今回は、歴史マニア・浮世絵マニア向けです。
「東海道五十三次」の浮世絵で有名な歌川広重が
「名所江戸百景」シリーズも描いています。
「江戸うろうろ」の場所の一部を浮世絵で紹介します。
「名所江戸百景」11枚が該当しましたが、6枚に厳選。
「湯島天神坂上眺望」
湯島天神の女坂から、不忍池・弁天島・清水堂が見えます。
「上野山内月の松」
清水堂から不忍池を見下ろす場所に、円形の松があった。
明治時代にはなくなってたが、現在は似たのを作っている。
「亀戸天神境内」
現在の亀戸天神も、太鼓橋や藤棚は健在ですね。
「両国回向院元柳橋」
相撲の常設小屋が作られ、1919年に国技館ができるまで
ここの回向院で勧進相撲が開かれていました。
おまけで、「広重」ではなく「国郷」の作品を。
「回向院」の桟敷席は3階建てだったのですね。
「深川八幡山開き」
3月中旬から4月中旬まで、山開きと称し庭を開放していたそう。
この一帯が花柳界で、深川芸妓の発祥地だそうです。
「芝愛宕山」
この絵は、愛宕山で正月3日に行われていた「強飯式」の
毘沙門天の使いの姿です。
このように浮世絵と現在の姿を重ね合わせるのも面白いです。
これで、「東京うろうろ」を終わります。
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