信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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IT/イット”それ”が見えたら、終わり。

2017-11-17 11:47:12 | 映画

とある田舎町で児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、おとなしい少年ビルの弟が大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して姿をくらます。

自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。彼と同じく“それ”に遭遇

した人々とビルは手を組み、“それ”に立ち向かうが・・・・

昨年からアメリカでは問題となって居る「ピエロ」が主題だろうな~とは思っていました。 R15指定なのでさぞかし恐怖が・・・

冒頭のジョージの腕が食いちぎられるシーンは衝撃でした。この時点でR15確定です。が・・・

映画が始まり、すぐにピエロ登場。下水溝に繋がる隙間から覗くピエロの薄気味悪い事・・・これはホラー映画として期待出来そう!と

ワクワクしましたが、あまりにも早い登場と出現頻度が高いため、映像演出的にすぐにピエロに慣れてしまう。

肝心のストーリーですが、田舎町で度々行方不明者が出ているけど、まったく騒がれていない様子。ベン・ハンスコムのセリフでさらりと

説明されるだけ?過去に大規模な爆発があったとか、火事で焼け死んだとか、ピエロが人を殺していく事との繋がりがイマイチ分からない。

肝心の怪奇現象謎解きが無く、あっさりと最終決戦の場に向かう少年達。展開が早すぎて、怖がっている暇無かった?なにはともあれ

「負け犬組」の少年達が良いキャラです。途中で仲間になった女の子「べバリー・マーシュ」も、それぞれに悩みを持ち、弱い面を持ち合わせ

ているが、最後には団結してピエロ(恐怖の対象)と対峙し、逃げずに戦うところが、面白いけど・・・・ホラー要素はかなり薄くなる。

少年少女の集団にボコられているピエロとか・・・ん~~~ ですが

物語はまだこれで半分です少年時代、青年時代の二部構成を2時間で全てを描ききれているかと思ったら、少年時代のみの様です

最後にチャプター1と出てきて、やっぱりな・・・この後の青年時代があって物語が完結するのにすぐに上映されないもどかしさ  ☆☆☆