福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓映画とコーラ飲む白熊

2020年02月05日 |  〇映画・映画音楽

해치지않아  「秘密の動物園」 2020年 〇〇〇-- 
(963)



2020年に公開され、120万を超える観客を動員した
ハートフル・コメディ。

舞台は、閉鎖直前の老朽化した動物園。


△動物園の再建のため着ぐるみを着る職員ら(映画より)

職員らが、精巧に作られた着ぐるみの動物ら(中は
職員)を切り札に、動物園の再建をかけて奮闘するが、
結局、そのウソもばれてしまう。


△コーラを飲む白熊が人気を集めたが、ウソがばれる(映画より)

それでも最後は、財閥が開発する大型リゾート公園の
一角で、檻のない新しいタイプの動物園(生態系
公園)として再出発することに成功する。

都合のいい展開の連続ではあったが、物語には
すっかり引き込まれた。

なかなか楽しい映画であった。



(終わり)


韓国映画と京城の妓生

2020年02月05日 |  〇映画・映画音楽

해어화 「解語の花」 2016年 〇----
(962)



2016年に公開された時代劇。


△日本統治時代末期の京城(映画より)

日本統治時代末期を背景に、子どもの頃から妓生
(キーセン)置屋で共に修業し育った2人の女性と、
妓生を母に持つ作曲家の男の、悲劇的な三角関係が
描かれている。


△日本統治時代末期の京城(映画より)

「ヲタク」の趣向には全く合わない映画だった。

また、この映画でも、主人公の1人が日本兵に
路地で撃ち殺されるシーンが登場した。


△主人公の1人を射殺した日本兵(映画より)

いくら娯楽映画とは言え、この種の荒唐無稽な
描写には、いつものことながら、違和感を
感じさせられた。

韓国映画の中では、ステレオタイプな日本兵が、
悪役としてまだまだ使用価値を持っているようだ。

なお、題名の「解語の花」とは、この映画では妓生の
ことを意味していた。


(終わり)