福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国のトイレと自文化中心主義

2016年08月07日 |  〇トイレの話


△プサン港国際旅客ターミナル

2016年夏のプサン訪問では、初めて新しい国際旅客ターミナルを

利用した。


△高速船ビートルのカウンター(3階)

例によって、トイレの使用法も確認しておいた。



日本語しかわからない人には伝わりにくいと思うが、やはり、
使用後のトイレットペーパーはごみ箱に捨てるように、と
書かれていた。

韓国式の使用法だ。

さらに、韓国語オンリーの注意書き(写真下)には、こう書いてある。

トイレットペーパー、ウェットティッシュ
便器に流さないでください。
清潔なトイレ文化は私たちの姿です。
今日も幸せな1日をお過ごしください。


△さいわい(?)このトイレのごみ箱に使用後のペーパーはなかった

正直、トイレットペーパーをフタもついていないごみ箱に捨てるやり方を
「清潔なトイレ文化」とする認識には、少々驚いた。

これは、美観や臭い、衛生上の問題などを一切度外視する一方、自らの
文化や生活習慣を絶対視し、さらには美化する自文化中心主義の一つの
事例と見ていいのかもしれない。

唯一の救いは、日本人利用者に対し、ことさらに日本語で韓国式の
やり方を強要するような張り紙がないことか。(※関連記事

「ティッシュはごみ箱に」だけなら、大概の日本人利用者は、
よく意味がわからないまま、通常通り事を済ませるだけで、特に
不愉快な思いはせずに済むだろう。

いずれにしろ、「ヲタク」としては、今後とも韓国のトイレ文化に
こだわり続けていくしかなさそうだ。





(終わり)



参加カテゴリ:地域情報(アジア)


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