信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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ハドソン川の奇跡

2016-10-02 12:48:57 | 映画

2009年1月15日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士サレンバーガー機長(トム・ハンクス)は、いつものように操縦席へ

向かう。飛行機は無事に離陸したものの、マンハッタンの上空わずか850メートルという低空地点で急にエンジンが停止してしまう。このまま墜落すれば、

乗客はおろか、ニューヨーク市民にも甚大な被害が及ぶ状況で彼が下した決断は、ハドソン川への着水だった。 実話ですね。 そう言えばあったな~

と、当時のニュースを思い出す。 監督にクリント・イーストウッド 主演 トム・ハンクス 期待しない訳が無い

トム・ハンクス演じる主人公のチェズレイ・サレンバーガー機長は、不測の事態にも決して平常心を失わず、考えうるベストの選択をしながら最善を尽くし

ます。周囲の人間も含め、ただ当たり前のようにやるべきことをやる。そして、それが乗客・乗員全員の命を救う。

そのことがいかに感動的か、緊迫した不時着水と救助のシーンが伝えてくれます単なる感動作ではなく、主人公が自分の判断を何度も反芻して、

それが正しかったのかどうかを自問自答して苦しむ姿が切なく、その度にひたすら走るトム・ハンクスが印象的でした。

事故後、マスコミをはじめ多くの人々から英雄扱いをされ、困惑するサレンバーガー機長ですが、不時着水という選択を巡って国家から様々な疑いと

追及を受けます。しかし、ここでも彼はその理不尽さに葛藤や苦悩を覚えながらも、決して理性と誇りを失うことなく向き合っています。

その姿に静かな感動を覚えずにはいられませんでした。

後半、調査委員会でのシュミレーション飛行での検証シーンはとてもドキドキしました。休憩中の機長と副機長のやりとりが印象に残っています。

又、何を言われても自分の決断は間違っていないと断言する機長の仕事に対する責任感に感動しました。

 

映画の中の 最後のインタビューを受けた機長の言葉も すごく 良かった 又、副機長の言葉も すごく 面白かった  

無駄な部分もなく、回想シーンなどうまく盛り込まれていて、ハラハラしながら飽きることなく見れました。 映画って本当に良い物ですね ★★★★★