世なおし倶楽部

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仏教再考

2009-11-15 00:13:13 | 哲学/ヨガ/芸術/宗教/政治経済
世界4大宗教<キリスト教、イスラム教 ヒンドゥ教 仏教>を調べていて気付いたことがあります。

釈迦が仏教を開いたのではないということがはっきりしました。かねてよりそう思いそう主張してきました。当ブログでも再三云ってきました。

釈迦が行じたのは、仏教ではないことは明白です。仏教は後世のひとが作ったものですから。教義・内容については関連性があるとは思いますが、日本に伝わってくる頃には中国人的感性がしみこんだ「中国風味インド仏教」になっています。

で、気付いたことは「ヒンドゥ教」の教義のほうが、釈迦が行じた当時のインドの修行の味がのこっているようだ、ということです。現代仏教のニュアンスよりヒンドゥ教のほうが「ヨガ」っぽいのです。釈迦は当時ヨガを修したのですから当然と言えば当然です。
ただ、ヒンドゥ教もいろいろ変節しているようです。
 釈迦の当時はヒンドゥ教に取り入ったバラモン教が階級の特権を移用して支配していたようですが、釈迦は自由思想のヨガを修し、本来のヒンドゥ教の本質を説いていたのだと思われるのです。いろいろと行じて達するところは「循環 むすび ヨガ」です。下って広める段になると「枝葉」が広がっていきます。後世の教えが色々に展開するのは、その時代、時代にあった教えに応用されるからで、仕方の無いことです。しかし、永遠の真理と言うことになれば、「真髄 基本」であるべきです。となると、釈迦は基本である「循環 結び ヨガ」を説きつつ、下世話の応用、たとえ話も説法として語ったのであろうと想像できます。

原理、心理、基本はすべてに共通のものであるはずです。宇宙森羅万象に共通のものとは?

「循環 結び 存在 時空 宇宙 命 バランス・・・ヨガ」です。

この原理を素にして、すべてを語るなら矛盾は起きないし、争いになりえないのです。ということで、どんなに正しそうに見えても「集団的武力闘争=戦争」は理不尽です。




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