幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

真夏の夕暮れをワインとともに

2022-08-20 | グルメ

一日が終わろうとするとき、西の空が徐々に赤く染まり、そしてグレーになりやがて真っ黒に変わっていくマジックアワー。

なんとなく人恋しくなる時間帯でもある。

juju's Cafeさんは、そんなときにとてもいい、アットホームなお店なのである。

 

冷えたビールで一息つく。

オーナーご夫妻は信州がお好きなようで、ビールは軽井沢の地ビール「軽井沢高原ビール」とこだわりがある。

 

ビールの後は、いつも通り赤ワインに替える。

最初のお料理は、チーズ、トマト、バジルの、白・赤・緑も鮮やかなモッツァレラ・チーズのカプレーゼ。

オリーブオイルに塩、こしょうが効いていてさっぱりとしておいしい。

サラダ感覚で頂く。

 

次は、4時間も煮込んだという牛のスネ肉。

余分な脂が抜け、硬いはずのスネも柔らかくなっている。

塩、あるいはニンニク醤油のたれを勧められたが、たれでいってみる。

適度な歯ごたえ、獣臭さの消えた味、ワインにはとても合い杯のお代わりが進む。

 

次の一品は、飯蛸を主にひよこ豆などを加え、トマトで煮込んだ煮込み料理で私の好きな味であった。

「辛いものが好きな人はどうぞ」と、ハバネロのソースを添えてくれたので適度に振りかけていただく。

その辛さがトマトの味を引きたて、さらにおいしくなった。

 

juju's Cafeさんは、女性客が多いように思う。

昨晩も、「おとこの客」は私一人で、あとは女性客だった。

完全に夜のとばりが下りる前から、楽しい会話をしながらお料理やお酒をいただく。

そして、早めに腰を上げて帰途につく。

近くにこんなお店があるのは有難い。