60分戦争と呼ばれる戦いから1,700年が経過した地球。人々は荒廃した大地をはうようにして進む巨大移動都市
に暮らし、ほかの移動都市を取り込み資源を奪いながら生活していた。そんな中、少女ヘスター(ヘラ・ヒルマー)は
ある目的を果たすために移動都市のロンドンへと潜入し、トム(ロバート・シーアン)という青年と出会う。
僅か60分で文明を荒廃させた最終戦争から1700年が経過した地球・・・人々は車輪の上に都市を築いた“移動都市”で
(ハウルの動く城?)暮らし、他の移動都市を吸収して資源を奪い合う弱肉強食の世界に生きていた。ヒロイン「ヘスター・
ショウは、猛威を振るう巨大移動都市「ロンドン」への潜入を図る。母親を殺した宿敵で「ロンドン」の実質的指導者
であるサディアス・ヴァレンタインへの復讐を遂げるべく動き出した彼女だったが、思いも寄らぬ罠が待ち受けていて
というストーリーで、強大な「ロンドン」とその支配者である宿敵の陰謀に対峙するヒロインの壮大な闘いを、彼女に
味方する「ロンドン」出身の青年や「ロンドン」撃破を誓う反乱軍との交流&共闘と共にダイナミックに描いています
ユニバーサルが生んだ人気キャラ:ミニオンズが地球人の遺物として飾られていたり、アメリカのポピュラーなお菓子
トゥインキーが1000年以上賞味期限切れ?の状態で試食される等、身内ネタ&米国カルチャーネタがある意味ユニーク
なSF映画でしたね。。。移動都市等はハウルやラピュタを想像させられす。(宮崎アニメファン?)見所は『ロード・
オブ・・・』や『ホビット』シリーズを手掛けたピーター・ジャクソン仕込み(ロケ地もニュージーランド)の迫力万点の
最終決戦で、原作が書かれた2001年から17年後の映画化であり、CG技術も原作の持つSF世界観を遜色なく再現できる
レベルにまで達していたのでは無いでしょうか?フルCGによるバトル描写をこなしてきたピーター・ジャクソンの手腕が
継承されたSF大作でした。
予告編からの想像とは違って、「移動都市」vs
「移動都市」の攻防シーンの少なさが物足りなかったですかね ☆☆☆