伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

久しぶりにゴキゲンな女性ヴォーカルKeiko Lee Sings The Beatlesを堪能

2017年05月31日 | JAZZ・ボサノヴァ

この時期には拙宅の庭に夏を告げるように毎年アマリリスが咲く、

月末で忙しくしていますが、 今日は仕事は早めに仕事は済ませ、

偶にはジャズを聴きたくなるが、スピーカーを替えてからは ジャズはを遠ざかっていました。

此処で思い出したように、スピカーコードを変え聴いたら? 早速変えよう、

普段はBelden9497で接続しているが、Belden8470に替えて効いた見る。

でも此処で大事なことですが、Belden8470ではclassic等聴こうとすると、煩い感じになりますので。

接続コードを替えなければならなく、随分不都合を感じます。

タンノイⅢLZでJAZZを聴きたいの最初のコンセプトから随分外れた方向に向かった音にはなっているが

偶にはJAZZを聴きたい、偶には女性シンガーのJAZZを聴いてみました。

接続コードを替えて試聴すると、何となく大人の色気もありるハスキーな実にいい感じの声が聴こえる、

たかが接続コードの交換程度で狂喜するなど、オーディオ狂が強くなってる事が不味い方向です!

彼女は今年52歳になり?益々、歌は良好スイングするのが上手く、女盛のケイコ・リーを聴いてみました。

何年か前にFMラジオで聴いた時上手いな・・・と思い聴くようになった女性シンガーです。

此の程度の音なら我がもタンノイⅢLZ最近やっとエージングが良くなったのか上手く鳴る!

低域不足は否めないが、最近ピアノの音に張りと艶が出て来たようにも思う、意外とピアノ曲が上手く鳴る。

むしろチェンバロよりピアノの音が良いとは驚きである。KEF Q300はチェンバロが良く聴こえる。

又今回のケイコ・リーの歌声はかなりハスキーでそのあたりの音はタンノイⅢLZが勝る。

1965年、名古屋に生まれたケイコ・リー(李敬子)は、高校卒業後、ヤマハの専属ピアノプレイヤーとして演奏しながら、

夜は地元名古屋のジャズ・クラブで演奏し、独学でジャズ・ピアノを勉強した何と21歳のころのようです。

25歳のときの一人でのアメリカ旅行先のサンフランシスコのジャズクラブで飛び入り参加して

「歌った」 ケイコの歌へのアメリカの観客の反応に「ジャズ魂」を掻き立てられジャズ歌手へ。

スイングジャーナル誌人気投票女性ヴォーカル部門で堂々13年連続(トータル15回)の第1位に輝く、

人気・実力ともNo.1ジャズヴォーカリストとして国内外で人気を確立しているケイコ・リーです。

これまでも点描的にアルバムでビートルズ楽曲をカヴァーし、

その都度ジャズ・シーンの内外から好評を得てきた ディーヴァ、ケイコ・リー。

今回、デビュー以来初めて、満を持して念願の全曲ビートルズのカヴァーアルバムを聴く。

残念ながらビートルズをカヴァーのYouTube配信はありませんが、イマジンがありましたのでお聴きください。

 

イマジン ケイ・コリー UPC‐0049

 

また前作「Keiko Lee sing's Super Standards 2」で好評を得た豪華ゲストを迎えたデュエットも収録。

生前のムッシュかまやつ氏、渡辺貞夫氏の2名を招き、究極のコラボレーション・トラックをレコーディングし、

音楽的求心力を高め、「聴きたくなる」アルバムに仕上げています。

01. Something

02. Got To Get You Into My Life

03. Here, There And Everywhere Featuring 渡辺貞夫

04. And I Love Her 05. Ticket To Ride

06. The Long And Winding Road

07. In My Life

08. Yesterday Featuring 渡辺貞夫

09. Get Back

10. Oh! Darling

11. I Wanna Be Your Man Featuring ムッシュかまやつ

12. Let It Be (Live Version)

過去にもビートルズをカヴァーしてきたが、念願のビートルズ・カヴァー・アルバムとなった。

シャレたセンスのジャズで聴かせ、次はどんなアレンジか楽しみになる。

「Yesterday」など2曲で渡辺貞夫、 「I Wanna Be Your Man」でムッシュかまやつが参加。

少し前だが 最新作のアルバムです。

このアルバムの目玉はあの日野皓正とのコラボですかね!

ケイコ・リーの最新作が、『LOVE XX』という意味深なタイトルが付けられたアルバムだ。

「Autumn Leaves」や「Caravan」といったスタンダード・ナンバーをセレクトし、

過去に歌った楽曲にストリングスをオーバーダビングしたリミックス・ナンバーも交えた企画作。

なかでも、スティーヴィー・ワンダーの「Higher Ground」で日野皓正のトランペットをフィーチャーしたほか、

伝説的な歌手ビリー・ホリデイとの時空を超えたデュエット「I’m A Fool To Want You」なんていうものまである。

今後も楽しみなジャズヴォーカルを展開していくのか楽しみです。

 

勿論、彼女のスタンダードのジャズソングも勿論グットです。

今回は筆者が選ぶ彼女のベストは『リー・ケイコ・スーパースタンダード』じゃないのかな?

懐かしい曲をハスキーな声で実にいい感じに歌います。

1.マイ・ウェイ

2.センチメンタル・ジャーニー

3.静かな星の静かな夜(Corcovado)

4.ティー・フォー・ツー

5.ミスティ

6.ルート66

7.このマスカレード

8.クローサー・トゥ・ワン

9.感情

10.ラ・ビー・エン・ローズ

11.ハニーサックル・ローズ

12.スターダスト

13.サニー

14.ジョニー・ギター

15.私の唯一の愛

16.悪いことを見ている

 

Keiko Lee - Johnny Guitar

 

彼女のエピソードが本番前に突然声が出ない!歌えない、どうしよう…。

お客さんが期待して待ち構える本番直前の楽屋で、涙があふれてきました。

そしてブランデーを大きなグラス1杯になみなみと注ぎ、一気に飲み干しました。

「例え明日から声が出なくなってもいい。 喉から血を流してでも、今日は歌うぞ!」と気合を入れたんです。

すると、奇跡的に声が出た。 酔いは全くありませんでした。声が出ない恐怖の方が先に立っていたから。

こうしてステージで歌っていたら、またハプニング。その日は台風で、今度はマイクの電源が落ちてしまったの。

「地声で歌うのか…」と思いつつ、マイクなしで歌い切りました。もう、そのときの記憶は全然ない。

でも、お客さんは声のことなど全く気付かなかったようです。

こんな話するとなんだか私、トラクターみたいね(笑)。

全く凄いエピソードです、女性の低いハスキーな声って良いですよね!ブラボーと言いながら

 

今回スピカーコードの交換でかなりジャズが聴けたが鳴らす曲によっての接続コードの交換は大変です。

全て上手く鳴るコードって無いんだろうか言いながら・・・・・・・・?


ヴァイオリニスト、ルーマニアの名花 ローラ・ボベスコLola Bobescoのフランクのソナタを聴く

2017年05月28日 | クラシック音楽・オーディオ

昨日この前行った京成バラ園の写真現像をしてました。

中にとても派手なバラを撮ったのを見つけました。バラも新しい色の種類が増えるんですね!

アップすると実に良い色合いです、名花ですかね・・・名花といえば名ヴァイオリニストのローラ・ボベスコ

アンプを替えてから特にヴァイオリンを聴くことが多くなっています。

やっとタンノイⅢLZの素性の良さの一部を聴いた様な気がします、未だ本領発揮とはいえませんが・・・

美人ヴァイオリニストのヴァイオリンを聴きたい、そう言えば五味康祐氏を絶賛していたローラ・ボベスコを。

 

評論家瀬川氏の文章に、(五味康祐)この人から私は、ティボー、コルトー、ランドフスカを教えられ、

あるいはLP初期のガザドウシュやフランチェスカフティを、マルセル・メイエルやモーリス・エヴィットを、

ローラ・ボベスコやジャック・ジャンティを教えられた。1960年代活躍した人々です。

今聴いても十分感銘します。多少音質は落ちても十分納得出来る音楽が聴けます。

最近昔の録音をCD化していますが、ローラ・ボベスコは廃盤して以降CDにした作品は多くなく

日本ライヴ初LP化! したそうですが何と¥24,300と法外な価格に手が出ません(笑)

でも全く便利な世の中になりました、月々1,000円弱でiTunesに登録していますが、

Lola Bobescoと 打ち込めばリストが現れます。その中から曲を選びスイッチ押せば、そこそこの音は鳴ります。

でも登録曲目はそんなに多くないのが弱いところですが・・・・・

貧困老人の音楽好きには老人の、まさに宝箱の様な魔法のアプリケーションです。

いちいちCDを購入しなくても、何時でもPCの前で音が聴ける。これぞ豊楽の極みです。

五味康祐氏は筆者も好きで未だに偶にオーディオ関係の本を読んでいるが、37年年前に 亡くなりましたが、

当時より録音技術も音質は良くなり再現CDが良い状態で聴ける様になったと思う、

しかも iTunes、YouTubeで手軽に多くを音楽が聴ける事は実に素晴らしいことなのです!

最近に至っては其れ以外の音楽配信関係のアプリも増え貧困老人には限りない情報源です。

ローラ・ボベスコ Lola Bobesco, 1921年8月9日 - 2003年9月4日、

ルーマニアのクレーヨーヴァー生まれのヴァイオリニスト。

2003年9月4日没。父にヴァイオリンの手ほどきを受け、6歳で演奏会を開く。

その後、パリに留学してエコル・ノルマルとパリ音楽院で学び、偉大なヴァイオリニスト、

ジャック・ティボーや、 ジョルジュ・エネスコにも教えを受ける。

35年、パリ・デビュー。37年、イザイ国際コンクールで最年少優勝者になり、一躍脚光を浴びる。

第二次大戦後、ベルギーに帰化して国籍を得、国際的にも活躍を続けた。

また、リエージュとブリュッセルの音楽院で教鞭をとる一方、

ブリュッセル・ゾリステン (後にイザイ弦楽合奏団と改称)を組織し、指揮者と独奏者を兼任した。

80年の初来日以降もたびたび来日し、特に室内楽や小品における美しい音色と気品のある演奏で感銘を与えた。

かなり古い演奏ですが、最近の技術のお陰で、調べを堪能できる。

当演奏を聴けば名作であることは言うまでもなく、

ボベスコのようなヴァイオリニストの個性が生きた時代の演奏者の解釈で聴くと感動せずにはいられません。

実に優雅な演奏で癒やしてくれます。なぜ今まで聴かなかったのか疑問である。

YouTubeでも配信がありその一部を誰でも堪能出来る現代は実に感謝の限りである。

 

Silent Tone Record/ヴァイオリン・ソナタ集/フランク,ルクー/

ローラ・ボベスコ、ジャック・ジャンティ /ベルギーDECCA:153 001/LP専門店サイレント・トーン・レコード

 

1952年録音とあります。元はEP盤なんですね!第2次世界大戦終了後から10年後なんですね。

あまりにも有名すぎるローラ・ボベスコ、ジャック・ジャンティのフランクのソナタ

The Alpha recordingsの第2集は ボベスコの最大の魅力である美音を堪能できるヘンデル、

ルクレール、ヴェラチーニ、タルティーニのソナタ集。 此のCDは是非聴きたいですね・・・・・

筆者も大好きなヘンデルのヴァイオリンソナタは是非聴きたい。

それと調べてみますと、其処にはJ.S.バッハの演奏もあるようです。

J.S. バッハ : ヴァイオリン協奏曲のBWV 1041 & 1042等はどの様な音を奏でるのか興味が湧きます。

勿論YouTubeでも配信はあり2 violinsのJ.S.バッハです。

 

Lola Bobesco - JS Bach - Concerto for 2 violins

 

今聴いても聴いても実に優雅で優しさに包んでくれるような演奏に聴き入ってしまいます。

途中までの演奏ですがヴィヴァルディの四季のさわりだけのようですが、 ヴァイオリンの音色の良さに感動を覚えます。

 

Silent Tone Record/ヴィヴァルディ:四季/ローラ・ボベスコ、ハイデルベルク室内管弦楽団/

英ORYX:EXP 2/クラシックLP専門店サイレント・トーン・レコード

 

最新の録音技術は大変良くなっていますので、

ボベスコの得意のクライスラーの曲を始め ローラ・ボベスコは2003. 9. 4(木)に亡くなっていますがこれを期に,

まだ,CD化されていない録音や, CD化されても現在は入手不能なものをCDで発売してくれればいいのですが,

どこかの廉価盤専門レーベルあたりが,ひとまとめの全集の形にしてくれてもいいのですが。

 

Lola Bobesco - JS Bach - Concerto for 2 violins

 

勿論バッハも凄く良いんです。ボベスコ全集なんて欲しいです。

ローラ・ボベスコのCD2〜3枚を購入してじっくり聴いて見ます。ボベスコのヴァイオリンにブラボー!


ジェニー・チィ、CHI BOSSA(JENNY CHI ) 懐かしい60年代当時の感じのボサノバを聴けた

2017年05月26日 | JAZZ・ボサノヴァ


パワーアンプ変更して色々のジャンルの音楽を聴いたが、やはりjazzテイストのものは余り聴かなくなった?ストレートな音は苦手な音か?やはり何処か鳴り方が違うようです。

でもヴォーガルが目の前で歌う感じに聴こえて実にリアルに聴けるのですが、やはり違うんですよ!言ってみれば、牙を抜かれたライオンって感じかな?jazzテイストの部分が全く劣る!でもボサ・ノヴァの様な曲を聴くのは気分良く聴ける。やはり歌声は実に良いのだ!

確かにこの装置を考えれ、箱の程度の音質がどうも限界らしいことは理解できる、どうやらこの先は又泥沼に陥る羽目になる。しかし現状の装置は如何にも中途半端である、ボッサでも聴きながら妄想しましょう・・・・?

今回はスイスと中国出身のジェニー・チーは、90年代初頭に父親のレコードコレクションで初めてボサノバを発見しました。それ以来、彼女はリオデジャネイロの50年代のスタイルに魅了され、最終的にはブラジルに住み、リオとサンパウロで歌と打楽器のレッスンを受けました。リードシンガーとして、ジェニーはスイス、イタリア、ブラジルで、特に彼女自身のバンドChiBossaで、長年にわたって数多くのコンサートに出演してきました。

スイスの女性ヴォーカリストJenny Chi (ジェニー・チィ)と、そのレギュラー・バンドChiBossaのデビュー・アルバムを発掘。

10代の頃よりジョアン・ジルベルトをはじめとするボサ・ノヴァに親しんで以来、敬愛して止まないJennyと、彼女の意を自然に表してくれるバンドとが一体となって作り上げた至福の作品。

スイス・チューリッヒを拠点にブラジル・ボサノヴァ・シンガーとして活躍するJENNY CHI (ジェニー・チィ)。2007年のデビュー作『CHI BOSSA』で、ヨーロッパを中心にUSや日本など国境を越えて注目を集め、続く2009年にはボサノヴァ発祥の地ブラジル・リオ・デ・ジャネイロでレコーディングしたライブ盤をリリース。

落ち着いた佇まいの中にも凛としたヴォーカルの存在感と、洗練されたアコースティック・サウンドの味わいは、ボサノヴァ本来の持つ魅力を今やブラジル人以上に持ち合わせているようで、世界でも屈指の歌姫として評価されている。

Jenny Chi - CD release "nosso mar", October 2013

デビューから7年で通算3枚目のアルバムは寡作なほうかもしれないが、自らのライフ・ワークのままにレコーディングに向かうJENNYの姿勢が垣間見え、『歌うことの悦び』をそのままパッケージしたような親密なサウンドが収められた作品に仕上がっている。

レパートリーは、ソングライターとしての素晴らしさも味わえるJENNYオリジナルが約半数。ブラジル人ギタリスト:ANDRE SIQUEIRAとJENNYの「ブラジル・サウンドにおけるギター+ヴォイスの魅惑」といった嗜好も際立っている。

ボサノヴァ好きの筆者が思うのは、最初にゲッツ/ジルベルトを聴いたことが不幸の始まりで下手なジョアン・ジルベルトの歌と最高のゲッツ/ジルベルトの黄金コンビで満足してしまい、もっと素適なボサノヴァを聴きたいと思い色々なメンバーで聴いたが未だに、未だ此れを越えるメンバーを知らない不幸か。

確かにジェニー・チィが上手いと思う。でもやはりゲッツ/ジルベルトにはかなわない!流石ボッサの源である・・・

Jenny Chi & ChiBossa CD release

此のアルバム等は、スイス発のクール&ビューティ・ボサノヴァ・オリジネイター、JENNY CHIが、ブラジル人ギタリスト:ANDRE SIQUEIRAとのデュオで披露するリオでのライブ・アルバム。ジョアン・ジルベルトの愛唱歌を中心とした名曲を、、掲げていて安心して聴ける。ジョアン・ジルベルトを上手くして歌ってるようです。

洗練されたアコースティック・サウンドの味わいは、ボサノヴァ本来の持つ魅力を 今やブラジル人以上に持ち合わせている世界でも屈指の歌姫として評価されている。このアルバムは初めて彼女自身の叙情的な才能をフィーチャーし、曲の約半分は彼女自身の手で書かれました。曲のリズムとハーモニーはもはや純粋なボサのスタイルとは完全に一致していませんが、それぞれの曲は紛れもなくボサノバの脆弱なメランコリーの影響を受けており、シンプルで感動的で素晴らしく詩的です。兎に角筆者が思うのは英国製のエンクロージャーは特に人の声の再生音が自然に耳に心地良く入ることが特徴でもあろう。実に滑らかである。

優しく流れるサンバ・バチーダとジャジーなアレンジのシンプルな音像、そしてJENNYの飾らない自然な美しさが女性ヴォーカル&グッド・ミュージック。単純な、タッチ、詩的 - 曲のリズムとハーモニーが時々もはや純粋ボッサスタイルに対応していないが、これらの元の組成物は、紛れもなくボサノバの脆弱憂鬱によって影響されます。

生音の親みやすさと、すべて1発録りで行われたセッション・ライブ感覚で、リスナーを60年代当時のブラジルへとタイム・スリップさせてくれる。でも、やはりゲッツ/ジルベルトには遠い! Bossa Novaを聴きだして40年になるが、此のリズムはやはりモダンでお洒落です。

先日撮った江川海岸の写真を現像していたら良く撮れいた写真があり現像しながら、静かな夜明け前の絵に静かに流れるBossa Novaのリズムが合います。

こうして写すと広角からちょい望遠のズームレンズの魅力LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES12060の広角レンズが欲しくなります。明るさがF2.8が魅力とLEICAの銘が光る!

LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S シルバー所有しているが沈胴部分が故障して修理に出さないと使用できなく、レンズが暗いのが不満です。

でもこのレンズの良さは凄くコンパクトで50mm換算で24~64mmは旅行などに重宝します。又レンズの色もシルバーにしてみたのですが、ライカのカメラに似て筆者は好きである。

遠くの光が海面に写し出されいい感じで撮れた!ワイドコンバージョンレンズでワイドにしたのが良かった。

最近TEACのMA-7のメインアンプでタンノイⅢLZで聴いていますが、此の系統の音は乾いたドラムのタムタムの音がJBLのようには聴けない、最悪のシステムかな?歯切れの良いウットベース低音など求めなても全く鳴らなく、歌声をメインに聴くなら絶好の歌が聴けます。

jazzファンからすると当に最悪のシステムかも知れません。スピーカーをKEF Q300に変えても基本の音質は変わりませんでした。

此処でテストをドラムのトリオを聴いてみたが、何か物足りない感じがします。特に打楽器、パーカッション、ドラムについてはいけませんね(笑)当に英国の音なんですかね? でもヴィブラフォンの音は素晴らしいのですが・・・(笑)そのへんは流石タンノイⅢLZです。 変に感心し多いに頷く筆者でした。此れではjazzを聴かなくなりますね!

 ビージー・アデール - 卒業写真&アルバム紹介映像

アレンジに変に納得してしまう、実に聴きやすい・・・此のシステムにはビージー・アデール、エディ・ヒギンズ等は良く鳴りますよ!この音が何処まで変化していくのであろう?当分オーディオ機器の剪定が難しくなるようである。


TEAC MA-7の試聴、J.S.バッハのBrandenburgische Konzerteを聴いてみた

2017年05月25日 | バロック音楽・オーディオ一般

我家に来たTEAC MA-7の試聴を続けて聴きました。

当時ARCHIV盤のカール・リヒター指揮のブランデンブルク協奏曲を購入し聴いていましたが筆者には感じ方が違いどうも馴染めなかった、

そこで同じくARCHIV盤BWV1027~1029の ビオラ・ダ・ガンバの奏者でもある、

勿論所有しています。

ビオラ・ダ・ガンバ奏者アウグスト・ヴェンツィンガー演奏を聴いてみたが、モノーラル盤だが、素朴な感じが気に入り 現在お宝として保管しています。

残念ながらリヒター指揮残念ながらは廃棄した覚えがあります。

 「ブランデンブルク協奏曲」(Brandenburgische Konzerte)という名称は、『バッハ伝』を著したシュピッタ(Philipp Spitta)の命名によるもので、自筆譜にはフランス語で「いくつもの楽器による協奏曲集」(Concerts avec plusieurs instruments)と記されているだけである。

この自筆譜には、代筆されたと推定されるフランス語の献辞が添えられており、2年前に伯の御前演奏をした際に賜った下命に応じて作品を献呈する旨が記されている。

しかし、いつどのようにして御前演奏する機会を得たのかは、献辞に記された日付から1719年のことと推測されるものの、はっきりとは分かっていない。

 筆者の手持ちのレコード盤はARCHIV盤のモノーラルのアウグスト・ヴェンツィンガー指揮ともう一枚は古楽器演奏の草分け的なニコラウス・アーノンクール指揮を持参します。

一般的に有名なのは最近最近リリースしジャケットも昔と同じ感じの物があります。

バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲(1964年録音) 

発売当時は評論家の間では余り評価されなかった、古楽器演奏、レンジが狭い、演奏が悪いと最悪でした。

筆者としては、何か素朴な演奏に新しさを感じ随分気に入りTELFUNKEN盤のLPを購入した記憶があります。

最近の演奏は古楽器演奏が定着し楽器もモダンと古楽器は区別されより当時の演奏の響きに近づいているようで、当時の演奏を体験できありがたい。

ニコラウス・アーノンクール指揮世界初の古楽器によるセンセーショナルな演奏であり、記念碑的録音です。

アーノンクールによるバロック語法が、音楽としての強固な枠組みをはっきりさせ、様々な楽器の会話的醍醐味を満喫させてくれる名盤と現在では言われているようです。

このジャケットの中に入っていた説明書を見ておわかりの様に、 古楽器演奏ですから、随分演奏技術もないと対応出来ないんでしょう?

演奏は今聴いても素晴らしい。しかし、今とは時代が異なるわけで、古楽の演奏様式も違う。

現時点での価値というと、難しい面があるかもしれない。

意外に下手だったんだな、 と思うところもあるし、それが素朴な響きとなっている面もある。

あと、チェンバロにすでにスコウロネックの作が使われたことをこの説明書表記してあります。

それと説明書に当時の演奏の写真があります、

弦の弓は確かに古楽器の弓を使っています、 勿論ガット弦なのでモダン楽器との音質の違いもあり、当時はかなり不評の評論を受けた記憶があり筆者も人前ではニコラウス・アーノンクールの事を話す事を控えた記憶があります。

久しぶりのTELFUNKEN盤保管が良かったのか、反りもなくスムースに鳴ってくれます。

現在はピリオド演奏と言えば納得する時代になったのですから、時代は当に変化しますね!

ブランデンブルク協奏曲がバッハのオーケストラもの、あるいは協奏曲のように編成が大きいもののなかで、管弦楽組曲と並んで最も知名度が高く、昔から広く 演奏されてきたものだということは触れるまでもないのでしょう。

バロック時代のこの分野での最高傑作とか総決算 とか言う人もいます。

作曲時期については色々な説があってはっきりし ないところもあり、また呼び名や曲の成り立ちについては方々で詳しい解説がされていることもあり、ここでは深く立ち入らないことにします。

6曲あるうちの1番と5番が編成が大きく、5番の方はチェンバロ協 奏曲的な趣があり、2番ではトランペットが活躍し、4番ではリコーダー(ブロックフレーテ)が聞け、3番と6番 は弦楽合奏で、特に6番はヴァイオリンなしの低音弦のみで渋い音楽、などとよく言われます。

最近CDも同じジャケットで販売しているようです。

此の6番の通奏低音の音が聴こえる自然にファと鳴る事に此のTEACアンプの良さが伺える。

まるで真空管のアンプを聴いている様な感じがします。

ニコラウス・アーノンクール指揮の(1964年録音)のCDが発売されているようですので考慮中です。

タンノイⅢLZとTEAC MA-7の組み合わせて聴くのは此の程度のメンバーが限界ですかね!

それと笑うのは、KEF Q300で鳴らすとオーケストラも聴ける、

メシア等はKEF Q300が小さくまとまり聞きやすく良いかも知れません。

やはり器楽曲、ソナタが当に良く鳴るシステムですが・・・此のアンプに替えて 一番の驚きは今までピアノ曲が苦手でしたがアンプを替えて非常に良くなったことには驚きました。

非常にアンプにより音は違ってくる事は承知していましたが、こんなに変わるとは思いませんでした。TEAC MA-7のパワーアンプはTANNOYを鳴らす限りにおいては誠に相性の良いアンプで流石TANNOY社のお墨付きを付けただけのことはあるようです。

聴けばわかるが、英国独特の匂いのする音が堪能できた。

やはりモノラルアンプを合体させたTEAC MA-7アンプに小さくブラボー!


ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルのMessiahオラトリオHWV.56を考察する。

2017年05月23日 | クラシック音楽・オーディオ

本日のタイトルを見ると宗教がかっているかの様なタイトルですが、音楽の話です。

今週TEAC MA-7 Armoniaのパワーアンプをセットして、音楽三昧したいと思ったんですが、生憎仕事で朝から遠方に約片道1時間30分の道のりには音楽でもとiPhoneを聴く、最近アップグレードがあり何となく音質が向上しているようです。

聴きながら帰ったら何をテストで聞こうか、迷います。バッハのマタイ受難曲がクリスタルなら土の温もりの漂うヘンデルのメサイヤ(ヘブライ語)メシアは英国人指揮者の英国盤がふさわしい筆者のお宝のLPレコード盤です、(昔は直輸入盤が入手できず、日本プレス盤で我慢してました。)

誠に残念な話であるが、国内プレスの物しか入手出来なかったのが今でも不満ですが・・・・

やはり聴きたいのは声ですね!あの合唱です・・・・・・拙宅にはオーバーハングが定まってないレコードプレイヤーで 日本プレス(ロンドン)のサー・ボールト指揮 ロンドン響&合唱団のレコードを聴きたい。

せめて(3) 受難passion(第24曲~第25曲)だけでも良いので、聴いて見よう・・・・

仕事内容は大した事は無く、そんな事を思いながら帰って来ました。

早速音楽を・・と思っていたら先日直したMacProが故障、しかも直したグラフィックボードが故障です。

翌日前回購入したMacProのメモリーが少ないので32GBの増設をと、メモリー部品を取りにいき、早速装着やはり32GBの力は凄い。多少の重いデーターもサクサク動き、今回グラフィックボード故障したMacPro持ち込む。

此の部品グラフィックボードは保証が付いているので新品と交換して頂いたが、時間は其れなりにかかるようです。簡単に仕事を終わらせ、MacProセッティングをして、熱い珈琲でも淹れ音楽を楽しむ。

 そこでTEAC MA-7そこでの事を調べると下記の様な記事が見つかりました。

此の記事でアンプの事が分かってきます。

タンノイとティアックが『音楽の再発見』と言う共通目的で製作したそうです。

興味のある方はお読み下さい。

デザイン的には凄くシンプルで、本体の裏側にメインスイッチが付いています。

 裏面にメインスイッチがあるため狭いラックを使用した場合は取扱が面倒です。

この辺りの環境デザインは今一であるが其処から奏でる音は独特の癖のある音質のようで、TANNOY専用と言った音がします。

こうして試聴すると、タンノイの技術も相当貢献し此のアンプに期待したようです。TANNOY御用達のクワードの音とも違い此のアンプの持つ独特の癖とTANNOYⅢLZの癖とが実に上手く独自の音を奏で思わず引き込まれる。

総重量は22キロあり、モノラル2基構造のためか?ずっしりと重い、メインアンプって実に重い。

 

さて今日の本題に入りましょう。

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル ドイツ語: Georg Friedrich Händel 英語名でジョージ・フリデリック・ハンデル、George Frideric Handelと呼び、イギリスの作曲家として扱うべきとする意見もある。

何かとバッハと比べられるようですが、日本では母『音楽の母』呼ぶこともあるが、これは日本人がヘンデルをバッハと 対等の存在として位置付ける意味で考案した呼び名であり、欧米にはこのような呼び名は存在しないようだ。

バッハが主として教会の礼拝で用いる音楽(教会音楽)で活躍したのに対し、

ヘンデルはオペラや(劇場用の)オラトリオなど、劇場用の音楽で本領を発揮した。特に、オラトリオ《メサイア(救世主)》は曲中に有名な「ハレルヤ・コーラス」を含み、今日でも非常に有名で良く聴く曲です。 後は、オペラ、オラトリオや世俗カンタータの他、管弦楽曲としては、管弦楽組曲《水上の音楽》《王宮の花火の音楽》が有名。

また、合奏協奏曲、室内楽、オルガンやチェンバロのための作品がある。

筆者はヘンデルの良く聴く曲にヴァイオリソナタとメサイヤ(メシア)があります。

最初はアルフーフ盤のカール・リヒター指揮のレコードで聴いていましたが、ボールト指揮の物を教えて頂き、当時購入した45.6年前の愛知の田舎ではレコード専門店も少なく、散々苦労してボールト指揮 の日本プレスを購入しました。

調べて見ますと、1967年にプレスされた模様です。相当古い物ですね(笑)購入は45.6年も前になります。

オラトリオ《メサイア(救世主)》は曲中に有名な「ハレルヤ・コーラス」を含み、今日でも非常に有名であるが3部構成の約2時間半のこの大曲の楽譜をヘンデルはわずか24日間で書き上げたと伝えられます。

 聞いた話ですが、作曲するころ、ヘンデルは失意のどん底にあり、すべての俗事を忘れてこの曲に没頭し、感動のあまり涙に泣きぬれて筆をすすめたといわれるが、人間、究極のところでは、 ヘンデルほどの才能ある芸術家でも人を衝つのは自らの涙によってであることを、この挿話は教えてくれる。 

救世主メシアは、ヘブライ語のマーシアハの慣用的カナ表記で、「油塗られた者」の意。

メサイアは、Messiah の英語発音。 出エジプト記には祭司が、サムエル記下には王が、その就任の際に油を塗られたことが書かれている。

後にそれは理想的な統治をする為政者を意味するようになり、さらに神的な救済者を指すようになった。

ユダヤ教におけるメシア(w:Jewish Messiah)はダビデの子孫から生まれ、イスラエルを再建してダビデの王国を回復し、 世界に平和をもたらす存在とされている。

やはりハイライトは(3) 受難passion(第24曲~第25曲)

まずテノールがアコンパニアート(第24曲)で、イエスをあざ笑う民衆の様を歌います。

続く第25曲の合唱がその民衆があざ笑う言葉で、 「彼は神を信じているのだ。それなら神が助ければいい。本当に神のお気に入りなら、神は助けてくれるはずではないか。」という現実的な奇跡を示せという内容です。

おなじような民衆の声はマタイ受難曲などでも歌われています。

当時の民衆の神の捉え方はそういうものだったのでしょうか。

ヘンデル オラトリオ「メサイア」第2部 HWV 56 ボールト指揮 ロンドン響&合唱団

 サー・エイドリアン・ボールト指揮が良い、筆者の持っているLP盤は残念ながら直輸入盤ではなく、日本でプレスしたものです。

全体にテンポがやや遅めなので歌手は歌いやすいでしょう。 英語で歌うボールト指揮が良いのか?やはり「メサイア」はドイツ語より英語が良いかな? やはり古さを感じさせる音です。

でも、せっかく再会したのでいつまでも大切に聴き続けて大切に保管していこうと思います。

やはり古い音がしますね、いやぁ時代がかった演奏ですね。オールドタンノイにはロマンティックです。昔ながらの「メサイア」を楽しみたい方にはこれがイチオシです。

ヘンデル オラトリオ第3部 (3) 受難passion(第24曲~第25曲)HWV 56 ボールト指揮 ロンドン響&合唱団

やはり何度聴いても終了時には感動を覚えます。

処分出来なかった、と言うより処分しなかったレコード盤の一つでしょう。オールドタンノイⅢLZこの様な古いレコードの音は実に良く鳴ります、MA-7 Armoniaの音はLINN、オーレックス、等と比べますと音源が近くに聴こえるため、説得力があるようです。

全体で聴く弦の音も良いようですが、今一オーケストラには迫力不足はスピーカーのようです。

でも深夜音量を小さくして聴いていますが、受難passionは十分満足出来る音のようです。只一つ不満はヴァイオリンがヴィオラに変わる所があるようです。今後の課題点です。

ヘンデルとバッハが存命していた当時のヨーロッパにおいては、バッハはヘンデルよりも格下の扱いを受けており、 両名は決して対等の存在ではなかったと言われる。

当時のライプツィヒの新聞で作曲家の人気投票を行ったところ、1位はテレマンで、ヘンデルは2位、バッハは7位だったという記録がある。

あのバッハが7位だって!やはり教会音楽、教育音楽が圧倒的に多いバッハは庶民からはやはり違った存在だったのでしょう。

此処まで聴くとやはりオールドタンノイⅢLZの締めには聴きたくなる最後にCDでアルフレード・カンポーリ編最後にピアニスト、ジョージ・マルコムとの共演による、ヘンデル作品ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調 実に素晴らしい。又々ブラボー!

いい音楽を聴くために。やはり良いレコードプレイヤーとMCトランスを探してみよう。