鈴木家は、父・義之(小日向文世)、母・光恵(深津絵里)、息子の賢司(泉澤祐希)、娘の結衣(葵わかな)の4人家族。ある朝、
目を覚ますと突然全ての電化製品が停止しており、鈴木家だけでなく近所中で同じことが起きていた。さらに電車も車もガスも水道
も止まってしまい、家族全員途方に暮れる。暫くは様子を見ていた義之は、東京から出ようと決断し妻の実家のある鹿児島を目指す
先ず・・・普通に面白いと思います。。。が・・・観る人によっては「サバイバル」の捉え方が違うので賛否両論の様な気がします
先ずは、平和すぎる!電気を使うものが一切使えないのなら、使えなくなった瞬間の新幹線は?飛行機は?高速道路を走っていた車は?
病院は?もっとパニックになっているはずですがこのあたりの細かい設定は無視ですか・・・水族館のシーンも、停電から一ヶ月以上
経っているはずなので、エアレーションや温度が保てなくなった時点で生きられませんから食べる事が出来ないはずですが・・・
そして、いちばん怖いのは、人間。もっと暴徒化しているはずですし、やるなら徹底的にパニック映画にして欲しかった。
優しくて暖かい矢口作品なので、伸び無い髪の毛とヒゲ、漁師っぽく生活しても引き締まらない体などのツッコミ所はコミカルほのぼの
映画としてはご愛嬌として観ればこれで良いのかな?クスッとしてしまうシーンがいくつも有ったので。。。
アウトドアの知識がないと、こういうときに役に立たない。
やっぱり、遊びを心得てる人が強いんだなぁ。 ☆☆★