ヤマユリ咲く「白林荘」

梅雨も明け本格的な暑さになって来ました　昨年は逃したので今年は一度言っておきたいな・・・・と

　朝の仕事が終わったので電話をしてみる「秋にもお世話になって居る○○ですが、ヤマユリが咲く頃なので入らせて頂きたいと思いますが」

「どうぞどうぞ。　正面も空いてますから良いですよ」「ありがとうございます。。此れからお邪魔します」と

　　　

　

向かった先は、富士見町にある、故「犬養　毅」元首相の別荘　富士見町の中でも 有数の広さを持ちます　普段、此処は立ち入り禁止

　　

ですが、数年前にこちらを管理している方を紹介して頂き夏の百合の時期と紅葉の時期には伺わせて頂いています

　　　　　　　　　　広い敷地内にはあちらこちらに山百合が点在・群生しており別荘地内はユリの香りでむせそうな程です

　中々じっとしてくれないよね

　　敷地内に立つ石仏群　16体ほどあるが詳細は解りません

　

長野県諏訪郡富士見町富士見ヶ丘（国道20号線富士見信号の丘の上）に「白林荘」昔のままの面影はありませんが

鉄道開通にともなって別荘地として切り開いた土地であり、犬養毅と親しかった小川平吉は富士見高原の自然は雄大で美しく、空気は

軽井沢のような湿気はなく乾燥していて、健康に大変良いと・・・・1922年（大正11年）夏、犬飼　毅は井川　平吉の別荘「朝鮮別荘」

に約１ヶ月滞在し、この地を気に入り、1924年（大正13年）白林荘を建設したそうです

この建物は同、敷地内にある某、生保会社の会長の持ち物を移築された建物の様です　こちらも詳細は不明ですが・・・・

　別荘「本宅」裏の百合

　

本宅玄関を見ている百合は今も主人を待っているのか・・・

　　敷地内にある東屋「八岳荘」が新しなっており丁度、帰ろうかと思った際、管理されている奥様と会い

　　　「八岳荘新しくなったんですね」と「老朽化が激しく崩れてしまったので新しくしたんですよ」

　　　　　「現代風になってしまい、亡き持ち主の方が見たら駄目だと言われそうですけどね・・・」と言っておられました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　又、秋にお邪魔させて頂きます