福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

お祝いのチャジャン麺

2021年12月29日 |  ┣銀幕のチャジャン
ダメ刑事を主人公にしたアクションコメディのヒット作
「亀、走る」(鑑賞番号107)。

この映画に関しては、再鑑賞する前から、ほぼ間違いなく、
ブログ主こだわりのチャジャン麺(韓国式ジャージャー麺)が
登場するだろうと予想していた。

そして、その予想は見事に当たった。

ただ、意外だったのはその登場の仕方。


△家族団らんのチャジャン麺

主人公刑事が、下の娘のお遊戯会の終了後、家族で食事に
行ったところがチャジャン麺(町中華)の店だった。


△長女(右奥)は豪快にチャジャン麺を食べている

言わば、下の娘のハレの日を家族そろってチャジャン麺で
お祝いしてあげたわけだ。


△長女の箸の持ち方が(日本的な行儀作法の観点から見れば)おかしい。

考えて見れば、映画の中では家族団らんのチャジャン麺を
目にするシーンは、けっこう珍しい。そういう意味では、実に
新鮮なシーンだったと言える。

なお、この映画では、さらに2度のシーンにチャジャン麺が
登場した。


△主人公に必殺技を伝授した師範がチャジャン麺をつまみに酒を飲んでいる

1つは、主人公にみぞおちを突く必殺技を伝授することに
なる特攻武術の師範が、白昼からチャジャン麺を食べながら
酒を飲んでいたシーン。


△凶悪犯の潜伏先に関し、主人公に決定的な糸口を与えた配達夫の情報

そして、もう1つは、酒場に酢豚を届けに来た配達夫の
セリフの中での登場だった。配達夫が何気なく口にした
チャジャン麺の配達をめぐる話題が、主人公に凶悪犯の
潜伏先を教える決定的な糸口となった。



(終わり)