

それほど唐揚げは、この魚に会っているように思う。

これはくせになりそうだ。