伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

今話題の3年待った時代劇、たけし映画「KUBI」を観てきました。

2023年11月30日 | 映画・ビデオ

先日ゴジラ-1.0を見て、次の作品が11月23日公開となっていたが、生憎仕事と重なり一週間遅れでセブンパークアリオで拝観する。開演時間は20時20分であり自宅を19時45分に出発する。
この時間ラッシュは終わりスムースに通行出来るので20分ほどで現地到着する。



以前ゴジラを観た時に小さな予告チラシがあり持参した物が下記のチラシである。丁度この時期角川問題が重なりこの映画は相当遅れたが、やっと仕上がり公開された。
タケシ流戦国映画でもあり、前回のアウトレージと重なり興味深いのでもある。確かに悪い奴らが集まった時代でもある。最初のシーンから首の無い切れ取られた胴体が晒されるがゲテモノ的シーンでもある映画でもある。


北野武(ビートたけし)映画「首」監督、編集、主役とこなしている北野組の映画である、以前の映画アウトレージの時代劇版と思い抱いて観覧しました。
配役は西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、桐谷健太、浅野忠信等の今回の北野組配役出演者である。
大御所映画監督による黒澤明から「お墨付き」をいただいていた作品だった、構想からなんと30年、宣伝文によると、かの黒澤明から
「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」
との「お墨付き」をいただいたという本編ではあるらしいが。実際映画は何時もたけし組の映画でもあり『アウトレイジ最終章』以来、6年ぶりとなる北野武監督の新作『首』は、何が違った時代劇にも感じた。アウトレージの残忍なところは今回は余無く、欲求不満映画の様にも感じた。この映画を観て驚くは黒澤明を意識し過ぎた嫌いがある様にも思う。



しかし構想から編集をたけし一人で作り上げた事は実に見事であり、違う意味においては面白き映画の仕上がりになっている様にも感じた。

ストーリーは天下統一のために激戦を繰り広げる織田信長。そんな中、彼の家臣・荒木村重が反乱を起こし、姿をくらます。そこで、信長は自らの跡目相続を餌に家臣を集め、村重の捜索命令を出す。


解説では次のように語られています。「北野映画の戦国時代劇は、彼にしか成し得ない奇抜さと過激さに包まれた劇薬だった。首、それは斬ってもそのままでもシュールの極み。戦国版『アウトレイジ』とも呼ぶべきこの危なっかしい智略と暴力のバトルロワイヤルにおいて、信長役の加瀬亮が頭のネジがぶっ飛んだ切れ味の鋭さで非道の限り(饅頭シーンは夢に出そう)を尽くしたかと思えば、秀吉役ビートたけしは信長の前では決して出しゃばらず、己の館に帰ると息のあった部下達とコントのように計略を練っては、笑いと冷酷さのはざまを器用に行き来する。彼ら猛獣達に振り回されっぱなしの西島秀俊が彼にしか務まらない実直な役どころを巧みにこなす一方、木村祐一がしゃべりの得意な”芸人”として飄々とした存在感を発揮するのが面白い。特に監督自身の職能とも相通じる特殊な役をあえて戦国時代の鍋へ投じて化学反応の行方をじっくり見つめるところに、奇才ならではのユニークさ、斬新さがある。」また千利休を演じた俳優の岸部一徳は適役でもあり一徳らしくもある役どころでもある。尚今回の本当の物語の面白さは、今回は善人は一人も出てこない、悪人だらけの映画なんです。

筆者が思う信長役の加瀬亮の芝居が臭すぎのきらいもあるが、加瀬亮の持ち味とも思う次第である。



ある時代の暴力と上下関係を伴う男性社会の群像を、男色の要素を加えて解釈するという点で、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」と「御法度」の影響を感じる。

筆者が感じた信長役の加瀬亮は信長末期の逝ってしまった信長役は適任であった様に感じているが・・・今までの信長の芝居で、初めて信長の首が飛ぶ最後のシーンは圧巻でもあった。


しかし現在ジャニー喜多川問題も重なり、たけし曰く、youtubeでも言っているが・・・・
(昔は、悪いことをすると「サーカスに売っちゃうぞ」って脅し文句があって、芸能の仕事は奴隷ではないけど、商品として人間を扱って、見世物として稼ぐのが芸能界。日本の芸能界は、最近は良くなったけど、昔から酷いもんだと思っていました。"と胸の内を明かした。)
いずれにしても納得のいく解決策があれば良いか、本人不在の現在今頃何故問題提示させたかが問題で、生前に問題にする事が常識ではないのであろうか?



確かに筆者もたけしと同じ年なので同じ環境を生きて来た世代でもあり、筆者が思うにジャニー喜多川問題は喜多川氏の生前に世間に問う問題でもであると思っている。
先日日曜の早朝TBS放送でジャニーズ問題で謝罪していたが、ジャニーズ問題は事務所の力が大きく、忖度していたと公表しているが、報道する側がこの為体でどうしようも無い所まで来たと思う、早急にTBS(東京放送)は解体、解散するべきである、又は報道しない放送局が相応しい。でも国営放送にも言える事は、最低なNHKも同様な特別扱い枠を設けていたようです。

今回の大河の『どうする家康』役の松本潤などもはひどいものである。国民から配信料を徴収した国民への報道がまともに出来ない放送局という事も違法行為であり、まともな認識者が運営する団体であろうかと疑念する、しかも国が運営する放送局と言うところが一番の問題だ。一刻も早い解体を望む。

今回の大河ドラマの下地は静岡大学の小和田哲男先生、家康の歴史研究家 市橋 章男氏も協力し最も史実に近いと言われる様に参加し、脚本家・古沢良太さんのストリーは大変良い仕上がりに思うが、ドラマの主役が問題のジャニーズの松本潤、これが全くの不合格でのドラマ視聴率を一人で壊している様に感じる。



今回の「本能寺の変」を題材にした本作でたけしが演じるのは、百姓から身を起こし織田信長亡きあと天下人へ昇りつめる羽柴(のちの豊臣)秀吉役の底意地の悪さを知った浅草芸人の見習いから出発した、たけしと重なり良い味を出していた。謀略、裏切り、大義、金、野望、面子など、複雑に絡み合った覇権争いの中で、信に足るものは何かという問いに対して、北野たけし節が答えを出しているような作品でもある。最も戦国武者は悪い奴らが多く、空きあればチャンスを狙う悪い奴らが多かったのであろう・・・・。


余り時代背景にはとらわれず、悪の底を知った秀吉役は如何にもたけしらしい表現方法でもあり妙に男色、暴力、武士の悪いところを全て出した作品でもあった。ブラボー!

観てきました、実におもろい「ゴジラ-1,0」ストーリーは是非映画舘にて覧下さい。

2023年11月16日 | 映画・ビデオ

昨夜急にジュニアから、ゴジラ-1.0見に行かないか?と誘われる、今まで黙っていた訳は予備知識が無いのが、より一層興味が増す様で楽しめるとの事でした。ネット配信の予告、YouTube配信の情報は一切無しで映画を観ました。

その様な事もあり今後映画をご覧の方の為にもストーリーはオフレコとします。

早めの夕食を取り夜7時30分に自宅を出かけた、ラッシュ時を除けば16号線利用でセブンパークアリオまで15分程にて到着する。



早速入場する、観客数は少なめでゆっくり観られる。「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で実写のゴジラ映画としては通算30作目だそうです。
監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」「アルキメデスの大戦」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。
今回はゴジラを海中に沈める法則はアルキメデスの原理を応用した内容が入っている様な気もしたが、如何でしょうか。

内容は公開中のため語れないが、時代背景は戦中から戦後の時期でもある、取り分け筆者の生まれは1948年の戦後生まれである、1954年11月3日に公開された東宝制作の怪獣映画『ゴジラシリーズ』第1作。



多分当時筆者は田舎に住んでいた為当然封切は見られず、多分1年以降の7歳-8歳当時観覧した記憶が微かに残る。

今思えば日本を代表する監督が製作した映画で田中友幸製作、本多猪四郎監督、円谷英二特技監督という東宝特撮映画の黄金トリオによる日本初の特撮怪獣映画で、内外の特撮映画に多大な影響を与えた記念碑的な名作である、筆者としては5作程でゴジラ映画は見なくなったが最近作は復活し応援している。



相次ぐ水爆実験により太古の眠りから覚めた体長50メートルに及ぶ大怪獣ゴジラは、口から放射能線を吐き東京を焼土と化す。しかし芹沢教授が発明した水中酸素破壊剤(オキシジェン・デストロイヤー)の前にさしものゴジラも敗れる。またこの作品は日本映画では初めて1956年ニューヨークの一流劇場でロードショー公開され、これまた大ヒットを記録するという快挙を演じた。以降東宝の特撮映画はほとんどアメリカで公開されている。

今回のもう一つの見どころは・・・「震電」である。
当時の航空機技術は当初は航空機作りに遅れをとっていたが、二度の世界大戦(第一次世界大戦・第二次世界大戦)を経て軍用機を中心に急激に発展した。


乗員:1名
全幅:11.11m
全長:9.76m
全高:3.92m
全備重量:5,272kg
エンジン:三菱「ハ43」42型
出力:2,030馬力
最高速度:750km/h/8,700m(計画値)
固定武装:30mm機関砲×4
初飛行:1945.8.3


我が家にあったミニの震電である、今このプラモデルは人気がある様です。

今回のゴジラはこの一作目に繋がった作品でもある。一番興味をそそられた場面は、「震電」と言う戦闘機である、エンジンは「烈風」と同系列で離昇出力2130馬力の三菱製「ハ四三」四二型を胴体中央部に搭載。延長軸を介して胴体後端の6翅(ブレードが6枚)プロペラを駆動した。機体も骨組み構造ではなく、外板の強度で全体を支えるモノコック式を採用し、製造の簡素化と軽量化を狙った。エンジンは胴体に直接取り付けず、主翼から伸ばした桁の上に載せ、延長軸の振動やたわみを逃しやすい構造にした。武装は機首に30ミリ機銃を4丁搭載し、一撃で大型爆撃機を撃墜できる火力を備えていた。

終戦間近に仕上がり当時プロペラ機としての最大速度740Kmは脅威だったようであり、日本の物造りは相当優れた物であったのであろう。実に残念に思うは当時の軍部の意向は安全を犠牲にした振る舞いであろう。



詳しい事は言えないがゴジラ映画は実に面白い映画でもある。震電は、第二次世界大戦末期に日本海軍が試作した局地戦闘機である。前翼型の独特な機体形状を持つ、そのため「異端の翼」と呼ばれた。最高速度400ノット以上の高速戦闘機の計画で、1945年6月に試作機が完成したと言われている。

この震電の形状を見ると、現在のステルス戦闘機F-35に何処か似ている形状を感じる、当時胴体中央機体の空洞の部分を省略化し個体を小さくした形態が今を思わせる様な戦闘機になっている点は見事でもある。


確かに前作のシンゴジラを超える痛快さ、ヒューマンな部分は議員と自衛隊の関係だけの映画もどうかと思うが、ある程度の時代背景と人間性の面白さは怪獣映画のも人間の心が必要にも思った。
今までのゴジラ映画にない主人公の生活臭さもある処もあり、リアルなゴジラ-1,0迫力も加わり、兎に角今回の映画の面白さ100%、ブラボー!

まったく、どうでも良いお話しですが、今更ながら60年前の007「ドクターノウ」の映画を検証した

2023年06月10日 | 映画・ビデオ

先日久しぶりにオーディオ仲間から連絡をいただき、本屋で300Bの本があると言われ、早速最寄りの本屋に出かけ早速探すが以前に別冊ステレオサウン誌『300B Book』は以前購入した本であった、が別冊『真空管アンプ クラフト主義』があり、購入する。

記事の中に上杉研究所の創業設計者である上杉佳郎氏は、かねて親しんだラジオやアンプに思いを馳せ、愛情を注いでリストアする「甦る少年時代の〈思い出〉」を『管球王国』に執筆。を紐解くも面白く、ステレオ・サウンド社の「管球王国」創刊を記念して発売された管球式パワーアンプキットの紹介。



今興味ある6L6WGCによるプッシュプル/ウルトラリニア接続パワーアンプ(1995年8月発売)UESUGI U・BROS-1(キット)「管球王国」創刊を記念して発売された大変興味深いアンプでもある。
思うは能率の良い10吋同軸2ウェイ(IIILZ Monitor Gold)をひっそり鳴らすアンプは最適なアンプの様にも思う、英国の音に憧れ、古い10吋TANNOYを再び2013年から聴き始めたが基本は余り変わり映えもしない音ではあるがこの音に長く浸ると最新の音に興味を抱かなくもなるのが不思議だ。

しかし注意書きで真空管の球は製作者の意図もあるので指示された玉を使う事を勧めると書かれてある、確かに真空管の音はメーカーにより違うことで頷けるこれもルールなのである。それをわきまえ使用する事が大人なのである。この様な記事を見るとこのアンプが欲しくなりますよね!

最近はオーディオ機器の価格高騰も驚くが、貧困老人には大変辛い事である。今更ながら6L6アンプに興味が湧いてます。



今回は話は古い映画のBS放送で再放送を見た感じた事を記した。スパイアクションの金字塔「007」シリーズの第1作で、ショーン・コネリーが自身の当たり役であるジェームズ・ボンドを初めて演じた記念碑的作品ではあると言われるが素人の様な感じで演技も最低である。イアン・フレミングによる原作小説のシリーズ第6作を基に、イギリスの敏腕諜報員ジェームズ・ボンドと天才科学者ノオ博士の戦いを描く。
当時日本初公開時のタイトルは「007は殺しの番号」。実は映画「007」シリーズは1962年にイギリスで第1作が公開され以来、2021年10月1日に日本公開される最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で25作目。世界中で長〜く愛されているスパイ映画なのです。



日本では一年後の1963年6月1日公開している筆者の記憶によると15歳の夏休みに公開映画を観た記憶は残るが、ストリーは今一つ意味不明な箇所が多く、後に観た第二作目「007/ロシアより愛をこめて」の作品は一番好きで主題歌テレンス・ヤングが監督の2作目、マット・モンローの美声が良いテーマ曲は名曲だと思う。

第一作目では余り気にならなかったが、第二作目のボンドガールにはイタリア出身のダニエラ・ビアンキの「タチアナ・ロマノヴァ」役は美人で見逃せなく魅力であった。ストーリーも子供ながら理解でき大変好印象に残る作為品であった。
最近BSで大一作から順に再放映していたので第一作目をジックリ観ることにした、この映画は第一作目から順位になければならないと解説されいる事は、当然のことであるように映画をみて理解できるのである。

これは筆者の独り言ではあるが007映画シリーズとは違うが1967年のジェームズ・ボンド卿(デイヴィッド・ニーヴン)のBurt Bacharach 映画「007 カジノ・ロワイヤル」恋の面影「THE LOOK OF LOVE」は好きな曲である。後にTHE LOOK OF LOVEはジャズ等でアレンジされ大変親しまれているようである。最近ではダイアナ・クラール、ニキ・パロット等等が人気の様である。

再放送を見て思うはこの「クラブ」が一番の問題で如何にも英国式な物語になっていることだ、当時幾らませた中学生如きには理解できないであろう、これが映画の中でのクラブの中身の一部である。リンクを貼り付けました、

ここで思うは英国ルールは大切である事が理解できる。勿論ジェームズ・ボンド式ルールがある様です(笑)。例えばドンペリは3.5度で飲めと言う様に・・・



中学生の子供にはこの様な事は全く理解出来ない内容であろう・・・、
アンバサダークラブとはなんぞや?の意味が解明しなければ面白さは半減する、この第一作目の説明、いや当時英国流の世界観が理解できなければ007なんて面白みに欠ける、いや解らないのであろう。

カードゲームはわかるが意外と年配の社交上儀式は日本にはなく、意味不明の怨憎であった。此処でジェントルマン(gentleman)に意味も曖昧で日本では一般的に紳士と訳させれいるからです。ジェントルマン は地主貴族を核とするイギリスの名望家。16世紀から20世紀初頭にかけての実質的なイギリスの支配階級であった。世襲の爵位を有する少数の貴族と、身分上は庶民である大地主層ジェントリを中核とし、経済活動の活発化に伴って興隆した中流階級を随時取り込む形でその境界を広げながら支配体制の温存を図った。

この様にこのスパイ映画を観ると、意外とシリアスな面と英国独特の社会が分かってくる様であるのが面白い第二作目以降はお遊び要素が多くなる。



当時携行用拳銃がベレッタからワルサーPPKに変更しモデルガンも人気が出た記憶がある。東京御徒町のモデルガン専門店が人気があった等である。
写真のPPKであるが一部切り抜き部分に間違いがあり早速補修する未だPhotoshopでの補修は手放せない様である。
今思えば、この様な社会が理解できればこの映画は大変貴重な映画であり国際スパイ行動を理解するには面白い映画でもある
現在プーチン大統領は約1ヶ月に一人を殺していると言われるが、不思議なことにロシア国民が騒ぐが次々に殺されまたか?と言う感じになり最近は騒がないそうである。毒殺説も頻繁に横行している様である。

西側諸国の英国では産業革命以降はあまり変わらない社会に収まっている事がわかり、日本と随分違い様に思う。ギリシャ、ローマ以降の中世以降のEUは余り変化しない様に思う。
初代ジェームズ・ボンド役で知られる英俳優ショーン・コネリーさんが2020年10月死去したと伝えた。90歳だった。



「ジェントルマン」という言葉はよく目にも耳にもするし、実際使うこともあるけれど、いざ、では「ジェントルマンって何」と問われたら、なかなか即座には「これがジェントルマンだ」と返答できないのではないだろうか。

これこそが列記とした英国の歴史から成立した言葉なのである。
中世末から近代初頭に成立したイギリスの社会層。16世紀以来のイギリスの支配的階層であるが,その具体的な内容は時代によって微妙に変化している。本来のジェントルマンとは,地代収入によって特有の奢侈(しやし)的な消費生活や教養,政治活動を中心とする行動様式などを維持しえた有閑階級のことである。基本的には,公侯伯子男という爵位をもつ貴族と,身分的には庶民であるが,貴族と同様に〈家紋つきコートcoat of arms〉の使用を認められていた〈ジェントリーgentry〉とがその構成員であった。又、産業革命により庶民にも裕福な家族が増え、たとえば銀行の頭取、大会社の取締役とも〈ジェントリーgentry〉が与えられ様になった。英国には当時クラブは至るところにあり、朝食、昼食、夕食は勿論クラブで頂きカードをしながら投資物件の調査をしその様なデーターを徴収できるのが社交場のクラブであった。食事も全てクラブの出された物いただき味付け等は騒が無い事が決まりでもあった様である。

当然家庭ではあまり食事をしていない方々が多く、文句を言いたくとも誰に言うのかも知らない世界の事だったのであろう。笑える事は英国紳士は「飯が不味い」と叫べなかった事も英国の食事の不味さである様に思う。



調べてみると次のようは説明を引用しました。
歴史的には中世末期以降の英国で大きな政治的・経済的役割を果たした社会層。おもに地代収入によって特有の生活様式、教養などを維持した有閑層で、その内容は時代によって変化したが、貴族と、大多数の身分的には庶民である〈ジェントリーgentry〉からなった。
また大地主以外でも開業医,法律家,聖職者や富裕な商人なども含むことがあった。荘園制の解体の中で農業経営によって富を蓄積し,中世末には地方政治をにない,近代絶対主義時代には中央政治に進出、名望家支配の体制を固め、17世紀以降の市民革命に際しても多大の役割を演じた。ブルジョアジー台頭後は中産階級以上の地位・財産・教養をもつ者(紳士)を広くさし、単なる尊称としても用いられるようになった。



今思うも007のボンドガールとしてもダニエラ・ビアンキが最高でもある。
この様な歴史がある、英国は飯が不味いと言う事なのであろう、勿論支那料理も不味いと言われていると聞いた事がある。日本人が見た目に解るはイギリスパンは皆知っている食べ物である。肉じゃがの基本は英国と聞いた事がある、勿論我々にはたいした料理としか思えない。
中学生時代この「ジェントルマン」と言う意味合いを理解していれば007ドクターノウはもっと面白い記憶に残る作品であったのであろう、ブラボー!

ジャコモ・プッチーニ作曲のトゥーランドット(Turandot)を聴きながら「ミッション:インポッシブル」シリーズ第5弾を見た、聴いた。

2020年05月20日 | 映画・ビデオ

今回のミッション:インポッシブルのタイトルは「ローグ・ネイション(rogue nation)」、「ならずもの国家」(まるで現在の支那ですね)今武漢風邪の問題で人類の敵となった支那です共産国家の終わりは如何に、香港・台湾問題で揺らいでいるが一層の事香港・台湾で支那を制覇して一つの国になっては如何?一気に平和なる。頑張れ香港・台湾!考えて見れば判るが支那の代わりに台湾が隣国なら平和的経済発展も間違いない、改て思うは国家主導者の難しさだ。

映画はIMF解散!?謎の組織とのバトルを、迫力のアクション満載に描く大人気スパイアクション、離陸した輸送機にしがみついたまま飛んでいくオープニングも見もの、そして舞台は本物のウィーンの国立歌劇場に続くオペラファンには堪りません。皆さん良くご承知の「誰も寝てはならぬ」のパートも有名なトゥーランドット(Turandot)はジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini/1858年-1924年)が作曲した最後のオペラです。残念ながら「リューが自刃した場面」でプッチーニは亡くなってしまい、それ以降の場面は友人フランコ・アルファーノによって書き加えられ完成しました、その部分だけ見ても退屈はしません。


先日5月9日にトム・クルーズ主演!大人気スパイ・アクション「ミッション:インポッシブル」シリーズ第5弾を本編ノーカット放送され早速収録した。自宅謹慎状態が続くもそれなりに楽しみはあるもののようです。今回はこの映画、オペラのトゥーランドット部分を存分に楽しむつもりです。


これこそがスパイ大作戦、映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 」1人で「シンジケート」を調べていたイーサンは、あまりにも有名なトゥーランドットのオペラが上映されるウィーンの国立歌劇場に、シンジケートのリーダーであるレーンが現れることをつかむ。


そこで、ベンジーをウィーンに呼び寄せ、客席の映像からレーンを見つけ出すように協力を頼む。勿論この映画は勿論映画館でも見たがテレビ放映もみたが、見どころは実際のウィーンの国立歌劇場でロケ撮影されている。

勿論本格的なトゥーランドット(Turandot)の演奏である舞台裏にも興味がわきます。


本物のウイーン歌劇場で、グレゴリー・クンデとリセ・リンドストロームという一流歌手を使い、アリアのみならずオペラ全体もなかなかのレベルで素晴らしかったです。映画そのものも楽しめました音響効果も素晴らしいですね。

オペラファンが楽しめるハイライト中のハイライトは、イルサが狙撃のタイミングを指定する楽譜を開いたところ。



すぐわかりますね。赤丸のところ。オペラ「トゥーランドット」第3幕、カラフの超有名なアリア「ネッスン・ドルマ」最後の高音、”Vin-ce-ro!”の最後の高音 「A」 !


「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」では、オーストリア首相の命が狙われるウィーンのオペラハウスで上演される(0:30:10頃)。「テルマエ・ロマエ」(2012)でも使われたアリア「誰も寝てはならぬ」ルチアーノ・パヴァロッティも披露される。



物語はなんとなくそのトゥーランドットにリンクしているということに、何度か見て気が付いたオペラの面白さ。トゥーランドットは言ってみれば竹取物語であり、絶世の美女であるトゥーランドット姫が三つの謎かけをだして、答えられた者と結婚を許されるというお話。 

映画では謎の美女が登場し、謎が謎を呼ぶ。暗号化されたデータに対して「三つ」の仕掛けをクリアしないと復号できないという、なんとなくテーマを沿った形でなぞっていく。


今この映画を振り返り思うはやはり筆者の好きなフランチェスコ・モリナーリ・プラデッリ(指揮)で聴くことかもしれない、ビルギット・ニルソン(Birgit Nilsson)十八番の「トゥーランドット」全曲をじっくり楽しんで見ましょう。

勿論カラスもアルバムもあるが、「トゥーランドット」はビルギット・ニルソンが最高かな。彼女の自伝「オペラに捧げた生涯」の評価も高い。帝王と言われた指揮者、カラヤンとやり合っても一歩も引かず、照明を落としたリハーサルに反抗して炭鉱夫のようなヘッドライトを付けて練習に現れるなど、ユーモアでやり返した逸話でも知られる。



スウェーデン生まれのソプラノ歌手。特にワーグナー・オペラには欠かせない名歌手として長らくバイロイト音楽祭などで活躍し、レコード史上初の『ニーベルングの指環』全曲録音の立役者ともなった。イゾルデ、ブリュンヒルデ(ワーグナー)のほかに、トゥーランドット、トスカ(プッチーニ)、アイーダ、マクベス夫人(ヴェルディ)、サロメ、エレクトラ(リヒャルト・シュトラウス)など多数の持ち役がある。

オペラを楽しむのは、吸音材(クリエコンポジット)も含め補修し、インシュレーター製作(WELLFLOATのような動き方)等で良い状態で聴けるようになった筆者の10吋のTANNOYのユニットの据え置き型で楽しむが一番である、このオペラのようにまるで劇場で聴くような音響は、まさに別格である、オーケストラ、オペラは落ち着いた重低音がなければ魅力は半減する、絶大な響きのある音は満足度は高い。

此のエンクロージャーの最大の特徴は10吋のTANNOYのユニットにARU付きの装置であろうGOODMANS AXIOM 80のA.R.U付きの箱に10吋同軸型2ウェイユニットであるHPD295のTANNOYを繋げ試聴する、組合わせて使用する特殊な装置アコースティック・レジスタンス・ユニットはバスレフとは全く違い、自然で豊かな低音が聴こえる装置として有名だそうです。綺羅びやかで迫力満点な鳴り方は特等席で聴くような感じがします。


プッチーニ: 歌劇「トゥーランドット」全曲
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(Francesco Molinari-Pradelli)は、1911年7月4日、イタリアのボローニャ生まれの指揮者。1996年8月7日没。ボローニャ音楽院を経て、ローマ聖チェチーリア音楽院で指揮を学ぶ。38年、ローマのアウグステオ管弦楽団を指揮してコンサート・デビューし、その後オペラ指揮者としても活躍を始める。

46年、ミラノ・スカラ座で『トスカ』を指揮して一躍注目を集め、オペラ指揮者としての名声を高めていった。59年からはウィーン国立歌劇場の指揮者も務めた。特にイタリア・オペラの第一人者として、テバルディやデル・モナコなどの名歌手たちと共演し、『道化師』『ウェルテル』『シモン・ボッカネグラ』『椿姫』などの数々の名演を残した。

マリオ・デル・モナコのテノールの名演


【収録内容】
ジャコモ・プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」全曲
[DISC1]
第1幕、第2幕(途中まで)
[DISC2]
第2幕(途中から)、第3幕

【演奏】
  トゥーランドット:ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、
  カラフ(無名の王子):フランコ・コレッリ(テノール)、
  リュウ:レナータ・スコット(ソプラノ)、
  皇帝:アンジェロ・メルクリアーリ(テノール)、
  ティムール:ボナルド・ジャイオッティ(バス)、
  ピン:グィド・マッツィーニ(バス)、
  ポン/ペルシャの王子:ピエロ・デ・パルマ(テノール)、
  パン:ジュゼッペ・モレーシ(バス)、
  第1の声:イェーダ・ヴァルトリアーニ(ソプラノ)、
  第2の声:イーダ・ファリーナ(ソプラノ)
 ローマ国立歌劇場管弦楽団、同合唱団 (合唱指揮:ジャンニ・ラッツァーリ)
 フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
【録音】
  1965年6月、7月 ローマ国立歌劇場
  Producer: Ronald Kinloch Anderson、 Balance Engineer: Francis Dillnutt
【原盤】
  Warner Classics(旧EMI音源)

時は伝説の時代、舞台は中国の北京、紫禁城前の広場。絶世の美女でしたが氷のように冷たい心を持つ皇帝の娘トゥーランドット姫は、「3つの謎を解いた者を夫として迎えるが、その謎を解けなかった者は斬首の刑」としていました。この日もまた犠牲者が出て、広場では群衆が刑の執行を待ち異様な興奮に包まれています。全体が締まる、ビルギット・ニルソンは余りにも有名なソプラノ歌手。


その混乱した広場で、ダッタンの元国王で放浪の身だったティムールと、生き別れになっていたその息子カラフが再会します。しかしそれも束の間、カラフは斬首の命令を下すために姿を現したトゥーランドットを一目見ると、その美しさに魅せられ、謎解きに挑戦すると言い出したのです。ティムールに仕えていた女奴隷リューは、ひそかに王子カラフを慕っており、謎が解けなければ彼は命を取られ、そして老いた彼の父も取り残されてしまうと泣き崩れました。しかしカラフの決意は堅く、謎解きに挑戦することになりました。

ニルソン十八番の「トゥーランドット」全曲をコレッリやスコットの全盛期の素晴らしい声も自然な響きで収録されており、オペラ録音の模範的収録である旧EMIのこの名盤が良さそうです。


ニルソンには多くのワーグナー録音が存在し、トリスタンやリングを始めとして、今でも多くの名盤でその類まれな声質を聴くことができます。一方、イタリア系のオペラでも当時活躍していたことは現在ではあまり知られていないかも知れません。

ニルソン自身、「イゾルデは私を有名にしてくれ、トゥーランドットは金持ちにしてくれた」とまで言わしめた逸話は有名で、世界中の歌劇場で当時「トゥーランドット」と言えばニルソンでした。ソプラノの中でも透徹した強い響きが特に要求されるトゥーランドット役は難役のひとつです。



感情を内に秘めた、人間味のあるニルソンの声は様々な意味で圧巻で、現在でも指折りの名盤として君臨しています。
ただし音質はズービン・メータ指揮のものが良いが、音楽的検知に経てばモリナーリ=プラデッリが断然良く聴こえる、それが音楽なんですね。

以前TANNOY ⅢLZで聴く音と充実した音の違いは明らかであった、このような誰もが一度は聴いたことのある曲を自分の気に入った据え置き型の装置で聴くことはオーディオマニアでなくとも興奮し感動すると思うが、更に安定度がました感じに聴こえる教えて頂き少し前に自作した、このどっしりとしたインシュレーターにより更にTANNOYらしい音質は充実し、それがお気に入りの装置で響くことで益々ご機嫌なことである。自然に聴こえる人の声の美しさは感激する、実際に劇場で聴くような原寸大の臨場感が味わえる感じになった。

確かにこのユニットのような据え置き型のエンクロージャーに、ブラボー!

淀川長治さん的に言えば、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。42年かけ完結した『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

2019年12月31日 | 映画・ビデオ

今回のスカイウォーカーの夜明けは・・・・・・・・・・・・・・?

最新の音響と言われるドルビーアトモスで観覧しました。


勿論ネットで予約して本日観て来ました。ドルビーアトモスは通常より100円増しですが価値は十分あります。

音質も意外と良いが私の耳には少し硬い音質に感じるが、まあ一般的思えば良い音と思う。



確かに従来の4D映画と違いじっくり映画を楽しみたいのならお勧めの音響ですが

いつも自宅で真空管で聴く音楽と違い筆者には少しトランジスターの音がし少し煩く感じた。

ドルビーアトモスは、音声オブジェクトと天井スピーカーという映画音響にとって重要な2つの概念を導入することによって、

力強い、移動するオーディオを実現します。



これらが相まって、サウンドトラックがどのように作成されて聞こえるのかということを根本から変えます。

アンプがWEの真空管であれば自然な音を体験できるのか疑問ですが、従来の椅子が動き水スプレーが吹き出る仕掛けより楽しめた。

内容は色々あるだろうが、長年のスター・ウォーズファンにが十二分に楽しめる内容でして。


2015年から、スピンオフを間にはさみながら、2年ごとのペースで製作・公開されてきた、

『スター・ウォーズ』エピソード7、8、9。すなわち「続三部作(シークエル・トリロジー)」は、

この度公開された9作目『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で完結を迎えた。


42年前当時、銀座のテアトル東京で見たスターウォーズ4/新たなる希望、音質も良かった、勿論当時は若かったが今は皆さん還暦以上の方が多く、42年の歴史を感じます。

同時にそれは、シリーズの創造者ジョージ・ルーカスが構想していた、9本で構成される壮大なサーガ……宇宙のはるか彼方の銀河で起こる戦いの歴史と、

スカイウォーカー一族の運命を描いた神話のような伝説を記す“カノン(正典)”といえる物語が、これで完成したということになる。


『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

全国公開中

監督・脚本:J・J・エイブラムス

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン


勿論レイの歴史、未来にも気になる。

1977年から公開されラスト映画ではあるが次作につながる要素は沢山あった。

「スター・ウォーズ」シリーズ屈指の人気を誇る“愛すべき悪党”ハン・ソロ。



彼はいかにして銀河最速のパイロットになったのか? 

ルーク・スカイウォーカーやレイアに出会う前の、若き日の彼に何があったのか?

疑問は数多く残る、これで終わりなのだが、次回に期待してしまう、そこが狙いであろう!


「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」に続くシリーズ最新作は、一作目の誕生以来、

世代を超えて愛されるヒーロー、ハン・ソロにスポットを当てたアナザー・ストーリー。

生涯の相棒チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンとの出会いと絆、

そしてこれまで語られたことのないロマンスなど、知られざる彼の過去が初めて明かされる。

ハン・ソロの幼なじみの女性キーラのその後に謎はあるのか?

今後解明していきたい項目も多く、シリーズが続く可能性も高い、益々今後に期待してしまう。



今年もブロクをご覧いただきありがとうございました。

来年度もよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください。

やはり映画って面白いですね、ブラボー!