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五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

フィルターの話

2014年06月06日 | デジイチのおけいこ
フィルターというのはカメラのレンズの先に付けるガラス製の丸いフィルターのこと。
通常はカメラ店で購入した時に、レンズがキズつかないようにプロテクターという保護用のフィルターを付けてもらいます。

昔、フィルムカメラを使っていた頃には「スカイライト」とか「UV」という晴天の青かぶり防止や紫外線を除去してすっきりとした画像を結んでくれるフィルターを付けていたものですが、今のプロテクターにはその機能はあるのでしょうか?それともレンズ自体にその機能を持っているのかな?


それにしても、このフィルターの価格というのは奇妙ですね。

何がって、定価は5千円から9千円くらいなのに、ショップの店頭ではその半額程度で売られています。
で、ネット通販ではさらにその半額から三分の二程度の価格、めちゃめちゃ安い。
そしてそして、オークションでは新品が即決価格(入札即購入できる価格)で何と数百円から高くても千円台で買えてしまうのです。しかもサイズに関係なくだったりします。

まあ、フィルター自体の価格に幅があるのは理解できます。
薄さ(軽さ)だとか表面のコーティングの違いなどがあるので二倍程度の価格差が生じるのはやむを得ないでしょう。
しかし、定価が5千円以上もするものがオークションではその十分の一の価格で購入できるとは!

一般的に見てレンズの価格に比べてフィルターの定価の高いこと。
まさか高い定価を付ければありがたみが増す、なんてお考えではないでしょうね?


さらにフィルターには、保護用だけでなくその特殊効果用に様々な種類のものがあります。

例えば空の青さをより濃く表現したり、水面やガラス面の反射を抑えるPL(偏光)フィルターや、直射日光の光量自体を減らす効果のあるNDフィルター、夜景の光を加工するためのクロス系フィルターと呼ばれるものや画面全体をソフトに表現するためのものもあるのです。

これらをそれぞれのレンズ(レンズのフィルター径が異なると、それ専用の大きさのフィルターを用意しなければなりません)用に購入するとなると、とてつもなくお金がかかります。

まあ、実際問題としてはPLフィルターを用意しておくくらいでいいでしょうが、それにしても交換レンズのフィルター径の分だけは用意しなければならず、できるだけ安価に購入できるに越したことは無いのです。


蛇足ですが、PLフィルターはフィルムカメラの頃に購入したものが我が家にもあるのですが、フィルムカメラ用のものはデジイチでAF(オートフォーカス)を働かす時に誤動作を起こすらしく、デジタル専用のものを購入するしかないようです。
ああ、頭が痛い。
コメント
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