伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

BWV1080を聴きながら・・・1975年頃、一般のラーメン価格は250円~300円だった頃「銀座アスター」のアスター麺は何と1,000円の高嶺の花と出会った頃・・・

2023年10月09日 | J.S.バッハ関係

筆者が27歳1975年頃当時、愛知県から東京銀座一丁目に会社の事情にて配置替えになり、当時の上司がお昼でもと言われ案内された処がすぐ近くの銀座通りにある「銀座アスター」である。田舎者の筆者が驚いたのは、その上司曰く、此処のラーメンが美味しいと言われた・・・事である。
兎も角店内はインテリアも上品で高級支那料理店でもあり、ラーメン店とはと違う雰囲気の店内と思った。早速係の人が注文を承る、じゃラーメンにしましょうとお店の方に「アスター麺」2個と注文する。

当時1975年頃、一般店のラーメン価格は250円~300円だったのですが、銀座アスターのアスター麺は1,000円でした!そしてメニューの中身の価格を見て二度びっくり常識を覆す価格流石銀座価格共思った、普段のランチ等は銀座と言えど当時500円程で十分満足できる昼食にありつける。



特に銀座通りに面するお店でも銀座カプリの特別なレンガの窯で焼くピザは感激の旨さを今も思い出す。近くには今も健在の「グリルつばめ」のハンブルグステーキも美味しい料理の一品で勿論近くにある「レンガ亭」も有名でした。
「銀座アスター」は後日に知った内容は創業昭和元年、中華の名店「銀座アスター」の看板メニューといえば「アスター麺」。アスター麺とは、海老や豚肉、数種のきのこなどが入った具だくさんなあんかけ中華麺のこと。鶏ガラをベースに醤油、味噌など数種類の調味料をブレンドしたとろみのあるスープは品があり美味しい。と評されている事であった。

約10分程で彩りは鮮やかでもありませんが、具だくさんの丼が着きました。ではスープから、オイスターソースが効いていますねえ。味は濃いめで、その分出汁感が隠れてしまっているが実に衝撃的の旨さであった。流石銀座の本格中華です、具材も海鮮と豚が混じり実に酔う塩梅のお味です。意外と盛りもよくお腹いっぱいになります。
上司曰く、中々ラーメン美味しいですよね、と言われ勿論ありがとうがざいました、とても美味しいラーメンでしたと答えた記憶があり筆者の「銀座アスター」の味の始まりではあった、その後も美味しい支那料理と記憶するが、記憶に残る料理は「カニとエビをすり合わせ」団子にし油で揚げた調理は実に美味しかった記憶が残る。



させこの度義母が亡くなり49日法要準備にため早めに墓の近くに住む魏姉の所に位牌等を預けるように話が決まり、埼玉県東武動物公園まで車で向う。
途中柏でお疲れ会なるランチを柏高島屋で頂きながらと言う比較的最近に柏玉島屋に増築された11Fに出来た「銀座アスター」系列のベルシーヌ柏でアスター麺を頂こうと家族で話が決まり高島屋の駐車場に駐車した。



窓に面したダイニングは眼下に駅の喧噪を、遠くに筑波山を望む、ゆとりある空間も実に気持ちが良い。 早速案内されメニューを見る、アスター麺の筈がランチコースも割安感がある。一番リーズナブルのコースを頼みました。

ランチコース:前菜、飲茶、メイン四種類から(エビと湯葉のあんかけ)スープ、おかゆ、デザート、を注文する。



前菜も勿論味和深く、特に肉厚のクラゲは絶品である。量が少ない為か余計に旨味を感じた。



飲茶肉の混じり物、海産物の混じり物(チャーシュー2種)お味が上品な味で、量も適量でした。



続いてスープが運ばれた後は・・・



愈々メイン調理が運ばれる、エビと湯葉の餡掛け風の一品でした。
メイン調理の味はアスター麺のスープを思い出させる深みのある味は何故か懐かしい味を感じた。アスター麺を食べた味を思い出すのである。

そして若干麦入りのお粥でした、流石ジュニアはお粥はおかわりをいた。体に優しいランチコースではあるが、ほんのり身体が温まり満足しました。



そして食事の内容を話しながらのデザートは果物のジュレと杏仁豆腐の甘みを抑えたデザートの締めで終了です。

因みに現在アスター麺は2,200円でしたので今回は少し奮発しランチコースに変えましたが、意外とヘルシーな上品な支那料理は実に満足感を感じられた、今年娘が年末に帰るというので是非一緒に美味しいランチをとも話した。

その後車で16号線内回りを進行し東武動物公園近くの親戚に立ち寄り法要の品を預け、義母の生前の思い出は話に花が咲き一時間程雑談した。モジャ君の散歩もあるので早めに引き上げました。
連休なので翌日写真等をまとめブログ更新をしながら、バッハの音楽を聴きながらまとめている次第であります。


今は義母が旅たちどのあたりにいるのであろうか、とも思いバッハの音楽を聴きながらブログをした為いているが、最近『フーガの技法』(独: Die Kunst der Fuge、英: The Art of Fugue)ニ短調 BWV1080は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハによる音楽作品。1740年代前半に作曲が開始され、J.S.バッハ最晩年となる1740年代後半に作曲と並行して出版が準備されたが、その途中で作曲者自身の視力が急激に低下してしまい、一般に「コントラプンクトゥスXIV」とされる作品(3つの主題による4声のフーガ)が未完成の段階で作曲が中断されてしまった。何人かの音楽学者によって、最初の12曲が1742年にチェンバロ独奏を想定して作曲されたことが判明しているが、残りのフーガを書き始めた経緯は今もなお不明である。曲集はバッハの死後、未完成のまま出版されたそうです。

色々調べますと次の様な評される文章があります。
バッハの「フーガの技法」は一つの主題に基づいてどれだけ多彩なフーガが書けるかを追求した対位法音楽の傑作ですが、多くの謎に包まれています。「音楽の父」として誰もが知るJ.S.バッハ。万人から愛される普遍的な存在でもあり、難解で近寄りがたくもある。その不思議な魅力で多くの音楽家を虜にしてきましたが、その中でも対位法の最高傑作「フーガの技法」は、芸術性の高さと未だ解明されない多くの謎ゆえに特に知的好奇心をくすぐられます。
近年の研究では、バッハがこの作品の出版について問い合わせた文献が残っており、少なくともこの作品を完成させる意図はあったこと、完成した曲はすでに校正願いを出していたこと、そして恐らく絶筆ではなかったことが指摘されている。



ロレンツォ・ギエルミ(Lorenzo Ghielmi)は、イタリアを代表するオルガニスト、チェンバリスト、指揮者で、ルネサンスとバロック音楽の研究家。現在、ミラノの聖シンプリチアーノ教会オルガニスト。ミラノ国際音楽アカデミー古楽研究所で教鞭を執っているほか、バーゼル・スコラ・カントールム元教授。イタリアの古楽アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコの初期メンバー。

図らずも未完となってしまった曲集はバッハの意思を汲み出版されたが、わずか30部足らずほどしか売れず、同時代の評判はあって無きが如しであった。とはいえ一部の愛好家には次第に受け入れられ、1800年代以降の筆写譜が少なからず残されており、さらに1838年にはツェルニー校訂によるピアノ譜が出版された。この曲集が演奏家にクローズアップされるようになったのは、19世紀後半以降にサン=サーンスなどの優れたピアニストがピアノで演奏することが広まってからであった。



ヴィットリオ・ギエルミ(Vittorio Ghielmi) は、イタリアのミュージシャン、指揮者、作曲家です。 ヴィットリオ・ギエルミは、ヴィオラ・ダ・ガンバと音への新しいアプローチで、非常に若い頃から注目を集めました。古楽のレパートリー。今回ギエルミの、ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏とのアンサンブルにより音の厚みが感じられる、重厚な仕上がりにもなった演奏とも言えよう。

確かに筆者は最近BWV1079,BW V1080の曲を聴く事が多くなっている、一人で聴く曲としては難解な部分が多いが例えば特にIX.(8度のカノン)X.(コントラプンクトゥスVIII)XI.(コントラプンクトゥスXI)XII.(拡大及び反行形によるカノンの初期稿)XIII.(コントラプンクトゥスXII)XIV.(コントラプンクトゥスXIII)XV.(XIIの発展稿)から続く箇所を何度も聴く度にバッハに近づける様なな錯覚を覚える、BWV1080の演奏はまさに興味深い。最近何故か良く聴くパガニーニによって生み出された表現「Il Suonar Parlante」は、楽器が実際に人間の声を模倣することができる特別なテクニックを指します。


【演奏】
 Il Suonar Parlante:
  Vittorio Ghielmi [soprano and bass viol]
  Rodney Prada [tenor viol]
  Fahmi Alqhai [bass viol]
  Cristiano Contadin [great bass viol]
 Lorenzo Ghielmi [harpsichord, Silbermann fortepiano]
 Marcello Gatti [flute]

IL SUONAR PARLANTE の音楽家たちの音楽には興味が湧きます。これにより、古典音楽と初期音楽の伝統に対するまったく新しい理解がもたらされる様です。 ヴィットリオ・ギエルミは、国際的なヴィオラ・ダ・ガンバのソリスト、指揮者、作曲家、作家、教師としての活動により、彼の楽器のサウンドとヨーロッパのクラシックのレパートリーに新たなイメージを与えています。 


IL SUONAR PARLANTE の音楽家たちはの演奏には興味が湧きます、古典音楽と初期音楽の伝統に対するまったく新しい理解がもたらされるだけでなく、非常に革新的な音楽言語を生み出す可能性も生まれます。
今後も注目したいメンバーでもありロレンツォ・ギエルミの鍵盤演奏にも直目したい演奏ででもある様です。
確かにピアノ演奏のアルフレート・ブレンデルに師事し若き才人フィリッポ・ゴリーニのバッハはなんと『フーガの技法』も演奏共に録音も良いが、この程度のメンバーでの演奏が筆者には実に馴染みやすい様でもある。ブラボー!

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