伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

いつも元気、いまも現役ジャズクラリネット奏者北村英治のスイングを楽しむ。

2022年01月27日 | JAZZ・ボサノヴァ

北村さんのジャズクラリネット演奏はとにかく大好きである、オーディオ機材を変更するとどの様な音に聴こえるか試すことが多い、昨年も古いCD購入した記憶が残る。クラリネット独特の旋律の美しさとスイングジャズ独特の気品に満ちたビブラートも絶品である。

30年前よりクラシックのクラリネット奏者村井祐児先生に基礎を学び、昔はたまには楽器を持ち替えての演奏、サックスの演奏も最近はしなくなり、一層旋律が綺麗にアドリブも自然に聴こえるプロの演奏ですね。



先日プリアンプAiyimaT7の導入しパワーアンプも少し改良し、音質も不具合もなく、本日は北村節が気分よくスイングしている。実に楽しい時間である。

特に真空管独自の音の表情が自然に広がるハーモニーの美しさは音楽に没頭できる事は是非一度体験すると病みつきになる、スイングジャズ独特のノリのよさの味わいは実に気分爽快である。
我が愛機6CA7をダブルプッシュで駆動するLUXKIT A3500から音が出なくなり、顔色がアオくなり驚いたが簡単な修理で治りホットした。LS3/5aでジャズ音楽を聴くにはシングル300Bのパワーアンプのより力強く聴こえる。また石のアンプは確かにシャープなソリットな音は魅力だが筆者には長い時間聴くには火屋のナチュナルな音を好んでいる、正に音の好みは十人十色です。



昨年ベニー・グッドマン作戦~あの名演が蘇る!<1963年録音>クラリネットの名手北村英治を迎えての、"キング・オブ・スイング"ベニー:グッドマンの名曲集の再リリース!
迫力あるスイング・ナンバー

昨年亡くなった原信夫の生のジャズは既に聴けなくなった。



シャープス・アンド・フラッツのフル・メンバー(Tp.4,Tb.4, Sax.5, Pf. B. Dr.)のほかに、クラリネット・ソロ:北村英治、ヴァイブ:増田一郎、ギター:永田暁雄という拡大編成で録音した、ベニー・グッドマンの名曲集。
これまでコンボ編成で演奏していた「あなたの思い出」「ロージ・ルーム」「チャイナ・ボーイ」をビッグ・バンド編成に書き改めて録音を試みた名盤。



シャープス・アンド・フラッツのフル・メンバーの他に、
 クラリネット・ソロ:北村英治、
 ヴァイブ     :増田一郎、
 ギター      :永田暁雄という拡大編成で録音した、
ベニー・グッドマン名曲集。
 1.レッツ・ダンス
https://www.youtube.com/watch?v=2eez2iKtD50
 2.エアメイル・スペシャル
 3.サヴォイでストンプ
https://www.youtube.com/watch?v=YOm3lcM_l0Q
 4.あなたの思い出
 5.ドント・ビー・ザット・ウェイ
 6.キング・ポーター・ストンプ
 7.ビューグル・コール・ラグ
 8.ローズ・ルーム
 9.チャイナ・ボーイ

ここで本家のMemories of You #2 - Benny Goodman 1980を挟むのも面白い構成ですぜひ聴き比べも楽しいですよ!
https://www.youtube.com/watch?v=zU-8NirkF0I



ここで改めて北村英治プロフィール1929年4月8日東京生まれ。スウィング・ジャズ系のベテラン・クラリネット奏者。南部三郎、守安祥太郎などのバンドを経て、54年に自己のバンドを結成。57年に来日したクラリネット奏者ベニー・グッドマンと共演。その後、モダン・ジャズも研究する。78年から約10年間モンタレー・ジャズ祭へ連続出演した。以来、米国をはじめ、インド、オーストリア、スウェーデンなど海外でも演奏する機会が多い。録音は膨大にある。

本日行きつけのショップから以前注文した北村英治のCD「ヴィンテージ」の入荷の連絡があった、もちろん現在は廃盤でピアニストがあのエディ・ヒギンズと言うところも、是非一度ゆっくり聴きたかったアルバムでもある。



北村は終戦直後の中学校(慶應義塾商工学校)3年生だった北村さんの担任は、後に国文学の大家となる池田彌三郎だった。復員直後で坊主頭だったのを隠すために赤いベレー帽をかぶって授業をしていた。銀座の天ぷら屋「天金」の次男坊として生まれた池田先生は気風(きっぷ)のいいべらんめい調で生徒から人気があった。試験前にゴマすりに新富町にあった池田先生の家を級友と訪れた北村さんたちは先生との徹夜麻雀で試験の成績はボロボロ。先生は「社会勉強だ!今後は考えて行動しろ!」とすましていた。
その後、慶應義塾大学時代にジャズクラリネットで腕を上げた北村さんは、学校まで誘いに来た南部三郎に大学を中退してプロになるよう勧められ、1人で決めかねて教員室へ。池田先生は「なんだおまえ、楽隊に成り下がるのか。大学辞めてもったいないと思わないのか。そんなので食っていけるのか」と言われたそうだ。
そこで北村さんは「月給3万円もらえるのです」と言った。当時、サラリーマンの初任給が数千円の時代に破格の額だった。驚いた池田先生は「なんだそれは、泥棒か!それならおまえ、学校辞めてプロになっちゃえ。どうせ勉強も見込みがないから」と言われた。



南部三郎のバンドを辞めて「キャッツハード」という自分のバンドを組んだ。ところがマネージャーに出演料を持ち逃げされてしまい、日々の稼ぎをすべてバンドメンバーへの返済にまわした。お金に困って麹町の安いアパートに引っ越し、鍋窯を質に入れて、ジャガイモと玉ねぎばかり食べる生活が続いた。
 そんなとき助けてくれたのが大橋巨泉だった。巨泉は早稲田大学の学生でありながら、銀座のテネシー(ジャズ喫茶)でプロ顔負けの解説と司会をしていた。一度読んだ本の内容はすべて覚えているほど頭がよく、実に面白い男だった。北村さんが笑ってしまうほど負けず嫌いなところがあって、一緒に釣りに行くと北村さんより釣れるまでやめなかった。と話しておられるそうです。

モンタレー・ジャズ祭に19回出演した唯一の日本人
モンタレー・ジャズ・フェスティバルというのは、アメリカ・カリフォルニアで行われる世界最大級のジャズの祭典だ。歴史は古く、メイン会場は競馬場で7,000人のジャズファンが世界中から集まる。創設者のジミー・ライオンズが来日した際、北村さんに招聘の声がかかった。1977年に初めて出演してジョン・ルイスとのデュオで「ボディ・アンド・ソウル」を演奏した。終わると客席の7,000人が総立ちになって拍手した。
その晩、夕食に行ったレストランでも「おお、エイジだ!」といって、拍手してくれるお客さんがいた。翌年も招かれ、合計19回の出演となった。モンタレージャズ祭はヨーロッパやオーストラリアの大ジャズ祭に招聘されるきっかけをつくってくれた。

51歳のとき、一回り年下のクラシッククラリネット奏者(当時、東京芸大教授)の村井祐児先生に教えを請うた。「生涯現役であるならば音の幅を広げなければ」と願ったからだ。
北村英治さんは現在91歳になり益々お元気で、30年前よりクラッシックの演奏者村井祐児に弟子入れしクラシック、いやクラリネットの基本を教わった様です。筆者が思う老いて益々元気で艶めいていらっしゃる、昨年は原信夫さんもお亡くなりになり、スイングジャズファンとし寂しく感じる様になった。



誠に残念なことに「ヴィンテイジ」のYouTube配信はありませんがスコット・ハミルトンとの共演のYouTubeをお楽しみください。

オランダの民家を描いた絵は、CD「ヴィンテイジ」のジャケットに使った「最近はあまりやっていないけれど」と言うのは彫金の趣味。クラリネットのリガーチャ(リードの留具)は銀製の自作で、鎚目(つちめ)模様のシルバーの指輪も右手の小指に光っていた。「要するに遊んでいたいだけです」と肩に力を入れず、おおらかに実に人生を楽しんでいる様子だ。

CDの開封で驚く、なんと金色のCDであった、CDさえ高価に見える。これは大切にしなければならない、リッピングして大切に保管しよう。



今回調整も済み激安の支那製AiyimaT7NOプリアンプの実力は素晴らしい。現在プリアンプに不満を感じ真空管のキットを物色中であったが、当分このAiyimaT7を楽しむことにする。確かに見た目はチープだはあるが実力が勝る。
そこでLS3/5Aからスピーカーを変えて聴く、IIILZ Monitor GoldのユニットをGOODMANS AXIOM 80の箱に移植し魔法のアコースティック・レジスタンス・ユニットが付いたシステムでの試聴は原寸大の生の様な演奏が広がる、北村のスイングジャズの演奏に溶け込んでいく様である。なるほどこれがヴィンテージジャズであると納得するのである。

演奏するメンバーも筆者の好きなピアニスト、エディ・ヒギンズも加わり思わず聴き惚れ時間の経過することも忘れる至高の時間である。
ドラムレスのCDをタンノイのユニットに換えて聴くと遠山晃司(b)ベース捌きがが俄然光って聴こえる。

2020年の北村の誕生日に演奏した元気な姿である。


「ヴィンテイジ」
01. イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム
02. 恋人よ我に帰れ
03. ナイチンゲイル・サング・イン・バークリースクエア
04. 我が心のジョージア
05. 枯葉
06. マチルダ
07. Love



北村英治(cl)
スコット・ハミルトン(ts)
エディ・ヒギンズ(p)
遠山晃司(b)
スコット・ハミルトンは若くしてデビューし、すぐ世界から注目されスターとしての地位を保ちつつ今日に及んで居る。ただひたすら素晴らしい音色とフィーリングでスコット・ハミルトンの世界を繰り広げ、世界中の人達に愛されて居る。現在の彼のプレイは正に熟成されて居ると云えよう。

確かにこの様なスローテンポなジャズ音楽を満喫できるのは、現在筆者所有のGOODMANS AXIOM 80の箱に10吋のIIILZ Monitor Goldユニットを組み込み試聴するが、実にスローテンポのジャズ音楽はベストマッチングしている様です。勿論クラシック音楽も良いがこの手のジャズは実に小気味良くエンクロージャーが鳴る様である、自然に体がリズムに合わせ乗ってくる事を覚える、楽しくノリの良いおジャズは実にリフレッシュできますね!



北村曰く、この話が持ち上がってから私はメンバーの構成を考えて見た。スコットは私に任せると云って居るが責任は重大である。決めかねた私は再度スコットに相談し、ピアノはエディ・ヒギンズ氏にお願い出来ればと云うことになった。スコットが丁度6月にエディ・ヒギンズと来日するので、スケジュールをプロモーターの西蔭氏に打診して、レコーディングの話をした所、西蔭氏が「エディさえOKならスケジュールを空ける様にして、僕も協力するよ。」と云って呉れたのでスコットを通じてエディに連絡をとってもらった。

私にとっても願ってもない事なので、これが実現すればきっと大勢の人達に喜んでもらえるCDが出来るだろうと大いに胸をふくらませたと語っている。



余談ではあるがアンプを筆者の300BアンプSV-501SEに変えて聴くとクラリネットの音が実に生々しく聴こえる、E L34と300Bは真空管の大きさが違う為大きな300Bが勝って聴こえるじゃないかと与太話でもなろうが・・・。

実はSV-501SEでJAZZを聴く場合は簡単な手品を使う6BM8(ECL82)の球をAmperexの笛吹童子に交換して聴いている、少し粘りが出るような感じがする。残念なことにシルクスクリーンにてプリントされた笛吹童子が消えかかっている油性塗料なら消えないのに残念である。
まあ気分的な問題かもしれないが・・・?オーディオは謎めいたところが多いことも面白い!



冗談は兎も角サンバレー(SV-501SE)300Bシングルパワーアンプの特徴はクラシックを聴かれるとき「疲れるなぁ」って思われている方には一度聴くとやさしい音が聴ける、優れたアンプかもしれないと思ってます。スイングジャズにも相性は良いと思います。

知らぬ間に石のアンプに変わり、現在年代物のLUXKIT A3500と2台で聴き分け使用に至るが、当分はこの2台の火屋のアンプを大事に扱って長く聴きたいと思っている。真空管は石のアンプと比べ確かに球独特の寿命はあるが、意外と長持ちする様ですよ。



 今アルバムの目玉にピアニストのエディ・ヒギンズは円熟した最高のプレイを聴かせてくれるのでこのコンビは大いに期待の出来るものだと思った。有り難い事にエディ・ヒギンズからの返事もOKが出てこのレコーディングが出来た訳だ。
始めにスコットと話した様にソフトな感じのものをやりたかったのでドラムは無しで遠山晃司のベースだけにした。彼もベテランの音楽を知り尽くした最高のベーシストである。きっとエディもスコットも気に入って呉れると思った。

スコットにスタジオは秋田の大潟村だと話したら是非家族も同行したいと云うので、たまにしか会えない奥方や子供達と一緒に過ごせるのならばと私も大賛成した。そのせいもあってかレコーディングでもスコットのプレイは実に温かいものを感じさせた。勿論エディ・ヒギンズと遠山晃司も最高のプレイをして呉れた。時間に追われてと云う感じがないので気楽に良いプレイをしてもらえたと思う。それだけに味のあるスコットやエディの最高のものが随所に光って聞くことが出来る。やはり熟成された人達だからかもしれない。

ドラムレスのカルテット作品。スコット・ハミルトン、エディ・ヒギンズ、北村英治と、クールで都会的な音色が魅力のテナーマン、スコット・ハミルトンのまろやかなプレイが魅力の一枚。過去にも書いたが、北村英治のリーダー作は本当にはずれがない。どれもすばらしく柔らかで美しい。
いつまでも素敵な演奏を続けていただきたいと思う次第です、ブラボー!

今回はBA8、ヴァイオリンソナタ。事件です、LUXKIT3500のアンプから音が出ないので修理。プリのオペアンプ交換。

2022年01月25日 | 2022J.S.バッハ関係

お馴染み音楽室などで額に入ったお馴染みバッハの肖像画である、しかしこの肖像画の中にバッハの持つ楽譜についての解答はない、B-2・A-1・C-3・H-8の合計が14でバッハの番号となり、バッハがなりたかった14番目の道である、と聞かされた事もあるが・・・、その様なことを思い巡らすと突然頭の中で聴こえてくるBWV1079のカノンのパートが流れ出す。

今回のバッハは、BA8. BWV 1001-1040 室内楽です。

意外と多くのオーディオマニアは誰もが電子管(真空管)を好みますが、それには数多くの理由があります。中でももっとも明白なのが、サウンド自体への影響と極めて魅力的な美学という2つの理由です。
赤く発熱するガラス管は嫌いだという人もいるでしょうが、これはまったく主観的な問題なので、この点に焦点を絞って話をするのはやめておきましょう。しかし、これ以外の点は、まったく別の話です。



昔、「人間に未来はあるか?」との表題の本があったが、内容は異なるが今後の未来について妄想する。今後日本は何処に行くのかも含め考えたい。

今や世界が変わろうとしている、脱炭素化とか言って、エレルギーを電気に変え古代燃料仕様の停止をしようとしているが・・・これが良い方法であろうか?甚だ疑問である、電気を作るにはやはりある程度の古代燃料は必要であり、最近大掛かりな火山噴火がもたらす影響で、太陽光は弱まり太陽光の発電は限られる実に納得出来ない話である。
今後電気エネルギー取得は原子力の力が一番の安価になるのである、特に日本のような地震も多い地域にも強い、装置のミニサイズの原子力発電機の開発と使用方法が最善の様に思う、原発反対はもう一度見直しが必要であろう。

身近な話で筆者は現在年金生活者であり、時間の余裕はたっぷりあるが、金はなく貧困老人である。音楽好きで最低のオーディオ機材を駆使し好きな音楽を聴いたいるが、決してオーディオマニアではなく、何ちゃてオーディオマニアであろう、好きな音楽を聴き進めてみる音質に拘るようになる、齢70歳も半ばにり、勿論小遣いにも逼迫し今更満足は機材の投入も儘ならず多分死ぬ迄筆者の希望するオーディオ機材購入は出来ずにあの世に旅立つであろう。



今は平均年齢も長く暇を持て余す方々も多いのであろう。しかし周りを見渡せば、同年代の方々も忙しく過ごしておられるようで、音楽、写真、囲碁、将棋、釣り等に忙しくしてます、釣り等は世界の中でも釣針の種類だけでも日本の事情は特殊で太古の世代から海王国で世界でも群を抜く釣針種類の多さを誇り、なんと針の種類は最低30種以上の差が有るようです。

現在日本の老人は多く遊びを趣味として考えれは日本人は世界ても屈指の遊びを知っていて、遊びを楽しむ世代なのかもしれない、このままだと世の利便性が良くなり、自由時間が多くなれば、有り余った時間の有意義な過ごし方は趣味等に使う方法がある。今暇潰しと考えるなら、テレビゲームもあるのであろうが、最近ではこのゲームを仕事とする人もいて、今や考えられない世界になっている。日本人らしい粋な遊びを広めることも考えられるマーケットである。

また今や環境問題も含め、ビルの屋上の緑化事業もあると言われるが、一昔前の時代にはなかった仕事であり、今後は益々楽しみながら生活する時代が来るのであろう。遊び感覚の完成度を高める向上心は如何に?
例えばビルの屋上を緑化し、多くの水槽を設置し、素晴らしい音響があり、音楽を聴きながら、緑の木々を手入れし、水槽の手入れをしながら、PCの通信にて仕事もこなし、自然環境に近い状態で生活できれば最高であろう。

日本人の遊びの懐の広さか、今後このような趣味の分野のコラボレーションの商売も始まるかもしれない、まさに夢の世界であろう。



考えればオーディオ機材も格安で音質の良いものが重宝する、現在支那製の激安商品はすごい事が起きているのかも知れない。

興味本位で、ー昨年末注文したAIYIMA TUBE-T7 6N3プリアンプが昨夜到着しました、ある程度の改造を施し試聴できる様になりブログを認めました。
この商品を注文した時と内容変更がありオペアンプは3枚から2枚に減り、真空管もロシア製と変わったそうです。現在品切れになっているようです。



これがOPA627AU の現物だが後一枚は裏面に接続してある状態の完成品です。
このまま使うよりオペアンの交換が音質改善とアナウンスされています。
2枚より4枚使用は有利で、OPA627AU デュアルで装備されている、秋月電気にも自作用のデュアルにできるパーツも販売しているが、お勧めは「しろくま製作所」OPA627AU 非常に高性能なオペアンプで医療機器やプロ用オーディオ機器向けオペアンプです。とアナウンスもあり筆者はこれを使っている。

下の写真に赤丸がオペアンプの場所2枚の交換です、それとオペアンプには印が入っていますので取り付け時には方向を注意して取り付けすださい。
今回の交換時に真空管の足部とオペアンプと重なり、上手く収まらなく、ベークライトを若干削りなんとか取り付け終了しました。尚オペアンプ等の変更での保証は無くなるそうです。

音質は若干クリヤー差が増して感じがする、馴染めば後少しは良くなる事を期待しよう(笑)後は躯体の裏側部分をFMシートを貼り電磁波を遮断すると良いそうです。筆者には出来ないがコンデンサーの交換等色々あるすである。
した写真は真空管パーツを取った写真で有るがオペアンプ交換時は取付け位置を間違い内容に印のある方向を前のオペアンプ同様に取付ける事が大切である。



また現在付属の真空管はロシア製が付いているそうですが、それと比べ今回購入のGE5670Wはロシア管より随分小さな球であろう?そして真空管も交換する。WE製品の製品が良いのですが、プレミアム価格で相当高額である為貧困老人の筆者はGE5670W真空管、GEとは、メーカーのGeneral Electricの略ですが、これを見れば自ずと説明がつきます。
又電源ケーブル12VもFMシートで貼ると電磁波が遮断されるそうです、程よい製品に交換しメンテナンス途してはアップしました。

GE社この会社は、何十年にもわたって電子管の製造を行っており、品質が高いことでよく知られているのです。JANは米国陸軍のサービス部門で、「JAN」は「Joint Army & Navy」の略です。JANのマークが入った電子管は陸海軍用に製造され(空軍には空軍専用のサービス部門が当然必要でした)、最高に厳格なテストをパスした製品だそうです。

6N3 / 6H3N / 396A / 2C51 / 5670については互換球も多く、今後見繕い収集し玉転がしで遊んで見たいとも思ってます。現行品は6H3Nの球が付いているが、有る店舗で同様の球を4本購入すると足の部分の仕上がりが違い付属する足は比較的に新しい球のように感じるが音質に付いては比べていません。



GE5670Wは果たしてどの様な音で鳴るかが楽しみでもあります。
現在LS3/5Aを駆動するには良い音を奏でる出力管に6CA7(EL34)を用いたプッシュプル方式のLUXKIT A3500のアンプから急に音が出なくなった。故障の原因RCAの配線のハンダが取れた事が原因で補修して音が出るようになった、とりあえず音が聴きたいので、少し古いが筆者にとっては平均的な音が聴けるとTEACとTANNOYが共同開発したTEAC MA-7を駆動して今回購入のAIYIMA TUBE-T7のプリアンプの音も試してみる。まずまずの音が鳴り出したあと本命に繋げ音出しを開始した。

オペアンプはしろくま製作所のTexas Instruments社の高精度高速オペアンプOPA627AUを8PinDIP変換基板に両面実装した物に交換し、真空管はGE 5670W真空管バルブの物に交換し接続する。付属する真空管よりGE製はPOP、ボッサ、ジャズ系優れている様です。クラッシックを聴くには個人的には店舗で購入した6H3Nの製品が渋目な落ち着いた音が好きです、真空管の特性が瞬時に解るこのプリは優れている様に感じた。

そして音楽を聴きながらLUXKIT A3500の修復を試みるため裏蓋を外す、果たして治るのであろうか・・・・?早速裏蓋を開けて見た、原因判明RCAのジャックのケーブルの半田が取れている、この程度は修復可能の様です半田付けする、電源をいれアンプに火を灯し、繋いで見た、音は聞こえた、そして修復後LUXKIT A3500に繋ぎ直し引き続きプリアンプの試聴を続ける。



このアンプの3本の6AQ8/ECC85ミニ真空管の交換により音が変わる、現在使っている日立製6AQ8/ECC85の物で試聴するが、何かスッキリしないのです。

以前このミニ管は松下、三菱、日立、TUNG-SOL、SIEMENS、TELEFUNKEN等集めた事があり、SIEMENSのECC85を取り出し接続する、ある程度馴染んだ塩梅で視聴する、凹凸が再現し、なんと高音はスッキリ輝き、音全体の重みも伝わり筆者の望む様な音が鳴り響く確かにパワーアンプ真空管との相性はある様です。このプリの価格でこの音質はコスパは凄い、支那アンプ恐るべしである。



弦楽器の再生には定評もある筆者のタンノイの10吋の音、実は一番ショックであった事は、本命のIIILZ Monitor Goldも低域がダブつき気味で音が被り気味で嫌な鳴り方がした、パワーアンプの球の交換でタンノイ本来の涼やかな音も鳴り、不思議とスッキリした音が再現でき以前の様に鳴った。
真空管のメーカーの違いに改めて驚いた次第であり、SIEMENSの球は当時奮発して6本購入した甲斐があった様である。玉転がしはやめられませんね!
このような現象は石のアンプでは味わえない面白さであり、オーディオの楽しさでもある、密かに笑みが溢れる瞬間でもある。



視聴には今回視聴に選んだルノー・カピュソンのヴァイオリン(Renaud Capuçon)をじっくり聴いたみることにした。勿論以前筆者のブログでも紹介はしたが、音質も良くモダンヴァイオリンの魅力的な音質も堪能したかった。

1976年フランスのシャンベリ生まれ。14歳よりパリ国立高等音楽院に学び、在学中の5年間に数々の賞を受賞した。その後、ベルリンに移りトーマス・ブランディスとアイザック・スターンに師事。ベルリン芸術アカデミー賞を受賞した。1997年からクラウディオ・アバドの招きでグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラのコンサート・マスターを務め、夏季の3回のシーズン、ピエール・ブーレーズ、小澤征爾、ダニエル・バレンボイム、フランツ・ウェルザー=メスト、アバドといった指揮者らのもとでオーケストラを率いた。
ソリストとして第一線で活躍しており、これまでにハイティンクおよびロバートソン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ドホナーニ指揮ボストン交響楽団、エッシェンバッハおよびパーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団、チョン・ミョンフン指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とスカラ・フィルハーモニー管弦楽団、ダニエレ・ガッティおよびワレリー・ゲルギエフ指揮フランス国立管弦楽団、ドゥダメル指揮シモン・ボリバル交響楽団とロサンゼルス・フィルハーモニックなどと共演している。
近年では、フランソワ=グザビエ・ロト指揮ロンドン交響楽団、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団、レナード・スラットキン指揮デトロイト交響楽団、マティアス・ピンチャー指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック、ロビン・ティチアーティ指揮カメラータ・ザルツブルクなどと共演。また、リサイタル・ツアーも精力的に行っているほか、カメラータ・ザルツブルク、ルツェルン祝祭弦楽合奏団、バーゼル室内管弦楽団といった室内楽グループでの弾き振りも好評である。



以前も紹介したダヴィッド・フレイはバッハの楽曲を優雅に、美しく、豊かなイマジネーションにあふれた演奏で聴かせることで高い評価を受けているピアニスト。本作はそんなフレイと当代きっての名バイオリニストの一人であるルノー・カピュソンがタッグを組み、バッハのバイオリンと鍵盤楽器のための6つのソナタから4作をセレクトして奏でたもの。カピュソンは速いテンポの楽章でも繊細さを失わず、歌心にあふれた演奏を繰り広げる。フレイの指先は魔法のように鍵盤の上をスキップし、対位法による軽やかなメロディの美しさを際立たせている。また、2人は第3番の第3楽章のような緩やかな楽章では穏やかでたゆたうような演奏でリスナーの心を溶かす。現代最高峰の演奏家たちがバッハの楽曲にモダンな響きを与えた快作。

このレコードで、ルノー・カピュソンとダヴィッド・フレイは、音楽学に触発されたバロック音楽の理解に背を向けることに決めました。「歴史的に知らされた人の独裁」で十分です。彼らは代わりに、前世紀のマスターたちと同じように、この音楽を心から演奏することを選びました。彼らの選択は、思想の学校間の多くの対立の分野で誠実です。ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタバッハがケーテンの宮廷にいたときに作曲されました。特に、カンターの次男であるカール・フィリップ・エマニュエルに賞賛されました。しかし、よくあることですが、直筆の原稿は消えてしまい、今日私たちが知っているのは一連のコピーを通してです。バッハの死後50年後の1804年に初めて出版されました。6つのソナタはコレッリの規則に従って書かれています。彼らは、鍵がバックグラウンドにないチャンバーオーケストラでの新しいタイプの対話を想像しています。文章は正確で表現力豊かでリズミカルです。


Bach: Sonatas for Violin & Keyboard Nos 3-6

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):ヴァイオリンのためのソナタとヘ短調のキーボード第5番、BWV 1018:
 1.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとヘ短調のキーボード第5番、BWV 1018:I。ラルゴ04:52
 2.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとヘ短調のキーボード第5番、BWV 1018:II。アレグロ04:20
 3.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとヘ短調のキーボード第5番、BWV 1018:III。アダージョ04:48
 4.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとヘ短調のキーボード第5番、BWV 1018:IV。Vivace02:10

ヴァイオリンとキーボードのためのソナタ第3番ホ長調、BWV 1016:
 5.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとEメジャーのキーボード第3番、BWV 1016:I。アダージョ04:23
 6.バッハ、JS:ヴァイオリンソナタとキーボード第3番ホ長調、BWV 1016:II。アレグロ02:51
 7.バッハ、JS:ヴァイオリンとキーボードのためのソナタホ長調、BWV 1016:III。アダージョマノンタント04:44
 8.バッハ、JS:ヴァイオリンソナタとキーボード第3番ホ長調、BWV 1016:IV。アレグロ03:45

ヴァイオリンとキーボードのためのソナタ第4番ハ短調BWV1017:
 9.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとハ短調のキーボード第4番、BWV 1017:I。シチリアーノ。ラルゴ03:54
 10.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとハ短調のキーボード第4番、BWV 1017:II。アレグロ04:05
 11.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとハ短調のキーボード第4番、BWV 1017:III。アダージョ03:41
 12.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとハ短調のキーボード第4番、BWV 1017:IV。アレグロ04:23
 
ヴァイオリンとキーボードのためのソナタ第6番ト長調、BWV 1019:
 13.バッハ、JS:ヴァイオリンとキーボードのためのソナタ第6番ト長調、BWV 1019:I。アレグロ03:23
 14.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとト長調のキーボード第6番、BWV 1019:II。ラルゴ01:54
 15.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとト長調のキーボード第6番、BWV 1019:III。アレグロ04:37
 16.バッハ、JS:ヴァイオリンのためのソナタとト長調のキーボード第6番、BWV 1019:IV。アダージョ03:01
 17.バッハ、JS:ヴァイオリンとキーボードのためのソナタ第6番ト長調、BWV 1019:V。アレグロ



ルノーは天才ヴァイオリニストと称されているが、弟も実力派として知られるチェリストのゴーティエ。ふだんはひとりずつにインタビューをするのだが、以前ふたりの来日がたまたま重なり、おもしろい話を聞くことができるのではないかと思い、ふたり一緒にインタビューに参加してもらった。これが大成功で、両者の性格の違いが如実に現れ、あたかもふたりの演奏を表しているようで、非常に興味深かった。別にその一部始終を紹介したいと思う。

最近筆者は古楽器でのバッハ鑑賞が多いためか、モダン楽器の演奏が軽めに聴こえる、録音も素晴らしいのですが・・・若干の違和感もあることは事実だ。
今回思わず玉転がしで色々試してみたのですが、やはり電子管(真空管)の奥も深いと思い楽しみも増えたようです。今後真剣にプリアンプを探してみます。

J.S.バッハのヴァイオリン・ソナタBWV1014~1019は昔から好きで良く聴いて来たがこの曲は初めてのソナタである、実に興味深い。



これらのソナタは、ヨハン・ゼバスティアン・バッハのあまり知られていない、演奏頻度の低いヴァイオリンソナタに属しています。ヘ長調1022を除いて、これらはすべて、低音が続くソロヴァイオリンのために作曲されており、伴奏者に自分のパートを装飾して即興で演奏するための大きな自由を与えています。

今回初めて聴くヴァイオリンソナタ、 BWV 1033

しかし最近このJ.S.バッハのヴァイオリンのためのソナタViolin Sonatas BWV 1020-1023 & 1033(Sonata E Minor BWV 1023、Sonata G Major BWV 1021、Sonata A Minor BWV 1020、Sonata F Major BWV 1022、Sonata C Major BWV 1033)の曲があるとアナウンスされている、BWV 1020はバッハの作品ではない様ですが・・・

筆者などはまだ知らない事も多いバッハの音楽は実に興味深い、バッハは小川ではなく間違いなく大河であろう。ブラボー!


神秘的な佇まいの、千葉の霊験あらたかな寺院「笠森観音」を訪ねて・・・・

2022年01月21日 | 日本史の考察


初めに断っておきますが、筆者は愛知県の出身で、関東には26歳の頃から住み始め、勿論歴史的背景にも若干疎い。それと鎌倉幕府以前頼朝の時代以前は、当時は政権の中心は京都であり、近場の東海圏と違いファンが多い武将も少なく、有名人が少なく歴史小説の題材が少ないことも大きな要因であろう、関東圏が有名になったのは鎌倉以降であろう。

皮肉なことに人気者の九郎義経、木曽義仲などは関東圏の逸話も少ないのも原因であろう。皮肉なことにこの両名は頼朝に殺されるがそこまでには不明な事柄も多く空想の物語を解くることには面白さがあるのであろう、その辺りの小説は「司馬遼太郎」辺りは実に上手く話を面白く語る。
例えば九郎義経は頼朝と対面した22歳から31歳で自害するわずか9年間であり、その前半生は史料と呼べる記録はなく、不明な点が多い。このような背景は歴史小説を物語にするには絶好の面白さを造る事ができる。

今年はジュニアの厄年である、厄祓いと称し、千葉の何処かの寺での厄祓いのお祓いに出かける。
知らない千葉も知りたいので、関東でも有数のパワースポット「笠森観音」に行ってみる事に・・・。ナビでの検索は自宅から約2時間ほどの工程である。

昔は釣り好きで外房、内房は知っているが千葉の長南の地理は全く疎いようです、カワハギ釣りの名所でよく通った船形の山の中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂は「崖の観音」は有名で車内で見た程度です。途中混雑するも、おゆみ野を通過し道路もスムースに走るようになる。



笠森観音は“御来光の道”上にある、神秘的な場所です。周囲は清らかな森に囲まれていて、英気を養う厄払いには良いのかもしれない。また境内で授かれる「黒招き猫」は、強力な開運パワーがあると口コミで大評判なんです。

出発しておよそ2時間程で到着した、町営の大きな無料駐車場もあり環境も良い。早速徒歩にて登山口より階段を登る。相当厳しい勾配の階段が続く・・・途中の木々も相当太く歴史が感じる。


笠森寺は、延暦3年(784)最澄の開創で、坂東三十三霊場の第三十一番札所に数えられている。観音堂は後一条天皇の勅願で長元元年(1028)に建立されたと伝えられていたが、昭和35年(1960)の修理に伴う調査の結果、天正、文禄などの墨書銘が発見され、現在の建物の建立は桃山時代であることが判明した。



途中珍しい3本の杉の木がある。

梨花さんもご参拝!子授けご利益に篤い。木の中央部に空いた穴から官能有象が眺めることのできるスポットです。



そして山門近くにある、上総最古の芭蕉句碑が建っている。
元禄時代(1688~1704)の松尾芭蕉が俳聖としてあがめられるようになると全国各地に芭蕉句碑が建立されるようになった。
ここ上総国で建立された芭蕉句碑の最古のものが、安永6年(1777)に建立された笠森寺の芭蕉句碑である。



笠森寺の山門手前の崖の上に三基の句碑が並んで建立されている。中央の句碑が芭蕉句碑であり
『五月雨に此笠森をさしもぐさ』
左右にはそれぞれ各務支考、渡辺雲裏の『片枝に脈や通ひて梅の花』『すへられて尻の落着く瓢かな』の句碑が芭蕉句碑を守るかのように並んでいる。

建立者は笠森村出身の俗名中村義房と称する俳僧故貝であり、故貝の俳諧の師渡辺雲李の17回忌にあたる安永6年に建立されている。句碑建立のいきさつは、故貝の俳書『芭門花伝授』の一節『報恩塚記』や笠森寺境内にある「故貝基碑」によって判明する。 それらによると、故貝は晩年笠森に草庵を結び、天明6年(1726)70歳で没している。その間、江戸と笠森を何度も往来した寄稿文を残している。この3句碑は故貝の直接の師雲李の17回忌を期して、芭蕉、支考の3台の師恩に報いるために、江戸の俳諧仲間や故郷の俳諧村連の協力を得て建立されたことがわかる。

続いて鄙びた山門である。芭蕉もこの山門付近で休んだのであろう。



山門から観音堂を拝見する。

写真左にお土産屋があり黒の招き猫が有名だそうです。強力な開運パワーがあると口コミで大評判となっているそうです。



観音堂は後一條天皇の勅願により建立され、その建築様式は日本唯一の「四方懸造」。坂東三十三観音札所の第三十一番札所。

笠森観音の高台から見る景色は最高です。今から約千年前に立てられた建物で、しかもクレーン等の重機も一切無い時代にこれだけの建築物を造る技術は相当に高度である。

鎌倉幕府より古い時代から建立されたこの建物に時代を感じる瞬間でもある。



このように懸造は、本堂が造られた後に付加されるため建物の前面にあるのが普通ですが、鎌倉時代に建立された笠森観音堂は、はじめから岩山の頂上に造立されました。
周りを61本の束柱で支えた床高16mで、四方懸造といわれる特異な形態です。

大岩の上にそびえる観音堂は、61本の柱で支えられた四方懸造り(しほうかけづくり)と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式であり、国の重要文化財です。その四方が長い柱で支えられ巨岩の上に建立されているのです。全方向が清水の舞台状態ですね。

正式名称は「天台宗・別格大本山笠森寺」
伝教大師最澄上人が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻み山上に開基した。
観音堂は長元元年(1028)年 後一条天皇の勅願により建立その後1度焼失し、現在の建物は解体修理の際発見された墨書銘から文禄年間(1592年-1595年)の再建とされています。
観音堂の 75段の階段を上がった回廊からは、四季それぞれに美しい房総の山々が眼下に眺められ、その景観は一見に価する。他にも重要文化財の鋳銅唐草文釣燈籠など多くの文化財も残されています。

側面から見ると、岩肌も露わになっている様子。


反対の側面は日本建築の美しさが観られる。



京都の清水の舞台と同じような造りとなっているようである。


1028年当時の図面が残っていたのであろう、伝統の日本建築の美しさである。このような建築物を見れば幕末蒸気船が来航して同様の船を作る日本人の物作り技術は素晴らしい、現在でも昔からの技術力は違いを感じる。
教科書では学べない尊い歴史がある国日本である。

五十代桓武天皇の延歴三年(七八四)、伝教大師が東国を行脚したおり、たまたま尾野上の山に至ると、山の頂に金色の光がキラキラ照りかがやくのをみた。「さて不思議なことよ」と光のあとをたずねてゆくと、平を摩するようにクスの大木がそびえていた。そして、その根かたのうつろに、小さな十一面観音像がはめ込まれていた。大師は、ただならぬ法の道にみちびかれ、この地に草庵を結び、このクスの木をもって、約二.二メートル(七尺八寸)の十一面観音像を刻み、庵のほとりに安置したのである。少将の君が尊崇したのは、この尾野上の十一面観音であった。


笠森観音入口付近、会場までの階段は急斜面であり、3階まで階段は続く。


入口付近の彫り物つくりがきれいである。


続いて本堂回廊からの景色は木々が成長し当時は良い眺めであったのであろう。


周り廊下になっていて、外の庭等が見下ろせます。


周りの木が生育し、景色はイマイチ感がある


そして館内で厄祓い。本堂は撮影禁止であった。




帰りは散策気分で階段を使わずに、お山を降ったが、相当急な下り勾配もあり意外とハードであった。山の背を歩く箇所もあり手すりもなくロープでの案内は危険であるので注意が必要であった。


これがかなり険しいくだり坂である、山下りはスニーカー着用が望ましい。


そして食事に、少し遠いが館山の館山市相浜漁協直営 相浜亭に向かう。
1時間少しで相浜亭到着である、ウツボの天ぷらが名物で楽しみである。



ヒルナンデス!やぴったんこカン・カンなど、数多くのメディアでも紹介される「相浜亭」では、館山市相浜漁業協同組合直営ならではの料理が堪能できる。定置網で水揚げされた魚や、海女が潜って獲ったアワビやサザエなどを使ったメニューが豊富。地元の人が太鼓判を押す『相浜亭の漬け丼』は旨い・安いで大人気。数量限定で完全予約制の伊勢海老天丼は、ぷりぷりの伊勢海老に衣にカレーの風味がついていて絶品。


生憎本日はウツボの入荷はなく、先日の火山噴火の津波の影響か、入荷が減っているようである。
女将おすすめはアジフライ定食、刺身と鯵のなめろう付きです。大きなアジフライ3枚は流石にお腹は満腹で、ご飯は残してしまった。



後は、帰りに古くからある由緒正しい、安房神社にも立ち寄る。桜の名所でもあり4月頃に訪れたい所でもある。



洲崎神社と通過し車は順調に流れた。さすが南房フラワー道路には菜の花が咲いていた。流石南房は早くも春の暖かである。

帰宅後玄関に笠森観音のご利益の多いと言われる黒の「招き猫」を飾ってみた。


今年も良い年でありますよう・・・・ブラボー!

今回はBA6、バッハ自身が非常に愛好し所有したラウテンクラヴィーアという謎の楽器での演奏を検証する。

2022年01月14日 | 2022J.S.バッハ関係

 BA1. BWV 1-231 カンタータ、モテット
 BA2. BWV 232-243 ミサ
 BA3. BWV 244-249 オラトリオ
 BA4. BWV 250-524 コラール、歌曲
 BA5. BWV 525-771 オルガン曲
 BA6. BWV 772-994 オルガン以外の鍵盤楽器(チェンバロ、クラヴィコード)の曲
 BA7. BWV 995-1000 リュート曲
 BA8. BWV 1001-1040 室内楽
 BA9. BWV 1041-1065 協奏曲
 BA10. BWV 1066-1071 管弦楽曲
 BA11. BWV 1072-1080 ひとつの作品の中に異なる演奏形態の含まれている作品や演奏形態の指定のない作品

以前申し上げました様に表題の頭に付合がついている本ブログはJ.S.バッハの曲のブログです。



昨年末注文したAIYIMA TUBE-T7 6N3プリアンプが昨夜到着しました、早速繋いでみましたが、中華アンプ侮れません、早速代わりの6N3のチューブGE、及びオペアンプ注文しました。全て到着しチューニングしてから音質のことは述べます。初めての試聴は少し高温が荒めであり、もう少し澄んで美しく、スッキリした高音が鳴れば高級機には負けない良いアンプである。



価格を考えれば相当程度は高い商品である・・・人気が高いと言われるが頷ける商品である。チューンアップ用のチューブ、及びオペアンプだけでも本体価格の倍以上するが・・・。今年の出荷分よりオペアンプは2個の交換、しろくま製作所のTexas Instruments社の高精度高速オペアンプOPA627AUを8PinDIP変換基板に両面実装した物を注文する。

今回は勿論J.S.バッハの鍵盤楽器の曲である。「BA6. BWV 772-994」

ヴォルフガング・リュプザムは20世紀オルガン界の二大巨頭、ヘルムート・ヴァルヒャとマリー=クレール・アランの薫陶を受け、世界最高峰のシャルトル国際オルガン・コンクール優勝!名門フィリップスよりバッハのオルガン作品全集をリリースするほか、ドイツ・グラモフォン、ハルモニア・ムンディ、ナクソスなどから130枚以上の録音をリリース。まさに「21世紀オルガン界の巨人」と呼ばれるバッハ全集を二度録音した名手バッハ全集を二度録音した名手です。

筆者自身オルガン曲についてはついては別途に掲載を考えてます。今まであまり聴かないオルガンも最近少し聴くようになってますがオルガン曲に深掘りしてみたいと思います、オルガンと言えば幼稚園のころ足踏みペタルでの演奏のオルガンを連想する、戦後間もなくの教育は乏しかった頃が忍ばれる。



2016年には来日し得意のバッハで聴衆を魅了しました。ゴルトベルク変奏曲は彼の得意曲ですが、このアルバムではリュート・チェンバロ(=ラウテンヴェルク)を用いての演奏を披露しています。

ラウテンヴェルク(ドイツ語: Lautenwer[c]k, Lautenklavier)は、バロック時代に特有の鍵盤楽器。リュート・チェンバロという別名からも分かるように、本体の外見はチェンバロそのものだが、 通常のチェンバロで用いられる金属弦に代わってリュートで用いられるガット弦が張られており、チェンバロよりも柔らかな音色を持っている(また一説によると、リュートの本体に鍵盤を付け、それで弦を弾く楽器だったとも伝えられる)。

バッハほど、たくさんの編曲や様々な楽器による演奏が存在する作曲家もそういないのではないだろうか。このブログでも、もうだいぶ前になるが、ラウテンヴェルク(ドイツ語: Lautenwer[c]k, Lautenklavier)は、バロック時代に特有の鍵盤楽器。リュート・チェンバロという別名からも分かるように、本体の外見はチェンバロそのものだが、 通常のチェンバロで用いられる金属弦に代わってリュートで用いられるガット弦が張られており、チェンバロよりも柔らかな音色を持っている(また一説によると、リュートの本体に鍵盤を付け、それで弦を弾く楽器だったとも伝えられる)。 大バッハはこの楽器を好んでおり、遺産目録によると2台のラウテンヴェルクを所有していた。

バッハのリュートのための組曲のうち組曲ホ短調BWV 996は、筆写譜によると、「ラウテンヴェルクで aufs Lautenwerck」演奏するために作曲されたらしい。此処でヴォルフガング リュプザムと渡邊順生の演奏には組曲ホ短調BWV 996があり、比べて聴くも楽しいひと時でもある。

バッハほど、たくさんの編曲や様々な楽器による演奏が存在する作曲家もそういないのではないだろうか。楽器の壁やジャンルを超えて多くのミュージシャンに愛される音楽の父、さすが懐が深い。



話は変わるが現在パワーアンプはLUXKIT A3500を聴いていますが、ラウテンクラヴィーアの鳴り方を味わうのにTEAC MA-7の石のアンプに替えて試聴する、やはり倍音、特にガット弦は球のアンプが有利に思う次第である。家庭で音楽を楽しむにはこんも程度で充分と感じた。

筆者がこのラウテンクラヴィーアという謎の楽器によるバッハ作品の録音を初めて知ったときも、へーよく知らないけどやっぱりバッハは色々な楽器で演奏されるもんだなあ、なんてのんきなことを思ったものだが、よくよく調べて見るとこれはどうやら古楽器の一種で、しかもバッハ自身が非常に愛好し所有した楽器だそうだ。

ラウテンクラヴィーア(Lautenklavier)、ラウテンヴェルク、テオルベンフリューゲル、リュートハープシコードとも呼ばれ(それぞれ微妙に異なるところもありますが、ここでは一応ひとくくりにしておきます)、名前でぱっと見た目をイメージしやすいのは「リュートハープシコード」かしら。ハープシコード(チェンバロ)な鍵盤楽器を想像してもらって、そこにリュートのようなガット弦を張った楽器で、いわば鍵盤で弾くリュートのような楽器だ。以下の参考画像を見てもらえると、形としてはよくあるバロックの鍵盤楽器という感じだが、ディテールは異なる。

渡邊順生さんの使用のラウテンクラヴィーアは形は違うが音質は違い優しい調べが聴ける、300年前の音色に新鮮さも感じます。



 「 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988」


 ヴォルフガング・リュプザム(ラウテンヴェルク)

 録音時期:2017年9月18-21日
 録音場所:Immanuel Lutheran Church, Valparaiso, Indiana, USA
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

リュート・チェンバロは通常のチェンバロとは違い、金属弦ではなくガット弦が張られており(リュートの本体に鍵盤を付けたのが始まりとも)、美しい低音と深い響きが得られるバッハがとりわけ好んだことでも知られます。ただし、当時使われていた楽器は現存せず、この録音では製作者キース・ヒルが復元した楽器が用いられました。斬新な音色により、バッハの名作に新しい光を当てる演奏の登場です。



ラウテンヴェルクによる演奏。バッハ:フランス組曲全曲

ラウテンヴェルク(=リュート・チェンバロ、Lute-Harpsichord)を用いての演奏。ラウテンヴェルクは通常のチェンバロとは違い金属弦ではなくガット弦が張られており、美しい低音と深い響きが得られ、バッハがとりわけ好んだことでも知られますが、当時使われていた楽器は現存せず、ここでは製作者キース・ヒルが復元した楽器が用いられています。

【収録情報】
 J.S.バッハ:「 フランス組曲 全曲」
  第1番ニ短調 BWV.812
  第2番ハ短調 BWV.813
  第3番ロ短調 BWV.814
  第4番変ホ長調 BWV.815
  第5番ト長調 BWV.816
  第6番ホ長調 BWV.817
 前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
 組曲 ホ短調 BWV.996


 ヴォルフガング・リュプザム(ラウテンヴェルク/Op.458 by Keith Hill)

 録音時期:2020年3月
 録音場所:Immanuel Lutheran Church, Valparaiso, Indiana, USA
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ヴォルフガング・リュプザム独自のテンポとラウテンヴェルクの優しい音質は実に心地よい雰囲気を聴かせるリズムは好ましい。



演奏:ロバート・ヒル
リュート組曲 ホ短調 BWV996はラウテンヴェルクによる演奏の為に作られたと言われる曲である。

Hänssler Classic CD92.109(1998年9月28-30日、フライブルク セルデン 聖フィデス&マルクス教会録音)

  前奏曲 ハ短調 BWV999
  前奏曲とファンタジア ハ短調 BWV921, BWV1121
  前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
  リュート組曲 ホ短調 BWV996
  幻想曲とフゲッタ ニ長調 BWV908
  幻想曲とフゲッタ 変ロ長調 BWV907
  組曲 ヘ短調 BWV823
  リュート組曲 ハ短調 BWV997

今思えば初めて聴いたラウテンクラヴィーアによるバッハ。マンチェスターのキース・ヒル製作(1994年)の楽器を用いている。
硬質な響きでギターに近い。正直これを聴いたときは、そんなに引っかかることもなく、「ふーん」くらいで流してしまったのだが、今になって聴けば味わいもわかるというもの。今更ながら聴き直してます。意外と注意深く下げらければならない気がする次第である。



渡邊順生1950年、鎌倉生まれのチェンバロ奏者。
1973年、一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院でグスタフ・レオンハルトに師事し、ソリスト・ディプロマを取得する。卒業後、ヨーロッパ各地で演奏活動を行い、1980年に帰国。以来、チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード奏者、指揮者として活躍。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマなど、世界の名手たちとも多数共演している。

1984年にはオリジナル楽器によるオーケストラ「ザ・バロックバンド」を結成、ヘンデル、バッハなどの声楽大曲を指揮、各方面で絶賛された。楽譜の校訂や論文の執筆も手がけ、2000年には、著書『チェンバロ・フォルテピアノ』を上梓した。多数のCDもリリースして、精力的な演奏活動を展開する一方、上野学園大学、桐朋学園大学、東京音楽大学及び国立音楽大学で、講師として後進の育成にもあたっている。

16世紀以来ヨーロッパ各地で製作され、多くの作曲家たちを魅了したにもかかわらず最近まで実物が残っていないとされてきた幻の楽器「ラウテンクラヴィーア(リュートチェンバロ)」。バッハ自身がラウテンクラヴィーアのために作曲し、あるいは自ら奏でた作品に挑むのは、2011年サントリー音楽賞を受賞したチェンバロ界の雄、渡邊順生。


【曲目】
J.S.バッハ:1-6. リュート組曲 ホ短調 BWV996
      7-10. ソナタ ニ短調 BWV964(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調の鍵盤用編曲)
      11-13. 組曲 ヘ短調 BWV823
      14-16. プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998
      17. プレリュード ハ短調 BWV999
      18-23. パルティータ[組曲]ハ短調 BWV997
【演奏】
渡邊順生(ラウテンクラヴィーア[リュートチェンバロ])
使用楽器:キース・ヒル製作 マンチェスター(米ミシガン州)2000年
【録音】
2011年6月15-17日 秩父ミューズパーク音楽堂

 
16世紀以来ヨーロッパ各地で製作され、多くの作曲家たちを魅了したにもかかわらず最近まで実物が残っていないとされてきた幻の楽器「ラウテンクラヴィーア(リュートチェンバロ)」。ガット弦を使い、止音装置(ダンパー)を持たないこの「鍵盤のついたリュート」は、その豊かな響きによってバッハが真の大作曲家としての道を歩む重要な契機ともなった。

バッハ自身がラウテンクラヴィーアのために作曲し、あるいは自ら奏でた作品に挑むのは、昨年サントリー音楽賞を受賞したチェンバロ界の雄、渡邊順生(わたなべよしお)。歴史に忘れられた幻の響きが、300年の時を経て今ここに蘇る。 

バッハに付いては未だ知らない事が沢山あり不思議、不思議の連続である、しかしどの曲も駄作が無いのもバッハの作品のようである。ブラボー!

家族にて初参り・・・・久しぶりのジャズを聴く、すでに亡くなっていたピアニストのクロード ウィリアムソンを偲んで

2022年01月10日 | JAZZ・ボサノヴァ

今年は娘が意外と早く遊びにきた。毎年一月末頃来るのですが・・・

久しぶりに家族で美味しい食事でもと、初参りを兼ねて食事に出かける。出かけたのは、柏駅より徒歩6分の鰻屋「大和田」。実は鰻の旬は冬場が脂が乗って一番うまいと言われる時期なんです。人気店で行列ができることもある。駐車場もあり車で出かける、先日の雪も影響は少なく、スムースに到着。

いつも車でお店の前を通ると隣りの「王道家」さんは大行列、柏で有名なラーメン店で一度は隣のラーメンも食べてみたいと思うのですが・・・


午前11時開店なのですが、すでに店前は客が並んでますが、何時もより少なく開店と同時に入店できそうである。
お店の自慢は美味しい国産うなぎを安く食べるならココ!柏でもトップクラスの人気店、秘密は特別養殖鰻の「坂東太郎」。県内で扱う問屋はたった一軒だそうだが、自然に近い環境で大事に育てられ、栄養や旨み成分は天然うなぎに勝るほどだという。

鰻の旬は冬で脂が乗り大変美味しい時期が冬なんです、江戸時代に鰻屋から相談を受けた蘭学者の平賀源内が、店先に「本日丑の日」土用の丑の日うなぎの日、食すれば夏負けすることなしと宣伝し一番暑い時期に食べる様になった宣伝文句で、此れは今のマスゴミと同じで売れればよろしいという小賢しいことで有る様です、確かに今も通用する子のCMは大当たりです、しかし大晦日に鰻を食する事は一番良い方法かもしれないですね!


店内は落ちついた雰囲気もあり、ゆっくり落ち着き食事が出来ることが良い、早速注文する、鰻重、肝焼き、鰻の卵まき各自一つ確保を注文する。
自慢の鰻重は注文してから飯を炊く方法を取り入れ出来上がりに時間はかかるが丁寧な調理に満足感を味わえる事が特徴で有る。


ふわふわで中がジューシ〜な「うまき」前菜代わりにいただく、美味い!
続いて来るのが、絶品の肝焼きです、これはビールが欲しくなるが・・・車の為勿論禁酒ですが・・・次はお土産で持ち帰ろう・・・
観ているだけでビールの苦味と肝の旨さが口の中に広がり、思わずごくりと唾を飲む始末で有る。


写真は写真を撮り忘れたので、残りの肝の焼き物です、若干の苦味と焼きの香ばしさが絶品です、肝好きにはたまりません・・・

尚お店のうりは、注文時に飯を炊き鰻に合わせて調理する細やかな気配りなのでしょうか?ご飯の量もたっぷりあり美味しく頂けます。


そしてメインの鰻重です、山椒は勿論、何より素晴らしいのはテーブルにタレが置いてある所。意外とたれなしでもさっぱりして美味しいが、お米の量が多く1/3程頂きタレを追加していただく、お腹いっぱいです。何時も思うは特に鰻重はあと一口食べたい欲求が持ち上がるが飯の量が多く実に満足できる。

そして柏神社までお散歩です。流石成人式の為か振袖で着飾ったお嬢様が多く見かけた、着物姿は実に晴れやかですね・・・


参列者は順に並んで参拝するのはやはり日本の習慣ですね、流行病のオミクロンは今後如何に、支那での冬季オリンピック参加選手は大変ですね、無事に参加して頑張ってください。

そんな中ジュニアがモジャ君のペット用お守りを見つけ早速購入する。小さくって可愛いお守りであり、裏面は名前と電話番号の記載する欄があった。


翌日娘は帰って行った。

翌日早速このブログをまとめています、昨日柏高島屋で購入した珈琲豆を挽き淹れる、香織豊かな珈琲は実に美味い、それと最近現在使うプリアンプが時折安定しなく、取り敢えず緊急の事態に備え今流行りの支那アンプを検討する、AIYIMA TUBE-T7 6N3 Vacuum Tube 6N3真空管プリアンプブルートゥース 5.0 レシーバーハイファイプリアンプ をネットで注文すると、在庫がなく今月27日到着となる予定です。

YouTube等でこの品製アンプを検索するが、評価は高く、コスパも良い、全く侮れない、以前も支那アンプをケーブル、コンデンサーの交換で音質が相当向上したと言われてましたが侮れません。


価格も相当安価でしかも意外と評判もよろしいようであり、裏技でオペアンプの交換で音質が向上するとなっている。

世間的な評価はOPA627AUは絶対正義で、買っておけばまず間違いなく満足できると思いますと解説されている。
上記のように3個必要なので9000円です。アンプが買えてしまうほどの高級品です。真空管はロシアの球が良いと言われるが・・・



上記写真のオペアンプ3枚を交換で音質向上と掲載されています。オペアンプを標準のNE5532からLME49720と同じと言われているLM4562に変更、LM4562は500円、OPA627AUは3000円!!で全く値段が違います。3枚購入で本体価格以上になります。


プリアンプは最終的には奥の細道でも探ろうか、SV-Pre1616D キットで部品を交換しながら玉転がしも面白いことそうである、筆者はかなり不器用で満足出来るキットの組み立てが出来るか心配でもあるが?

お馴染みのECC83(12AX7)ECC82(12AU7)PSVANE WE274B 5AR4と交換の管の種類も多くECC83(12AX7)3本使用するとマランツ7の音に近づき(12AU7)加えればMacintoshに似ると解説にはあるが、キットでの購入も想定内ではある。
筆者は以前刻印付のTelefunken SIEMENS等のビンテージ真空管の在庫もあるが、獲れべばヴィンテージ真空管を使用すれば勿論SV-Pre1616D本体の価格は上回るが・・・悩みは尽きないようである。

今回は支那製のアンプは27日到着の連絡ありいうことで楽しみに待ってます。


最近JAZZは余り聴かなくなっている、一般的には筆者のオーディオ装置がクラシックに適応しているから・・・?
偶に聴くswing jazzなどは心地良く聴けると思うのですが・・・一番の原因は筆者の飽きっぽさにも影響しているかも知れない。最近聴いてなかったクロード・ウィリアムソン・トリオ等は心地よいのです。クロード・バークレー・ウィリアムソン(Claude Williamson、1926年11月18日– 2016年7月16日)はアメリカのジャズピアニストでした。
既に亡くなっていたようである。

バド・パウエルのビバップピアノに深く影響を受け、ライトハウスオールスターズの最後の生き残ったメンバーであった、多作のウエストコーストジャズピアニストであるクロードウィリアムソンは、7月16日に亡くなりました。彼は89歳でした。享年89。昨年2月に自宅の階段から落ちて以来、ついに再起できなかったようです。



1950年代の米国西海岸ジャズ(ウェストコースト・ジャズ)のアルバムのパーソネルを見渡していくと、ピアニストに「Claude Williamson(クロード・ウィリアムソン)」の名前が沢山出てくる。この盤にもあの盤にも、クロード・ウィリアムソンのピアノは引っ張りだこであった。ファースト・コールというか、バックのリズム隊だったらあいつで良いよ、的な使われ方が見え隠れする。

ウィリアムソンはウェスト・コースト・ジャズを代表するピアニストの一人だが、当人はウェスト・コースター扱いされるのを非常に嫌っていたと聞いたことがある。理由はよく分からないが、バド・パウエルに私淑していただけに(50年代の写真のいくつかを見ると、髪型やひげまでパウエルそっくり)、ウェスト・コースト・ジャズは軽佻浮薄だと思っていたのかもしれない。

ボストンのニューイングランド音楽院でクラシック・ピアノと和声学を学んだ(先生が当時としては珍しくジャズに理解のある人だったらしい)ウィリアムソンは、ロサンジェルスに移った1947年末からチャーリー・バーネットのオーケストラでピアノを弾くようになる。バーネットは現在ではほぼ完全に忘れられているが(裕福な一族の出だったので、1949年にあっさり引退してしまったため)、ジャズ・スタンダードとなったCherokeeを初めてヒットさせたのも彼だし、当時としてはビバップ寄りのアレンジとメンツを擁する先進的なオーケストラを率いていた。このバンドで、ウィリアムソンはフィーチャー曲のClaude Reignsをもらいヒットする(アレンジはマニー・アルバム)。まあ今の耳で聞くと、多分にスウィングのしっぽを引きずっているような気がしなくもないが、元気の良いソロではある。

ウィリアムソンは、キーボードの大胆なムカデのようなスピードと、曲がりくねった即興のラインで知られていました。1950年代初頭の西海岸のジャズ運動に関連した多くのジャズミュージシャンのように、ウィリアムソンは東海岸出身でした。バーモント州ブラトルボロで生まれた彼は、ドラマーの父親が率いるテリトリーバンドでピアノを弾きました。


Song For My Father
ホレス・シルバーは この曲について"Nica's Dream" "Sister Sadie "と並んでお気に入りの作品と語り64年には同タイトルのアルバムを出展している
 
アルバム "スペインの夜"で話題を呼んだ名手”クロード・ウィリアムソン"の
"Song For My Father”からタイトル曲”Song For My Father"は2009年にリリースされました。

 ”Song For My Father”
 1.My Romance 
 2.Easy Living  
 3.Feelin’ Fine  
 4.Work Song    
 5. Alone Together  
 6.There Will Never Be Another You    
 7.Song For My Father

 Piano – Claude Williamson
 Bass – Andrew Simpkins
 Drums – Al "Tootie" Heath
 
Song For My Father - Claude Williamson Trio

ボストンのニューイングランド音楽院でピアノと理論を学び、1940年代後半からチャーリー・バーネットやレッド・ノーヴォのサイド、ジューン・クリスティの歌伴などで頭角を現した、西海岸シーンにおける白人パウエル派バップ・ピアノの代表格であり、その一方で、アレンジやアンサンブルの設計性やグループ・サウンドの調和を重んじるウエスト派らしいスマートなセンスをも持った多才な逸材かもしれない。



あとは筆者の好きなノリの良いCDの紹介です「国境の南・太陽の西」クロード・ウィリアムソン・トリオ(Claude Williamson Trio)

下記チェックで「国境の南・太陽の西」全て視聴可能です。

 1.South Of The Border国境の南
 2.Star Crossed Lovers スター・クロスト・ラヴァーズ
 3.Robbin's Nest ロビンズ・ネスト
 4.Embraceable You エンブレイサブル・ユー
 5.Pretendo プリテンド
 6.Corcovado コルコバード
 7.As Time Goes By 時のたつまま
 8.West Of The Sun 太陽の西

村上春樹『国境の南、太陽の西』に引っ掛けたアルバムで、(8)以外は小説に登場する曲で構成。ベテラン3人が、ちょいとやってみるべぇか的気楽さでプレイしていて、その分こっちも聴きやすい。アッサリ味のピアノが、春樹小説ぽいっていうことなのだろうか懐かしく気軽に楽しむ午後の一時である。

人気のないブログに今年もお付き合い頂ければ幸いです、ブラボー!