五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

硬貨整理手数料

2021年02月04日 | 日々のつれづれに

硬貨整理手数料、ちょっと聞きなれない言葉ですが...。

自販機を使った商売をしていますと、硬貨が溜まっていきます。
溜まった硬貨は50枚ずつのケースに入れて保管していますが、それらが増えてくると金融機関に持って行って両替してもらうことになります。

以前の金融機関は無料で両替してくれていたのですが、いつの頃からか有料になりました。
現在は無料で両替できるのは50枚まで、300枚までが110円、500枚までが220円、1,000枚までが330円。
以後、1,000枚ごとに330円の加算、これを「円貨両替手数料」といいます。

現在の定期預金の金利は0.002%。
たとえば330円分を利息で得ようとすると、1,650万円を1年間預金しなければ得られない金額なのです。
ちなみに、ATM時間外の払い出し手数料110円は、同じように「550万円を1年間預金」に相当します。
ATMを使用する時は、時間に気を付けましょうね。

さて両替ではなく、入金というカタチにすれば少しお安くなります。
以前はATMでどさっと入れる方法がありましたが、機械のトラブルの原因になるのか、最近のATMは一枚ずつ投入するスタイルになりました。
限度は1回につき100枚まで。
連続投入はコツが必要で、およそ実用的ではありません。

で、窓口に持ち込んで入金票を書いて、自分の口座に入金してもらうのですが...。

このときにかかる手数料が、今回のタイトルの「硬貨整理手数料」なのです。
はい、硬貨を入金するのにもお金がかかるのですね。
ただし、500枚までは無料、501枚以上は330円、そして1,001枚以上は1,000枚ごとに330円の加算です。

というわけで、先日500枚の百円硬貨を袋に入れて窓口に持ち込みました。
締めて5万円の入金。
そして、受付の方に「500枚までだったらそのまま入金、501枚以上あったら余りは戻してください」と言いました。
余計な手数料は払いたくはありませんから。

ところが、件の受付嬢は首を横に振って「そういうことはできません。カウントした枚数が501枚以上あったら手数料をいただきます」というのです。
えっ?と思いました(そんなバカな)。
後で確認しましたが、確かに銀行のHPにはこう書かれています。

「入出金の取りやめや金額変更の場合は、当初算定した枚数に応じた手数料をお支払いいただきます。」

つまり、カウントした結果が501枚だったからといって、その時点で入金を取り止めても330円かかる、と。
結果として入金しなくてもかかる手数料なので、「硬貨整理手数料」なのですね。

釈然としませんでしたが今回、妻のカウントを信じて入金を依頼しました。
カウント結果は500枚だったので「無事」無料で入金することができました。
しかし、こんなひやひやする気分を味わうのだったら、次回からは400枚ずつにしよう、と思いました。

ちなみに、この「硬貨整理手数料」は、金融機関ごとに異なるそうです。


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